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【海外研修アドベンチャー4】いよいよノイシュヴァンシュタイン城!こっちの電車で大丈夫?社会人3年目、ひとりオーストリア記 第4話




いざ、ノイシュヴァンシュタイン城へ!




こんにちは、情報翻訳家の須川元介です。


10数年前、
オーストリアへ研修に行った話を
記事にしています。  

シリーズものですが
単体でも楽しめるように工夫しています。

気になったら、ぜひ読んでみてください。

前回の記事はこちら


はじめから読みたい方はこちら


あらすじ

10数年前、社会人3年目だった私は
ラッキーなことにオーストリアへ3か月間
研修にいけることになりました。パンの修行です。

オーストリアで午前2時出勤の日々を過ごし、
隣国ドイツへ旅行に行きました
ホテル探しで心身疲弊しましたが、
ぐっすり眠れて、翌朝です。


ミュンヘンのホテルで
泥のように眠り、朝、6時20分。

早めのチェックアウトで
駅へ向かいました。


朝は人も少なく静かです。

暗くないだけで
雰囲気が全然違いますね。

よく眠れたおかげで、
心にも余裕があります。


全然怖くない。

街並みも綺麗じゃん。



ノイシュヴァンシュタイン城があるのは
フュッセンという駅。

ミュンヘンから、電車移動です。

チケットを買った時点で
出発まで、残り8分でした。

ただ、出発のホームがわかりません。

駅員さんに聞いてみると
かなり遠いことが分かりました。



もちろん、間に合わず……

早速、1時間待ちです。


待ち時間も旅行ですね


クロワッサンや
デニッシュを食べて過ごします。

朝早くから動いてるし、
なんとかなると思っていました。

この時は。

予定より1時間遅い電車に乗り
フュッセンへ。


車窓は、とても素敵でした。
ずっと緑が続く田園風景。



駅からはバスで移動し、

すぐに
ノイシュヴァンシュタイン城が見えました。



見えた!


テンション爆上がりです。

チケットセンターへ。

13時20分からの
日本語オーディオガイド付きの
コースが取れました。


所要時間は1時間ほど、


これを見てから、

15時6分発の電車で、
帰れそうだなと判断しました。


チケットセンターの受付の方に、

「時間あるし歩いてみたら?」

と言われ、
お城の近くまで
歩いてみることにしました。


道中はハイキングコース。

山登り慣れしていそうな、
おじさんとおばさんがいたので、
ついて行きました。

結構なハイペースです。


40分想定の道のりを、
20分で歩きました。


ハイキングを経て、
マリエン橋から見えた
ノイシュバンシュタイン城は、

憧れの絶景でした。





さらに上に進む山道もあり、
時間があったので登ります。

登った先にはさらなる絶景ポイント

本当に来てよかったです。

下から見るよりも圧倒的に綺麗でした。

ただ、登りはかなり急です。


垂直寄りの道のり。崖登りに近いです。


時間になったので、城の入り口へ。


世界中から
観光客が集まっていました。

オーディオガイドを
聞きながら回りました。


この城は居住用ではなく、
追憶のために建てられた
飾りの城みたいです。

戦いの跡も無く、
美しい理由に納得しました。


ツアーを終えて、帰り道へ。

14時45分くらいに駅に着きました。

ホームには、電車が2台並んでいます。


他のお客さんも乗っている電車に乗りこみ、
15時の出発を待ちます。



しばらくして、



反対側の電車が出発しました。




「どどどどどどどど、どういうこと?」
(隠しきれない動揺)




とりあえずそのうち動くかも知れないので、
電車内で待ちます。

不安は隠しきれません。

他のお客さん達も動揺して、
電車を降りたり、乗ったりを繰り返しています。


私は、その人たちの様子をうかがっていました。



乗った電車は動く気配が無く、
1時間ほど経ちました。


16時頃、別の電車が
反対のホームに到着します。

「これはもしや……?」


駅員さん2人に、
何度も確認して乗車します。


他のお客さんも
めちゃくちゃ確認してました。



そして、

ついに電車が出発します。



よかった。



てか、反対側の電車は何?


一生、動かないの?


撮影用?

点検中?

駅員さんのアナウンスはないの?



そんな気持ちで
心は荒れていましたが、

電車は平和な田園地帯を抜けて、
無事、ミュンヘンまで戻ってきました。


時間は18時。



乗り換えて
オーストリアまでのチケットを確認します。

22時半頃に着けそうと思い、
券売機で調べると、
表示がおかしいです。


「22時半発 → 翌7時30分着」

「23時50分発 → 翌6時50分着」


どういうことかと思い、
席指定など条件を変えても、

結果は同じ。

どうやら途中駅の終電が
早いようです。


それでも希望を求め、
インフォメーションでも確認しました。


結果は、変わらず。



海外の見知らぬ駅で
夜を明かすことが確定しました。



あきらめて、
深夜帯の電車を選ぼうとしたものの、
なぜか券売機では買えません。



「どどどどどどどど、どういうこと?」
(再びの動揺)




再度、インフォメーションへ。

対応してくれたのは
パワフルなおばちゃんでした。

この電車に乗りたいと伝えると、

険しそうな顔で、

「予約がいっぱいだね」

と、教えてくれました。


オーマイガー。

駅泊どころか、家に帰れない。

絶望を隠しきれず、
顔に出していたら、

「ちょっと待ってて」

と、めちゃくちゃ調べてくれました。

すると、

なんということでしょう。

別ルートで
帰れる電車が見つかりました。





本当に感謝です。

まじダンケ

ダンケシェーン。


「この電車は、混むから指定席にした方がいい」

とアドバイスももらい、
言われた通りに手配。


本当に助かりました。



この電車も満席だったら
帰れなかったと思います。

電車の手配も終えて、
出発までは、まだ時間がありました。

出発駅はミュンヘン中央駅ではなく、
少し離れた場所。

「5分くらいで行けるよ」

と言われて、歩きだしましたが、

電車で5分だったようです。

完全に、徒歩5分だと思っていました。


昨日に引き続き、
夜のミュンヘンを
また歩き続けることに。

途中、綺麗な街並みもありましたが、
一日中歩いて、
限界だったので地下鉄を使いました。



地下鉄で一瞬でした。

文明の進化ってすごいです。

観光名所マリエンプラッツにも立ち寄れました。

落ち着いていてとても綺麗。
Apple StoreではWi-Fiも使えました。



いつだって人が不安になるのは、
情報がない時です。

ホテルが見つからない。

どっちの電車か分からない。

家に帰れるか分からない。


Wi-Fiにつながるだけで、
情報が手に入り、
不安が和らぎました。

日本とのLINEもできて、
繋がっていると感じ、
気持ちがかなり落ち着きました。

電車の時間までは、
バーガーキングで粘れるだけ粘りました。

Wi-Fiもあります。
大勝利!

手配通りの電車に乗り、

途中駅で、
1時から5時まで待機。

カバンを前に抱えて、
駅のベンチで仮眠しました。



ドイツの雨に比べれば大したことはなく、
もうすぐ帰れそうという気持ちで
不安はそんなにありませんでした。




Apple StoreとバーガーキングのWi-Fi。

インフォメーションのおばちゃんの神プレー。

そして、憧れのノイシュヴァンシュタイン城を
見ることが出来た満足感のおかげでした。

そんなこんなで、
1日遅れではありましたが、


朝方、無事オーストリアの家に
帰ってこれました。

この日の深夜は
また2時出勤。

軽く休憩したあと、
スーパーで買い出しして休みました。


旅行もいいけど、やっぱり家がいい。


そんなことに気づけた旅路でした。




次回、「トマトを食べざるを得ない」

ちっちゃいアドベンチャー。
オーストリアの食事編です。


今後書く内容はこんな感じです。

・世界一美しい湖岸の町の話
・電車で逮捕されかける話
・世界一つまらない仕事の話
・一生レポートが終わらない話
・史上最速の仕事人の話

マガジンはこちら。


更新は2週間後の予定です。

ぜひ、また読んでくださいね。


この物語はノンフィクションですが、一部、人物名・地名・団体名などを改変しています。



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それではまた!


おばちゃん、あの時はホント、ダンケシェーン!




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