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【大学受験】AI時代を生き抜く。今後10年を見据えた偏差値に囚われない大学・学部選び

仕事柄、日々、AIの進化の凄まじさを肌で感じています。例えば、過去1ヶ月かかっていたプログラム開発が、AIの活用で1日で終わることも起きています。この劇的な変化は、これから社会に出る子どもたちにとって決して人ごとではありません。
今回は今後10年を見据え、どのような視点で大学や学部を選ぶべきか、私の考えをお伝えします。


AIにより「高学歴エリート」の価値が変わる

これまで有名大学を卒業し、組織の指示を正確にこなす「優秀な人材」は重宝されてきました。有名大学出身という肩書きは、一生を守る強力な武器として機能したのです。
しかしAIが専門知識を簡単に引き出せる現在、その武器はかつてほどの力を持ちません。知識が豊富で指示通りに動くだけの仕事はAIに代わられつつあります。一部の大手企業がAIによる代替で人員削減を行うように、かつてエリートと呼ばれた事務職や専門職(いわゆるホワイトカラー)こそが最も大きな変化の波にさらされています。

求められるのは「AIにできない価値」

これからの時代、職業を選ぶ基準は「安定」や「偏差値」から、「AIには代えられない価値がどこにあるか」へ移り変わります。
例として医師などの国家資格が挙げられます。人の命と健康を守る仕事は時代が変わっても価値が下がりません。AIが診断をサポートしても、患者さんと対面し、最終的な判断を下して責任を負うのは人間です。

このような「人間ならではの関わり」が重要になります。また、仕事でAIを使う側になるためには文系・理系を問わず、筋道を立てて考える力(論理的思考力)や自分の考えを言葉にして伝える力といった根本的な賢さが問われます。さらにスポーツや対人交渉など、生身の人間が行うことに価値を感じる領域も生き残るでしょう。


戦略的な学部・大学の選び方

今の偏差値や昔の常識にとらわれず、将来を見据えて進路を選ぶための視点を紹介します。

学部選びでは、やりたいことが決まっていなければ理系を選ぶのも有効な手です。特定の研究に興味がなくても、理系で鍛えられる論理的に考える力は、将来AIに的確な指示を出す際に強力な武器になります。しかし情報系に行くのは結構なリスクがあると個人的には思います。
理由はAIの進歩が早すぎて、学校教育が全く追いつかないからです。情報系だからと、プログラムのコーディングをやっている講義は疑問です。もちろんダメではないですが、「コードを覚える優位性がない」ことは認識すべきです。

また、経済的な不安をなくしたいなら国家資格を得られる学部は有力な選択肢です。ただし、社会に出てからは成績以上に、人と良好な関係を築く力(コミュニケーション能力)が必須となることは覚えておいてください。

大学選びでは、学歴のフィルター通過だけでなく、質の高い情報と志の高い仲間が集まる環境を求めて、可能な限り有名な大学を目指すことに大きな意味があります。これからの時代は誰と出会うかが人生を豊かにする鍵です。


夢がなくても大丈夫。自分で考える力を育む

「将来の夢がない」と不安に思う受験生もいるかもしれません。しかし恐れる必要はありません。特定の職業に固執しない「余白」は、変化の激しい時代において柔軟に対応できる大きな強みになります。

大切なのは親や学校の言いなりにならず、自分の人生のために今何をすべきか自問自答し、自分で行動を決める力です。受験勉強はそうした自律する力を養う絶好の機会でもあります。

将来、自分をどれだけ楽にさせてあげられるかという逆算の視点を持ち、社会を生き抜く武器と、折れない心を手に入れられる大学をぜひ選んでみてください。


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太楼@偏差値45中学受験から医学部・難関大へ導く伴走 最後までお読みいただきありがとうございます。

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