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地雷を踏みながら考えていること【推し活note】


文章を書く中で出会う「自分」

私は昔から文章を書くのが好きだったのですが、一時期子育てと仕事の両立が忙しすぎて、仕事以外の文章を書かない時期がありました。バンタン沼へ来てそれが復活し、今はウキウキ書き倒しています (*'▽')ヒャッホイ

ここで初めて経験した要素が、「ファンダム」です。
同じ推しを持つファンの集団に属した上で、ファン発信の文章を読み、かつ自分も書く、というのは未経験だったんですよね。そういえば。

地雷を踏んでいく人生

私は自分を人と比べたことがあまりなかったのですが、色々バンタン記事を読み書きしていると、自然と「何か違うな」と思うケースが出てきます。
要するに、自分の個性というものに気づくシーンがあるわけですが、そのうちの1つに「わりと地雷を踏む」というのがありました。いきなりか。

いや、言い訳をさせていただくとですね、これは関西人としての本能もあるんですよ。やっぱ一歩踏み込んだネタが一番面白いから!
え、そんなことない!?

何故「#/BIGHITはJINを保護する」ハッシュタグ総攻が発動しないのか。解せぬ。

ウリ長兄におかれましては、己が高級ジュエリーアンバサダーのWWHであり、小学生は20年くらい前に終わっているということを覚えておいででしょうか。かわいい顔で言っても、💩はチョコボールにならないのですよ!?

「【Run Jin】感想まとめ:#19~#21【fromX】」より

地雷地帯でダンチャレする姿勢もお笑いならまだいいんですが(いいのか)、少し違う方向へ行くと「めっちゃ考えたから読んでもらいたいけど、出すのはちょっと悩む!」案件が爆誕するんですよね。

それがセンシティブ記事。
いわゆる、業界で暗黙の了解により皆があまり触らない、もしくは絡まれや炎上防止のため迂回表現で書かれていることが多いので全容がよくわからず、たまに英語アカウントが長文で怒ってるの見かけてようやく「そうだったのか」って思うようなネタです。

「おもろいからいっとこ」という精神が別ベクトルで炸裂すると、推しの迫害論とかになるとか、怖いですね(他人事)

楽屋裏の話

先日ある記事を出したんですが、それは一旦書いたものの「あーこれはセンシティブだな……」と思ってしばらく寝かせてたやつでした。

内容は、推し活を通して自分の中に「倫理観」というものがあることを発見した、というもの。
どこがセンシティブなのかというと、内容が内容だけに、引っ掛かった部分を詳細に眺めて自分にとっての倫理違反はここ、と指さし確認する内容だったので、対象になった発言を晒してしまうし、「私のこと!?」って思う人が絶対出てくるだろうと思った点です。

そりゃもう、自分の中で納得できるものを書けたから出したい、という欲望と、でも流れ弾が発生するよね!?という警戒心とが葛藤しましたね!

まったく特定できない形に直すことも考えたんですが、そうなるとぼかしすぎて何言ってんのかわからない上に、やっぱり「私のこと!?」って思う人が出てきそうだったので、めっちゃ悩みました。
検索AIを弾くため、初めての有料記事にして課金ロックしようかと、半分本気で考えましたね。

まあ、結局出したんですが。

何でそんなん書くの?

この点については定期的に悩んでるのですが(それだけ悩むようなものを書いてきたってことなんですけど)、自分にとっての動機付けはやはりここになります。

推しの気持ちは推察することしかできないけど、もしかしたら、もしかしたら日本人が心配するような深刻さとは少し違う受け取り方をしているのかもしれません。
できればそう思っておきたいですし、あの時、本当に心から嘆き、悲しみ、推しのために憤った人たちの心が、少しでも軽くなるといいなと思います。

受けたショックはなくならないと思うけど、そして次またどこでこういう感情的な爆弾を食らうかはわからないけれど、違う国には違う感覚があるかもしれないと知っているだけで、少し耐性ができるかもしれません。

「【記事紹介】葬式用花輪をプラカード代わりにする話【異文化最前線】」より

センシティブな件への言及についてはやはり迷うこともありますが、個人的には「誰かが検索した時に出る意見を増やしたい」という気持ちが勝ちます。
情報や視点が多様であるほど、世の中への理解は柔軟になりますし、結果として選べる道が増えます。選択肢は多い方がいいと思っています。

「【noteの活用】ファンダムの中で、情報の行方を考える【記録と共有】」より

要するに、「ないよりある方がいい」精神です。

今まで色々葛藤してきたんですが、大抵どこかで「まあ出したらええやん」が勝つんですよね。
学校でネットリテラシーを教えられている子どもが知ったらゲンコツパンチが飛んできそうな判断ですが、やっちゃうお母さんですいません。良い子はマネしないでね!

時々フォロワーさんにも「大丈夫ですか?」とご心配おかけしており、申し訳ないと思っています。いつもすみません( ;∀;)ホントニ

センシティブ案件から学んだこと

おかげさまで、前回出した記事はたくさんの方に読んでいただけました。
note始めて以来、こんなにレスもらったの初めてという勢いで、マシュマロやDMも含め多くのご意見をいただきました。本当にありがとうございます。

それらを拝読していく中で、また新たな学びがありましたので、共有します。ニーズがあるかどうかは別として、地雷を踏む側からの気づきとして、ご査収ください。

①モヤモヤ圏の予想外な広さ

色んな意見を拝読して、私がまず驚いたのが、
「皆、そんなにモヤモヤしてたんだ」
ということでした。

こういう記事を書いていることでもバレバレかもしれませんが、私はモヤる前に解剖する派です。
そのため、そうじゃない人がいることは理解していても、つい人口比を自分サイド多めで想定してしまうんですよね。解剖派とモヤモヤ派なら、4:6くらいかなー程度に思っていたのですが、もしかしたら1:8(残り1は無視だよ派)くらいなんじゃないかという疑いが生まれました。

えっそんなに?( ゚Д゚)

楽しい推し活であえてそんなもの見たくない派の人とか、いらんことは考えない派の人とかもいると思いますし、まあモヤモヤが晴れてない人はあまり書き込まないだろうから差し引きしたとしても、私が思ってたよりはずっとモヤモヤしてる人は多い気がしました。

②想定を越えたスキの量

気が付いたら、あの記事は私が過去書いた記事の中でスキ数トップになっていました。これにはビックリしました。

書いた本人的には、テーマは「倫理観」だし、めっちゃ長いし、考え方はわりと(?)尖ってるしで、我ながらえらいとこ踏んでいくなと思っていたからです。
こんな一般性のない記事がそんなにたくさん反応をいただけるとは、思ってもみませんでした。

でも色んなご意見を読んでいて、あの記事は「モヤモヤの蓋を開ける役割」をしたんじゃないかと思いました。何か思っていて言いたいけど言えないものに、形を与えるきっかけになったのではないかと。
「スキ=同意」と捉えると違和感がありますが、それなら理解できます。

実際、いただいたご意見の中には「記事を読んで開いた扉から出て来たもの」を語って下さっている文章も多く、私はとても興味深く読みました。
人様のベッドの下に何が住んでるかなんて、普段聞く機会はありませんものね。

このモヤモヤはベッドの下の怪物と同じで、一度巣くうとずっと住み着いてしまい、電気をつけて確認しない限り恐怖で人を縛ります。
その不自由さを、私は気の毒だと感じます。できることなら、電気をつけてあげたくなります。

「【閲覧注意】何故私たちは 「愛」 に権力を与えるのか【推し活と倫理】」より

③スキ(♥)数の意外な影響

そしてもう一つ心に残ったのが、「この記事へのスキの数やコメントを見て安心した」というご意見でした。
これは正直盲点でした……!

私はバンタン沼でも、わりと人の少ない獣道を走りがちです。
要するに、同意者の有無をあまり気にしないタイプなんですよね。ある意味、地雷適性があると言えなくもない ( ;∀;)ヤダコノコ
そのため、そういう発想がありませんでした。

記事を出す時、私は「ダメなら消すかロックしよう」と思っていました。
あるいは限定公開にしてしまえば見たい人だけが来るだろうから、平和に住み分けるにはその方がいいのではないかと。

でも、そこに意見があり、それに付随する他の人の反応が見えること自体に意味が生まれるという見方もあるんですね。
記事をクローズドにせず公開することについて、改めて考えさせられました。

皆さんありがとうございます

こういった経緯を経て、最初の「ダメならロックしよう」という考えは、「これはそのまま置いておこう」に変わりました。
コメントの多さから、期せずして「モヤモヤについてつぶやいてもいい場所」みたいになったんじゃないかという気もしたからです。

SNSで安全に生きるためには、炎上は避けるべきですし、その観点から行くとセンシティブな意見は出さない方がいいとは思います。
自分はウォッチャーでもあるので、子どもにはそうしつこく教えるでしょう。

でも、書いて出してみないと学べないことも、世の中にはたくさんあるものだと思いました。
今回反応をいただいたことで、私は自分以外の世界をまた一つ理解したような気がしますし、皆さんがクローゼットにしまいこんでいたやわらかい感情を知ったことで、これまでよりもう一歩ARMYを好きになりました。
自分もARMYなんですけどねw

これからどんな記事を書くかはその時の気分次第でしょうが、今回学んだことはきっと自分の中に残ると思います。そうやって変化させ合う関係、それも「愛」の1つなのでしょうか。
バンタンは色んなものに出会わせてくれるなと感心しつつ、地雷地帯と花畑の混在する沼を歩んでいる私ですが、行く末を見守ってやっていただけると嬉しいです。


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