サロン楽屋話017:世界を駆ける2人に通じるもの——イモトアヤコ×アルカラス、見えてきた2人の“共鳴”
▶イモトアヤコ、世界の果てから蒲田温泉!
イモトアヤコさんがよく通うと知り、親近感が湧きます。
私は既報のとおり、「苦楽の正体」について気づかされたのがこちら。
純粋な快楽など、この世のどこにもないのですよ。
あるのは苦だけの「一切皆苦」。
ですからこちらで述べたとおり「ないことが幸せ」です。
なのでシャカ族のゴータマ・シッダールタは、王子として恵まれていたにも関わらず、すべてを投げ打って出家したのでしたね(お釈迦様は、快楽を求めて苦しみ抜いた実在の人でした)。
なのに非日常に、(ありもしない)快を求めるから、その前提となる苦を無自覚的に引き寄せるため、人生が苦しくなるのです。
「えー? 美味しい、気持ちいい、涼しいとか、快楽はあるじゃないか!」などと思う人は、ぜひ上記「苦楽の正体」を引いてみてください。
▶高みへ導くのは、努力じゃなく「楽しさ」
「努力は報われる」とは言うけれど、報われたいから努力しなければならない苦しみを、引き寄せてしまいがちなのです。
ですから「努力逆転の法則」は一切の例外なしに、愛、幸せ、健康、テニスの上達などあらゆることに当てはまる万能性、汎用性がすごい。
テニスでも「努力は報われる(上手くなれる)」という思い込みがあると、ある程度のレベルまではいけるかもしれませんけれども、すぐに頭打ちですし、その過程は苦しいのです。
突出する人というのは、らくらく上へ突き抜けます。
「らくらくだから上まで行ける」とも言い換えられます。
▶「努力する」意味が分からない
そもそも「努力する」という意味が抽象的すぎて、よく分かりません。
走り込むのか、筋トレするのか、夜遅くまで練習するのか?
伊藤あおいは、「筋トレするくらいなら引退する」とまで言い切る“本物の素直”です。
「夜遅くまで」といっても生活リズムは人それぞれですから、早朝から初めて昼には切り上げる人だって、サボっているわけではありません。
そんな抽象的な努力の概念にとらわれるよりも、テニスで上手くなりたいなら、もっと具体的にやるべきこと、つまり「集中する」のがおすすめです。
そしてそれは「楽しい」のでしたね(関連記事「集中と楽しみはペア」)。
▶アルカラス「ただ楽しんでいるだけ」
こんなタイトルの記事も、目に飛び込んできます。
アルカラス20連勝でウィンブルドン4年連続3回戦進出「ただ楽しんでいるだけ」
そしてそのコメントがこちら。
「コートに立ったら、ただ楽しもうとするだけ。勝っても負けても関係ない」「ただ楽しんでいるだけなんだ」
アルカラスの成功に一層の価値があるのは、「上達の2軸(速さ×高さ)」の掛け合わせによるのでしたね。
いわく「ただ楽しんでいるだけ」
代表選手が「オリンピックの舞台を楽しみたい」などというと、「お国のために努力しろ!」と白眼視される日本の国民性とは大違いではないでしょうか!?(関連記事「卓球の早田ひな選手は、いかにも『ゆる派』?」)。
▶才能じゃない。“高パフォーマンス”を支える習慣とは?
改めまして、イモトアヤコとカルロス・アルカラスの活躍に見えてきた2人の“共鳴”。
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