朗読動画#2 旧統一教会信者の医師が体験した拉致・監禁~「家族による話し合い」はウソだった!
小出浩久医師の体験記『“人さらい”からの脱出』の朗読動画、第2回公開
#1の続き。
10月5日、第2回が公開されました。
母親に呼び出され、ただの帰省のつもりで埼玉県蕨(わらび)市の実家に帰った小出氏は、突如親戚20人近くに取り囲まれ、父親から
「浩久。統一教会という犯罪組織に加わって活動することは、親、兄弟をはじめ、親戚として絶対に許せない。その件に関してみんなで話し合うため集まってもらった。心おきなく、周りに邪魔されずに、話し合う場所を別に用意してある。そこでじっくり話し合おう」
と言われます。
病院に勤務する医師である小出氏は、担当する患者をほったらかしにして、唐突に持ち出された「話し合い」に応じることはできません。
そもそも小出氏は「心おきなく、周りに邪魔されずに、別に用意された話し合う場所」で「じっくり話し合う」ために実家に帰省したわけではないのです。
母親からの呼び出しといっても、そんな話は全く聞かされていませんでした。
実家だから、たまには顔を見せなくては、ぐらいの気持ちで帰っただけ。
なのに、急に「話し合いをしたいから、別に用意した場所に行く」と言われました。
拒否すると、親戚の男性陣が一斉にとびかかって小出氏の体を担ぎ上げ、家から連れ出し、外に停めてあったワゴン車に無理やり押し込んだのでした。
「助けてくれ! 殺される」と叫ぶ小出氏。
しかし、多勢に無勢で、抵抗も虚しくそのまま最初の監禁場所となる東京・荻窪のマンションまで運ばれました。
まさしく拉致です。
そして、マンションの一室に閉じ込められ、親戚の人がドアをチェーンで固定することまでしたのでした。
有田芳生氏や紀藤正樹弁護士ら反統一教会陣営の連中は、「拉致・監禁ではない。保護・説得だ。救出だ。家族の話し合いだ」などと詭弁を弄しますが、これのどこが家族の話し合いでしょうか?
話し合いというものは、双方の合意があって成立するものです。
「病院勤務があるから、今はそんなことをする時間は無い」と拒否したのに、力ずくで体を押さえつけ、担ぎ上げ、ワゴン車に押し込め、行く先も告げずに連れ去って、マンションの一室に閉じ込めてしまう。
ドアにチェーンをかけて、絶対出られないようにして行う「話し合い」。
有田氏や紀藤氏は、これが話し合いの名に値すると本気で思っているのでしょうか?
特に紀藤正樹氏は弁護士です。人権という観点から見て、「さすがにこれは話し合いとは呼べないだろう」というのが、常識的な反応だと思いますが、まあ、紀藤正樹氏に常識を期待するのは野暮かもしれませんね。
当人の同意もなく、力ずくで拉致してマンションの一室に押し込め、ドアにチェーンをかけて行う「話し合い」。
この「話し合い」は「家族の話し合い」という建前になっていますが、監禁場所に現れたのは、家族でもなんでもない、小出氏が見たことも会ったこともない「タバコの臭いをプンプンさせる、人相の悪く見えた中年男性」でした。
この男こそ、紀藤正樹弁護士が、統一教会に対する損害賠償請求裁判の高額案件を優先的に回してもらっていたという脱会請負人(脱会屋、脱会支援者、脱会カウンセラーなどとも言う)、荻窪栄光教会の宮村峻(たかし)です。
監禁現場に現れた平田広志弁護士(霊感弁連所属)が、監禁を正当化
朗読第2回は宮村峻の登場から始まります。
途中、霊感弁連(全国霊感商法対策弁護士連絡会)所属、福岡県弁護士会の平田広志弁護士が監禁現場に現れ、「こういう状況が違法であるとは認められていない」と驚くべき発言をしています。
なお、朗読には出てきませんが、小出氏が被害に遭う前の1991年の時点で、京都地裁判決が「たとえ家族でも拘束及び棄教要求は違法」と判示しており、「保護・説得だ。救出だ。家族の話し合いだ」などという理屈の成り立つ余地は一切ないと付け加えておきます。
拉致・監禁による脱会強要は、保護・説得でもなく(=保護・説得のウソ)、救出でもなく、家族の話し合いでもないのです。
また、小出氏の父親がなぜ「統一教会は犯罪組織」などというあり得ない認識を持つに至ったのか?
その理由は、回が進むにつれて、やがて明らかになるでしょう。
#3へつづく
