見出し画像

イップス克服に向けて030:イップスが消えてフォアのストロークが帰ってきた! しかも、一発目から

吉田様
先日いただいたアドバイスを試してみました。
そしたら、ほぼイップスが消えてフォアのストロークが帰ってきました!
しかも、ご指摘の通り、一発目からです。

最初、いただいたアドバイスが合っているか
少し疑問だったのです。
というのも、症状が「緩いボールに対して金縛りにあったように腕が動かなくなる、振り方がわからなくなる」でしたので、
ボールへの集中力強化orよいイメージ構築による安心みたいなアドバイスがいただけるかと思っておりました。
それが、現実とのズレが原因とのこと。
『ベースメソッド(基準法)』に全て書いてある、とのことだったためです。
でも、吉田様の究極のテニス上達法、ボールの見方、集中力トレーニングbookにより、イップスもかなり改善されていたので、言われた通り『ベースメソッド(基準法)』を何度も読み、書いてあることを実践しました。
そしたら、すごく不思議なのですが、ボールが超えてくると判断すると、その場で待てるのです。その待てる時間でボールをしっかり見て、ボールに集中できるのです。そして、タイミングを合わせて何も考えずにラケットが自然に出て、イメージするボールがちゃんと打てました。
今までは返球するのに、バタバタしてた感覚があったのですが、非常に落ち着いて、安定して返球できました。
しかも、上級者相手に今までストロークラリーを1球もまともに返せなかった相手に打ち勝つこともできました。
本当に何とお礼を申し上げてよいのか…ありきたりですが本当にありがとうございました。10年間苦しまされたイップスにも、ようやく別れを告げられそうです。
ただ、超えてくるボールは、安心して返せるようになったのですが、超えてこないボール、越えるか超えないか微妙なボールが来ると、恐怖心が甦り、打ち急ぎが出てしまいます。超えてくるボールなら、そこで待っていれば打てることを経験したので、そのクセがついたのか、短い緩いボールであっても、そこに止まって打とうとしてしまい、前に移動しようとしないようです。
完治まで、あともう少しという感じなのですが…

今まで、何をやってもイップスが治る気配などなかったのですが、初回でこれだけ効果が発揮され、ほぼ完治に近い状態にまで改善していただいて、感謝してもしきれないくらいなのですが、あと少し、アドバイスいただけないでしょうか。よろしくお願い致します。

※※

回答


▶「症状」そのものには手をつけない

 
イップスになる人は、もともと経験豊富な上級者ですから(初心者はならない)、その症状が収まってしまいさえすれば、相手の上級者に打ち勝つのも不思議ではありません
 
イップス治療は、「腕が金縛りになる」あるいは「大蛇のように勝手にうごめく」はたまた「腕に電流が走るような気持ち悪さを何とかしたい」などの、症状そのものには手をつけないのがセオリーです。
 
これはイップスに限った話ではなく、克服するには仕事上のミスも、成績不振も、体調不良も、病気も、精神疾患も、表面に現れている症状の、原因となっている問題にアプローチします。
 
症状のシグナルは精緻な体による反応なので、薬で抑えたら、悪化もしかねません(関連記事「痛みが『守ってくれている』」)。
 
過食症の患者に「食べるな!」というと我慢を強いるから、原因である「ストレス」をより強化して、過食が酷くなるのと同じです。

▶1日も早く。1日も無駄にしないために

 
あとは経験を積めば、大丈夫です。
 
どんな経験を?
 
いろんな経験を、です。
 
同じ経験というよりも。
 
上手くいくと成功を繰り返したくなって、同じ経験ばかりを(それも必要ですが)、積もうとしてしまいがちです。
 
速いボールや、遅いボール、浅いボールや、深いボールなどについて、『ベースメソッド(基準法)』を用いて経験をお積みください。
 
高いボールや、低いボール、スピンや、スライス、フラットなどについて、『ベースメソッド(基準法)』を用いて経験をお積みください。
 
また対戦相手として、子どもや異性、高齢者、学生、社会人、同世代などとも、『ベースメソッド(基準法)』を用いて経験をお積みください。
 
ハード、クレー、砂入り人工芝、カーペットなど、サーフェスの違うコートでも、『ベースメソッド(基準法)』を用いて経験をお積みください。
 
インドアでも、アウトドアでも、『ベースメソッド(基準法)』を用いて経験をお積みください。
 
無風の日ばかりでなく、強風の日にも、『ベースメソッド(基準法)』を用いて経験をお積みください。
 
というのも風があると、向かい風だけではなく、それが横風や、追い風であろうと、プレーヤーは体に抵抗感を覚えますので、それにあらがおうとしてイメージが揺らぎ、ズレが生じます。
 
そのズレに、1回1回気づく経験を通じて、ご自身の保有するイメージが、より多彩に、緻密に、正確に、構築されていきます
 
その経験を1日でも多く積むために、1日も早く『ベースメソッド(基準法)』に、取り組んでいただきたいのです。
 
これからは1日たりとも、無駄にはしません。

▶「究極のテニス上達の道」


『ベースメソッド(基準法)』でも触れていますが、その精度と気づきのスピードを上げていくことが、「究極のテニス上達の道」です。
 
世界各国の万人に共通で、これ以外の手は他にありません
 
その先にいる最先端・最高峰が、ロジャー・フェデラーなのです。
 
ある方がアマゾンに、レビューを掲載してくださっています(※注1)。
 
まさしくそこでご指摘されているとおり、自分には「ない」と思い込んでいた、現実に対するイメージのズレが「ある」と、気づけるか、認められるかどうかがポイントです。
 

▶『ベースメソッド』でだめなら「手の施しようなし」

 
『ベースメソッド(基準法)』にも綴られてもいますが、イメージのズレがないとしたら、もう、手の施しようがありません
 
今までは何の基準もなかったから、タイミングも動き方も、「手探り状態」でした。
 
しかしこれからはテニスをプレーするにあたって、いつでもどこでも「確固たる基準」があるのだから、どんな速度や球種、対戦相手、サーフェス、環境であろうとも、適応して、上手くプレーしていけます
 

▶取れないボールで、自己肯定感アップ!?

 
もちろんそれでも、どうしても取れないボールもあります。
 
相手ボールのスピードと距離が、自身の届く範囲の閾値を超えたらラファエル・ナダルだって、取れないものは取れません

https://youtu.be/rTc1SVTRyVg

それはご自身の過失として自責するのではなく、対戦相手を称えてください
 
イップスに陥る人は完璧主義な傾向のため、全部のボールを取れないと、自責の念にさいなまれがちです。
 
しかしそれは、人がこのコートのサイズでプレーする限りは叶いません。
 
モンキー・D・ルフィのように、腕が伸びでもしない限り(笑)。
 
自分の取れないボールがあったらむしろ、相手をリスペクトできるようになって(この場合は無条件というわけではないけれど)、自己肯定感も高まります(関連記事「他者を肯定するのは『自分のため』」)。
 
相手にナイスショットを打たれたら、ラケット面をぽんぽん叩いて拍手を贈るトッププレーヤーは少なくありません。
 
ゴルフのタイガー・ウッズが対戦相手のパットを本気で「入れ!」と願うエピソードに似ていますね。
 

▶イップスに別れを告げる時

 
10年間付き合ってきたイップスと、いよいよ惜別の時。
 
このご経験は、決して無駄ではありません。
 
というよりも、この時のつらさを、いつまでもどうか忘れないでください。
 
相対性の世界ですから、「イップスの苦しみに比べればへっちゃら!」でしょう(関連記事「『鶏と卵の関係』が『いたちごっこ』に拍車をかけ、やがて『蟻地獄』に堕ちるまで」)。
 
今後のテニスだけではなく、知った痛みは大げさに言えば、人生の苦難を乗り越えるのにも役立つはずです。
 
自分が失敗した時、困っている時こそ、巣食う慢心を打ち破る、チャンスだからです。
 
他人が失敗した時、困っている時こそ、事情を慮る、チャンスだからです。
 

▶まるで「Tバッティング」


さて『ベースメソッド(基準法)』を用いると、テニスがドラマチックに改善します。
 
まるでいつも、スタンドの上にボールを乗せて打つ「Tバッティング」で引っぱたくようなものだと、私は形容しています。
 
というのも、何しろピタッ、ピタッと打点に入れてしまうため、あとはもう、フルスイングするだけだからです(関連記事「ただ打つだけ」)。

▶環境がレベルを引き上げて、ますます強くなる

 
『インナーゲーム』における「バウントヒット法」以来となる、テニス史上の発見。
 
アイザック・ニュートンは落ちるリンゴを見て「万有引力の法則」を発見したといいますが、テニスプレーヤーにとってはそれに匹敵する以上の恩恵があるに違いありません。
 
なぜなら「万有引力の法則」は、おそらく知らなくても普通に生きていけますが、「現実に対するイメージのズレ」があるテニスプレーヤーは自己否定にさいなまれ、(テニスが好きだから、つらいなら辞めればいいのに辞められないので)普通に生きるのがつらくなるからです。
 
早く、日本のテニスを楽しむ皆さんに、広く、多く、知ってもらいたいと思います(※注2)。
 
そうしたら日本のテニスレベルはメキメキ上がって、周りはライバルだらけになりますけどね(笑)。
 
たけどその環境がまた、私たちの能力を一層高めてくれます(関連記事「『リスペクト』がもたらした偉大な記録」)。

▶※注1、2について。『ベースメソッド』全世界へ

 
かつては日本のアマゾンや、楽天kobo、ブックウォーカー、ebookjapan他の各主要ストアで売っていました。
 
今後は『テニス・ベースメソッド』の「英訳版」を、全世界のアマゾンへ向けて販路拡大予定です。
 
世界中のテニスプレーヤーが「笑顔」になれるよう、1日も無駄にしないために、1日も早いお届けを目指す。
 
テニスを続ける限り、「戦う」必要はあるけれど、「争う」必要はありません。
 
全部つながっていますから、テニスを通じて生きとし生けるものが幸せであれば、それでよし。
 
そしてそれは、「自分のため」でもあるからです(関連記事「私が書くのを『やめる』とき」)。

即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
(テニスゼロ)
https://note.com/tenniszero

無料メール相談、お問合せ、ご意見、お悩み等は
こちらまで
tenniszero.note@gmail.com


いいなと思ったら応援しよう!

即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO(テニスゼロ) スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero