【SWIM】Tyler Spry「BTSは、休止期間に入る前とは根本的に違う人間」【Please】
Billboardインタビューが続く
昨日はBillboard Korea、今日はBillboard……大分混ざってきますが、今日はBTS5thフルアルバム「ARIRANG」で、タイトル曲『SWIM』と『Please』のメインプロデュースを務めたTyler Spry(タイラー・スプライ)編です!
Tyler Spry
グラミー賞受賞歴を持つ世界的なヒットメーカーであり、人気バンド・OneRepublicのフロントマンであるライアン・テダーの右腕。
私はBTS周りのインタビューが好きで色々読んでるんですが、「ARIRANG」からは明らかにトーンが違いますね。ギアが一段上がったのを感じます。
バンタンは完全に「偉大なアーティスト」として捉えられていて、皆が「一緒に仕事ができて光栄だ」というスタンスから彼らを見ています。そういう中で面白MV出してくるバンタンは心臓が強いな……!
今回組んだ海外PD勢は、欧米っぽい朗らかで熱量の高いリスペクトをぶち上げていく人が多いので、コメントも読んでいて楽しいです。
欧米音楽業界のプロ達を次々驚かせる、バンタンのシゴデキっぷりと仲の良さは最高だな……!!
元記事
注意書き
申し訳ないですが、素人仕事なので品質保証はしかねます💦
引用する時は、この記事へのリンクを貼っていただければと思います。
※リンクや訳注は私が挿入しました。
会話和訳
プロデューサーTyler Spryが語る、BTSの『ARIRANG』スタジオセッションの裏側:「僕たちはある種の魔法を捉えようとしていた」
BTSはカムバックのヒット曲を書くために、ソングライターとプロデューサーの小さな軍団を招集した。Spryが、LAのソングキャンプの内部の様子を明かしてくれた。
文:Abby Webster(アビー・ウェブスター)
プロデューサーは、10年を代表する世界的スーパースターのためにBillboard Hot 100で1位を獲得するヒット曲を生み出した後、次なるステップとして何をするのだろうか?
Tyler Spry――記録破りのタイトル曲『DtMF』での作曲/プロデュースのクレジットを含め、Bad Bunny(バッド・バニー)のグラミー賞受賞アルバム「DeBÍ TiRAR MáS FOToS」を世に送り出した精鋭制作チームの一員――にとって、その答えは「もう一度同じことをやる」、それも今回は、世界最大の別のアーティストである「BTS」のために、ということだった。
Jin、SUGA、j-hope、RM、Jimin、V、Jung Kookがそれぞれの兵役を終えるまでの4年間、個々の活動を模索した後、この韓国のボーイズバンドにとって2022年以来となる変幻自在のプロジェクト「ARIRANG」は、文化的な遺産にルーツを置くことで再びグループを結集させている。
同時に、世界中から才能(Diplo(ディプロ)、Ryan Tedder(ライアン・テダー)、Kevin Parker(ケヴィン・パーカー)、El Guicho(エル・ギンチョ)、JPEGMAFIA(ジェイペグマフィア)など)を起用している。
「単なる音楽の集合体という以上の大きさを持つこの2つのアルバムに携わることができて、本当に幸運です」と、SpryはシルバーレイクのスタジオからBillboardに語った。
彼はBad Bunnyのアルバムがリリースされてからそう長く経たないうちにこの最新プロジェクトの作業を開始し、2025年の初めにはBTSのチームにアイデアを提案していた。
最終的に「ARIRANG」の軽快な後半部分に収録されることになったR&Bトラック『Please』によって、このプロデューサーは昨夏LAで開催されたソングキャンプへの参加枠を、Tedderの音楽出版社であるRunner Musicのコラボレーターたちと共に獲得した。
Netflixのドキュメンタリー「BTS: The Return」でもその一部が捉えられているこれらのスタジオセッションの中で、トランス(訳注:電子音楽のジャンル)のようなリードシングル『SWIM』が誕生した。
「最高の曲のいくつかは、まるでどこからともなく降ってくるんです」とSpryは言う。
「まるでどこかにずっと存在していて、それに手を伸ばして掴むために、適切な精神状態にいる必要があるだけ、という感じです」。
『SWIM』については、その閃きが「本当に何の苦労もなく自然に起こりました」と彼は指摘する。
「多くの場合、1つの曲のために戦わなければなりません。そこに本当に良い何かがあるのに、どうしても形にできないことがあるんです」。今回のケースでは、基本的な構成は30分も経たないうちに肉付けされた。
Produced by Tyler Spry, Leclair
James Essien, Sean Foreman, Tyler Spry, Jamison Baken, Ryan Tedder, RM, Kirsten Allyssa Spencer, Derrick Milano, Pdogg
Spryと、Diploのレーベルに所属するLeclair(ルクレア)がそのラフなビートを形にした後、Tedderがすぐさま2番のヴァース(訳注:Aメロに近い導入パート)をフリースタイルで歌い上げ、その後トラックはより長時間の調整プロセスへと引き継がれた。
「その時にRMが入ってきて、彼らはこの曲についてより真剣に考え始めたように思います」とSpryは言う。
「彼は、この曲をBTSがリードシングルに抱いていたビジョンにどう合わせるかを見つけ出そうとしていました」。
グループが自らに課した3月という締め切りのプレッシャーが本当に高まり始めたのは、7人がレコーディングを終えるためにソウルに戻ってからだった。
地球の裏側で作業していたため、Spryの元にはBTSの長年の共同制作者であるPdoggからのボーカルデータが真夜中に届くことがあった。
彼は、友人の誕生日パーティーを抜け出してHYBEのスタッフたちと一緒に『Please』のミックスを聴いたことを回想している。「カオスでしたよ」とSpryは笑う。
「でも、そのカオスが大好きなんです。カオスの中でこそ力が発揮できる。それがプロデューサーとしての僕の仕事ですから」。
以下でSpryは、LAのスタジオセッションやその後の期間における、「ARIRANG」のトラック制作のストレスと「魔法」について、さらに将来のBTSのプロジェクトで世に出るかもしれないいくつかの「本当に良い」楽曲について、Billboardに語ってくれた。
Billboard:
「ARIRANG」は現在Billboard 200で1位を獲得し、『SWIM』はBillboard Hot 100、Global 200、Global Excl. USの各チャートで首位に立っています。この反響についてどう感じていますか?
Tyler Spry:
正直なところ、この反響には驚いています。BTSが世界で最も偉大なアーティストの一つであることは認識していましたが、私たちがこのプロジェクトを始めた時、それは非常に野心的でしたし、ファンや一般のリスナーが予想していたサウンドとは間違いなく違うものだと思っていました。
彼らが(『SWIM』を)ライブでパフォーマンスするのを見るのは最高にクールな経験でした。それまで見たことがなかったんです。
BTSに関するすべては非常に秘密裏に進行し、厳重に管理されているため、事前にMVやパフォーマンス映像を見ることはありませんでした。
LAの小さなスタジオで作った曲を、この伝説的なアーティストたちがステージで歌い踊っているのを見るのは、本当に興奮しました。
Billboard:
どのようにしてこのアルバムに関わることになったのですか?
Tyler Spry:
昨年の初め、僕は音楽出版者であるRyanと一緒に、誰とコラボレーションしたいかについて腰を据えて話していました。
彼が、BTSがカムバックする予定だと言及したんです。正直、BTSと曲を作るなんて、高すぎるというか、ほとんど実現不可能な目標のように感じました。でも僕は挑戦が好きなので、一か八かやってみようと決めたんです。
音楽出版者(Music Publisher)
楽曲使用に関連するビジネス全般を担当。楽曲の「著作権」マネジメントや楽曲開発・調整・クリエイター育成などを担う。
ウエスト・ハリウッドにあるRyanのスタジオで数週間過ごし、アイデアを出し始め、チームに送り、定着しそうなものを探しました。中にはポップすぎたり、『Dynamite』や『Butter』のような彼らの初期の英語曲に近すぎるものもあったかもしれません。
でも僕たちは調子を掴み、新鮮でエキサイティングに感じられるサウンドを見つけ始めました。
Billboard:
それはLAでのスタジオセッションの前だったのですか?
Tyler Spry:
ええ。それ以前に僕が公式な立場でプロジェクトに参加していたとは言えません。僕とチームはただスケッチを描き、色を塗り、レーベルやバンドにとってエキサイティングなサウンドを見つけようとしていただけです。
LAのライティング・セッションの前に、まさにそんな感じのものを見つけました。
それが最終的に『Please』という曲になり、いくつか変更を加えた後、アルバムに収録されました。それが、彼らがコンウェイ・スタジオで開催していたソングキャンプへの入場券になったんです。
(Runner Musicからの)クルーは主に僕、James Essien(ジェームス・エシアン)、Sean Foreman(ショーン・フォアマン)、Ryan、そしてSam Homaee(サム・ホマエ)でした。
そして、素晴らしいソングライターやプロデューサーの集団がいて、コンウェイでは人々が絶えず入れ替わり立ち替わりやって来ていました。
それが去年の6月か7月のことです。でも最初は、僕たちはBTSと同じ部屋にはいませんでした。
開催者が僕たちを招待してくれたんですが、そこには提案するためのアイデアを作っている人たちがたくさんいました。
Billboard:
『Please』の制作プロセスについてもっと教えてください。
Tyler Spry:
毎日ゼロから、完全に仕上がり洗練されたアイデアを書いていたわけではありません。
むしろ、僕たちはある種の魔法、奇跡的な瞬間を捉えようとしていたんです。『Please』は結果的にその一つになりました。
Produced by Tyler Spry
Tyler Spry, James Essien, Ryan Tedder, RM, SUGA, j-hope
僕はただ、古いソウルのようなサウンドのキーボードやギターを切り刻み、変則的なヒップホップのドラムを組み立てていました。
これはアルバムの中で唯一、単独のプロデューサー・クレジットを持つ曲なので、メンバーとパン議長が僕を信頼して、この曲を最後まで完成させてくれたことは非常に大きな意味を持っています。
この曲を書いた日、僕は家に帰り、Almost Monday(オールモスト・マンデー)というバンドの友人Dawson(ドーソン)と僕の妻、そして僕の3人で、キッチンのダイニングテーブルを囲んでギャング・ボーカルを歌いました。
そこに彼らが共鳴するような生々しい質感があったため、バンドはそれをそのまま残すことに決めました。コーラスのバックグラウンドで、ごく小さく聞こえるはずです。
ちなみに、クレジットには「Gang Vocals」というのもあります。
ヒップホップでもよく使われる、シュプレヒコールのような荒い叫びのことだそうですが、「ARIRANG」では『Aliens』『2.0』にラプラが参加しています。
『Please』ではPD陣が全員これに参加しており、俺らもやろうぜ!感が漂ってますw
Billboard:
一緒に曲を作る相手としてのBTSの第一印象はどうでしたか?
Tyler Spry:
BTS全員と同時に作業したわけではありません。あれだけ多くの声が一部屋に集まったら、カオスになりますから。
でも、1対1で作業する機会がありました。
Jung Kookは素晴らしいソングライターであり、信じられないほど素晴らしいシンガーです。彼はオートチューンなしで歌い、すべての音程をヒットさせることができます。
Vはとても温かくて優しく、素晴らしい音色を持っています。
言葉の壁が少しあっても、彼はとても面白い人です。スタジオでは冗談を言い合って楽しんでいました。
RMはグループの兄貴分のような感じです。自分が何を望んでいるかを知っています。他のメンバーを巻き込み、盛り上げる手助けをしています。とても良いエネルギーでした。
正直に言って、BTSはアーティストとしてだけでなく、僕が出会った中で最も素晴らしい人たちの一人です。一緒に仕事ができたのは本当に光栄な経験でした。
彼らと一緒に作り、彼らがクリエイティブに深く関わった曲の中で、まだ日の目を見ていないものがいくつかあります。ですから、僕の一存では決められませんが、いつかそれらが世に出ることを願っています。
Billboard:
BTSは、今後のソロプロジェクトのために、スタジオセッションで使われなかった曲のいくつかをすでに確保したと言及していましたよ。
Tyler Spry:
ええ(笑)
誰がどの曲を確保したのか、僕も絶対に知りたいですね。本当に素晴らしい曲がいくつかありますから。
🐻V:僕はそこで(ボツになった中から)保存した曲がいくつかありますよ。
Billboard:
アルバム制作中、BTSはどのように意見の相違を調整していましたか?
Tyler Spry:
全員の声が確実に届き、すべての意見が尊重されるように、BTSは本当に素晴らしい仕事をしていました。彼らが無駄を削ぎ落として完成させた最終的なアルバムは、すべてのメンバーが本当に望んでいたものを抽出した純度の高いバージョンになっています。
彼らと一緒に作業する中で最高の音楽が生まれたのは、僕たちが自由に何でも試せる空間を作った時でした。
例えば、SUGAがマイクの前に飛び入りして、知り合って数日しか経っていないソングライターやプロデューサーたちの前で、リラックスしてフリースタイルでラップを披露するような。
あるいは、Jung Kookが僕たちの考えた歌詞のコンセプトについて「最悪だね、気に入らない」と言えるような(笑)
もちろん、素敵な、優しい言い方でですよ。
また、RMが「あ、そのヴァースはクールだけど、僕たちはそういう言い回しはしない」とか「それは僕たちのフロウじゃない」と言ったり。
Billboard:
『Please』の歌詞の一部も、そうした調整の結果であるように感じます。元の歌詞は出回っているんですか?
「前、後ろ、左、右から抱きしめて」というフレーズは、もともとは別のものだったのではないかという推測があります。もう少しPG指定(年齢制限)が甘くないものだったのではと。
Tyler Spry:
もしかしたら元々は別のものだったかもしれませんね(笑)
ノーコメントです。
つまり、最高のソングライターやプロデューサーの多くは自身もアーティストですが、他の人のために音楽を書く時は違う役割を果たすことになります。
僕たちの仕事は、彼らが存在できる「部屋」を作ることでした。 しかしスターはBTS自身です。
彼らがその部屋に足を踏み入れた瞬間に、それに命が吹き込まれるのです。
『Please』のような曲では、コードやドラム、メロディーでムードを設定し、そこに彼らが入ってきて、自分たちが何を言いたいか、どう表現したいかを見つけ出すんです。
Billboard:
『SWIM』がリードシングルに選ばれた経緯について教えてください。
Tyler Spry:
『SWIM』は繊細な曲です。彼らは音域の限界まで声を張り上げているわけではありません。メロディーも特別激しく動くわけではありませんが、耳から離れない曲です。こっそり忍び寄ってくるんです。
彼らの中でも、最終的にそういうことが起きたのだと思います。
その日、僕たちはDiploと契約しているLeclairとペアになりました。
僕たちが作業する時、完成した洗練されたアイデアを提出しようとしていたわけではないので、2〜3曲書いていました。参考曲は何もありませんでした。
Leclairと僕でラフなビートを組み立て、JamesとSeanがソファでフリースタイルをしていました。
コーラスは本当にどこからともなく降ってきたんです。 あまりにも繊細な曲なので、最初は誰もが不安だったと思います。「これが『Dynamite』だ、これがスマッシュヒットだ」という感じではありませんでしたから。
でも、その曲を書いてから2週間後のことを覚えています。
僕がコーヒーを淹れにラウンジへ向かっていると、Vの前を通り過ぎました。彼は一人で「SWIM, SWIM」とハミングしていたんです。僕に聞こえていることすら、気づいていなかったと思います。
その時、「よし、何かを掴んだぞ。おそらくこの曲になるだろうな」と確信しました。
Billboard:
その2曲を対比させるのは興味深いですね。
というのも、BTSが『Swim』について話し合っていた時、彼らはそれが『Dynamite』を思い起こさせると言っていたからです。それは主に、それが非常に予期せぬ選択だったという点でですが。
Tyler Spry:
BTSの周りにはPdoggやパン議長のような信じられないほど素晴らしいチームがいますし、彼ら自身も明らかに素晴らしいライターです。
BTSが僕たちのような人間のところに来るのは、自分たちを新しい方法で世界に向けて物語るための手助けを求めているからです。
だから僕は『Dynamite』のような基準を引き合いに出すんです。
あの時点で、あの曲が彼らを全く新しい層の人々に紹介し、新しいファンを獲得したものだからです。
僕たちは今回、彼らのコアなファン層と彼らのルーツを尊重しながら、同じことをしようとする任務を負っていました。
BTSは、休止期間に入る前とは根本的に違う人間になっています。彼らは大きく成長しました。テイストも、声も変わりました。
そのプロセスを導くのは気後れするような作業でしたが、最終的に僕たちが作り上げたものを本当に誇りに思っています。
この反響を見てください。
数ヶ月前にはBTSを聴いていなかったたくさんの人々が、今はBTSを聴いているんです。
Billboard:
『Swim』はアルバムに収録された3つの英語曲の1つでもあります。これについて、何か大々的な議論はありましたか?
Tyler Spry:
今はこれまで以上に、歌われている言語がその曲が届く聴衆の規模に必ずしも影響を与えない時代になっています。
僕は幸運にも、6週間前にBad Bunnyの『DtMF』がスペイン語のシングルとして初めて(Billboard Hot 100、Global 200、Global Excl. USチャートを同時に)首位を獲得するという経験をしました。
そして今度は――英語曲ではありますが――『SWIM』がHot 100の1位です。
韓国のアーティストがアメリカのチャートで、です。 僕は自分がこのアルバムの一部であることを本当に誇りに思います。
「DeBÍ TiRAR MáS FOToS」と同じように、アーティストとしてのBTS、そして彼らの出身国を非常に深く表現していると感じるからです。
アルバムの大部分を韓国語で制作すると決めたのは、非常にカッコいいことだと思います。
単に巨大なビジネスプロジェクトに焦点を当てた戦略的商品を作るのではなく、人生のこの時点でのクリエイティブな彼ら自身を切り取ったスナップショットになっているからです。
Billboard:
「ARIRANG」はタイトなスケジュールで制作されたように見受けられました。スタジオでそのプレッシャーを感じましたか?
Tyler Spry:
ソングキャンプの重要度は非常に高かったものの、プレッシャーや競争を感じさせられることは誰一人としてありませんでした。
明らかに、僕たちは皆BTSのカムバックシングルを書きたいと思っていましたが、どの日もスタジオに行けば、「スタジオBに友達が来てる、スタジオAにも友達がいる」という感じで、皆で一緒にランチを食べ、ハイタッチをし合って、自分たちが作った曲を聴いていました。
彼らが『SWIM』『NORMAL』『Please』を手に入れ――プロジェクトの初期の楽曲の大部分が揃い――そしてアルバムを本格的に組み立て始めた時、プレッシャーがのしかかり始めました。
ボーカルのパフォーマンスを完璧にし、ミックスを完璧にする――アナログ盤やCDの生産期限に間に合わせるため、その段階では本当にプレッシャーにさらされていました。
Billboard:
このアルバムでBTSメンバーと一緒に仕事をして、特に記憶に残っている瞬間はありましたか?
Tyler Spry:
僕がV、James、Seanと一緒に曲を書いていた時の動画がネットに上がっています。
あの動画はアルバムに収録されたどの曲の制作風景でもありませんが、メンバーたちとスタジオで過ごした中で最も楽しかった日の一つです。
僕たちはただ飛び跳ねながら歌を歌っていました。クリエイティブな意味で、スタジオで最も自由を感じた日の一つだったと思います。
だから、あの曲が日の目を見ることを願っていますよ。
※下のインスタの3ページ目
Billboard:
Netflixのドキュメンタリーではクリエイティブな苦悩がたくさん描かれていたので、そういった楽しい時間があったと聞いて嬉しいです。
Tyler Spry:
スタジオではメンバーたちと本当に楽しい時間を過ごしました。
先ほども言ったように、SUGAが稲妻のようにソファから飛び起きてブースに駆け込み、どこからともなくヴァースをフリースタイルで歌い出すような時が間違いなくありました。
また、Jung Kookが「アイデアがあるんだけど、マイクに入ってもいい?」と言って、SM7(訳注:マイクの品番)に向かい、ヤバいくらいに最高な、ただただ完璧で天使のようなメロディーをぶちかましてくれることもありました。
僕たちは、彼らが何でも安心して試せるような空間を作ることに本当に努めていました。そして、それは達成できたと思っています。
感想
アルバムの大部分を韓国語で制作すると決めたのは、非常にカッコいいことだと思います。
アルバム発売後、「英語が多すぎる」という反応をよく見かけましたが、彼から見たらこうなるんだ、と興味深く思いました。
全体的に、作業の中でバンタンが主導権を握り、目指すものを明確にしている様子が窺えますね。
グクの「ヤバいくらいに最高な、ただただ完璧で天使のようなメロディー」が聴きたあああああい!!
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