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【家電恋愛小説】音が出ないガジェットが、“恋のスイッチ”でした──Apple EarPods(USB-C)が近づけた、あなたとの距離

今、気になる家電を、ラブコメ風の短編恋愛小説でご紹介。
「説明が難しい」「機能がよく分からない」——そんな声に応え、
シンプルで心にすっと届く“ときめき家電紹介”、はじめました。
お買い物のヒントに、どうぞお楽しみください。

 ☑ 本ストーリーはフィクションです。(※商品説明部分を除く)
 ☑ 掲載画像はイメージです。(※商品写真以外)
 ☑ 本記事はソノギオサムのオリジナル作品です。
 ☑ 掲載画像は商用利用可能な写真素材のみ使用しています。
 ☑ 本記事を経由して商品が購入された場合、店舗から送客手数料を頂くことがあります。



Image by NoName_13 from Pixabay

イヤホンから音が出ない?

ただの接続不良かと思ったのに。
助けてくれた彼の “あるひとこと” で、
この夏、わたしの毎日が少し変わりはじめました。


音が鳴らないだけで、心も鳴らない


Image by Jess Bailey from Pixabay


7月の終わり。
暑さで蝉の声も少し元気をなくした午後。

会議室の片隅で、私はAirPodsを耳に差してスマホを操作していた。

「……ん?」

曲は再生中。Bluetoothもつながってる。
でも、耳の中は――しんとしていた。

「あれれ?」

目の前の世界だけが音を失ったような、不思議な感覚。
焦りつつスマホをいじっていたら、コーヒーの香りがふわりと近づいた。

「音、出てないんですか?」

その声に顔を上げると、営業部の杉本くんが立っていた。
アイスコーヒー片手。いつも静かで落ち着いてるけど、機械に強いと噂の人。

「……たぶん、わたしの呪いのせいかと」

冗談めかして笑ってみたけど、心の中ではプチパニック中。

「バッテリー切れですね。ランプが点いてないです」

彼は手際よくAirPodsを確認して、そっとフタを閉じる。

“カチッ”

小さな音が、なんだか意味ありげに聞こえたのは、気のせいかな。


有線接続って、なんだか安心する


Image by Free stock photos from www.rupixen.com from Pixabay


「イヤホンって、音がしないとこんなにさみしいんですね。
無音の世界、心細くなります……」

昼休みの終わり、ぽつりとつぶやいたわたしに、
彼は白いイヤホンを差し出してきた。

「これ、よかったら使ってみます? AppleのEarPods。USB-Cのです」


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くるんと巻かれたコードが、なんだかやさしそう。
iPhoneに差し込むと、すうっと音が流れてきた。

「……うわぁ、まるい音。
耳が包まれてる感じ。好きかもしれない、これ」

「Appleの内部スピーカー設計のおかげです」
「それと、ここ。リモートボタンで操作できます。音量も、再生も、通話も」


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「えっ、通話も? それ、押すの勇気いりますね。
間違えて“好きです”とか出ちゃったらどうしよう」

冗談っぽく笑ったら、彼のまつ毛がぴくっと動いた気がした。
……気のせいじゃなければいいのに。



雨と傘と、わたしのミス


UnsplashGabriel Almanzarが撮影した写真


午後から空がどんよりしてきて、あっという間に夕立。

「やば……」

傘を持ってなかった私は、会社のエントランスで足止め。
そんなとき、静かに現れたのは――また、彼だった。

「入りますか?」

差し出された傘の下は、ちょっと狭くて、ちょうどいい。

「さっきイヤホン濡らしちゃって……。借り物なのに、わたしまたやらかしてて」

「大丈夫ですよ。EarPodsは水にも強いですし」

「え、そんな性能あるんですか? わたしより丈夫じゃないですか」

「……あんまり自分を下げないほうがいいですよ」

彼がそう言ったとき、ちょっとだけ目がやさしくなった気がして。
心の中で、“カチッ”と何かが切り替わった。


言葉もボタンで押せたら、いいのにな


Image by Crystal Chen from Pixabay


その後も、私はEarPodsを使っていた。
コードがあるって、こんなに落ち着くものなんだ。

「……ねえ、杉本くん」

ある日の夕方。
廊下の片隅、自販機の明かりがふたりを照らしていた。

「“好き”って気持ちも、リモートでカチッと押せたらいいのにな」

ちょっと笑いながら言ったけれど、
心の中は思った以上にドキドキしていた。

「……それ、僕が言おうとしてました」

彼の声が、少しだけ低くなった。

“カチッ”じゃなくて、
“ドキッ”のほうが合ってるかも、なんて思った。


その音が、わたしの恋のスイッチだった



日曜日の午後。
カフェの窓辺でレモンソーダをストローでくるくるしていた。

カバンからEarPodsを取り出して、スマホに差し込む。
リモートボタンを、そっとひと押し。

“カチッ”

その音を合図に、スマホが震えた。

画面には「杉本くん」の名前。
なんだか、嬉しそうに光ってる。

迷いなく、もう一度“カチッ”。

「こんにちは。音、出てますか?」

「はい。とっても、クリアに」

聞こえてきたのは音楽じゃなくて、
彼の声、そしてたぶん――彼の気持ち。


あのとき音が鳴らなかったのは、
あなたの声をちゃんと聴くためだったのかもしれません。


“カチッ”という小さな音が、
わたしの恋のスイッチでした。






読んでいただき、ありがとうございました。また次回もお会いしましょう!



◇ 【PR】今回ご紹介した家電です ◇


きっかけは、音が鳴らなかったこと。
でも、そこでちゃんと“声”が届いた。
Apple EarPodsは、ただのイヤホンじゃなくて――
わたしに「届く」って、こういうことかもって教えてくれた。
コードがあるって、
ちょっと古くて、ちょっとだけ、すごくあたたかい。



◇ 家電恋愛小説◇



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■見出し画像 UnsplashJ Mが撮影した写真


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