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腐る前に成仏させた、大量ミニトマトの話

冷蔵庫の野菜室の奥に、それはあった!

ミニトマト。大量に、、、
少し柔らかくなってきていて、
あと2、3日で食べられなくなる。

「誰が買ったん?」

おかんに聞いたら「買ったかもしれんね」
という答え。
「美味しそうやったからいいじゃない」
という表情で、自分で調理するつもりはゼロである。

通りかかった姉も話を聞いていて、
一旦考えてはくれるけど、
「何かレシピ調べたら?」とかなり他人事。

…俺がどうにかするしかないのか。

そう思った瞬間、胸のあたりが
ちょっとずっしりする感覚があった。

困ったとか、怒ったとか、そういう
名前のつく感情じゃなくて、ただ重い。

おかんが胆石で入院したときから、
家事はほぼ俺がやっている。

洗濯、風呂掃除、食器洗い、食事の準備。
おかんとあねに手伝ってもらえることもあるけど、
ふたりを同時に台所に立たせると大体揉める。

おかんはのんびりいい加減に動く。
あねはそこまで捌けてないのに文句が多い。
俺はその間に立ちながら鍋をかき混ぜる。

整体院の予約を何件か断って、
夕食の準備をした日も相当ある。

とはいえ、この大量のミニトマトを
どうするかという問題は残る。

俺は料理が苦手というわけじゃないが、
包丁で食材を切るのが遅い。
細かく刻む作業があると一気に時間がかかる。
だから今回は包丁を使わないことにした。

【電子レンジで作るトマトソース】

やり方はシンプルだった。

  1. ミニトマト10個を湯むきする(必須ではないけど、やった)

  2. オリーブオイル小さじ2杯と、塩胡椒を少々振る

  3. 耐熱皿に入れてレンジで3分加熱

  4. 取り出して、木べらでトマトを潰す

  5. もう一度レンジで2分30秒加熱

  6. 冷ましてからパセリを少し散らして完成


取り出したとき、「まだ汁っぽいな」と思った。
でもそこで潰してから再加熱したら、
思った以上にまとまってきて、
冷ましたらペーストになっていた。

ミニトマトは今回湯むきした。それが正解だと後で思った。


ラップはかけずに加熱した
3分後、形はきっちり残っていて汁っぽい


コロコロしていて意外に滑る!


合計5分30秒加熱して、冷ましてみるとペーストになる

味見したら、めっちゃトマトやった!
他の人もそう言うのだから間違いない。

当たり前なんだけど、
「トマトソースの素」
みたいな既製品と違って、
トマトの風味だけで成立している。

何というか、「引き算の美学」すら感じる。


スクランブルエッグに乗せて食べたら、これが合う。

あねが途中から参加してきて、
「バターと鶏ガラスープも混ぜよう」
と機転を効かせてくれた。

お互いあれこれ言いながら、
なんとなく食卓ができあがっていく。
おかんとおとんも一緒に食べて、ひとまず満足。

おかんが無計画に買ったトマトは、
無駄にしなかったことが誇らしかった。

残ったソースは後日、マカロニ・チーズ・マッシュルーム
ピーマンと一緒に耐熱皿でグリルした。

グリルでグラタン風にまとめました

これも家族には好評だった!

小エビとか入ってらさらに美味いかも!

おかんが買ってきたものを、腐らせる前に、
みんなでどうにかする。

うちの家事はだいたい
そういう構造になっている。

しんどくないといえば嘘になるけど、
食べて「おいしい」ってなる瞬間は、
わりとちゃんと報われる気がする。

トマトソースはまたやろうかな。
*漫画は新宇佐美式六号で描きました。

こんな漫画も描いています。

手本にしたい人!

マンガの師匠です。



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