【図解ビルダーレビュー】クリエイターさんのツールでNotebookLMの壁を超えていけ

いつも読んでくださっている皆さん、こんにちは。
しげちーSSです。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)ユーザーの皆さん、スライド作成の制限に達して困っていませんか?
今回は、その代替手段になるかもしれない、ツールのレビューです。
今回検証したのは、noteのフォロワーさんお二人がコラボで開発された
「図解ビルダー」
です。

1️⃣カルーセルモードの検証
ツールの説明によると、
「カルーセルとは、Instagramなどで横にスワイプして見る複数枚の投稿のこと。ここでは複数スライドの図解をまとめて作成できます。」
とのことです。
今回、試してみたのは、私のサイトマップを作成したメイキングの様子を記した記事。これを図解化してみました。⬇️
🍤手順の概要
【図解ビルダー】タッチ(画風)の選択
【図解ビルダー】投稿内容の入力、枚数・トーンの選択
【好みのAI】スライド構成を作らせ、JSON形式で出力させる
【図解ビルダー】JSONに基づいて手順2を各スライドに展開する。
【図解ビルダー】配色を指定
【図解ビルダー】雰囲気・トーンの選択
【図解ビルダー】フォーマット(構成比)の選択
【図解ビルダー】キャラクター画像の登録
【図解ビルダー】全スライドのプロンプト生成
【好みのAI】手順9のプロンプトを貼り付けて画像を1枚ずつ生成
※無料お試し版の場合
手順3は手動で貼り付けのみです。
手順5はカスタムのみ、手順6は標準のみです。
🍤生成物:失敗編(スライドデータ)
今回はGeminiで作成してみました。
生成されたのは以下のスライドです。
※実際に生成されたのはスライドデータ(GoogleスライドやPowerPoint形式でダウンロード可)です。note掲載用に1スライドずつPNG変換しています。
まず驚いたのが、1枚ずつ画像が出力されるはずの設定なのに、1枚目の生成時点で「5枚セットのスライドデータ」としてまとめて出力されてしまったこと。
あれ、画像のはずだし、1枚ずつのはずなのに?
と戸惑い、念のため2枚目の画像生成プロンプトも試してみました。
すると、今度も全く同じフルセットのスライド。
なぜか?
実は、手順3のJSON出力と手順10の画像生成を同一スレッド内でやり取りを続けていたため、Geminiがそれまでの文脈から「スライド全体を作る流れ」として理解してしまったようです。
そのため、プロンプトを無視して、スライドデータを作成してしまったわけです。
良く考えたら、生成AIってそういうものですよねw
いやー、失敗失敗💦
1枚ずつ画像で作成した場合は、
構成のJSON生成と画像生成のスレッドを分ける必要がある
というのを身をもって確認できました。

🍤生成物:成功編(画像データ)
心機一転。
Geminiのスレッドを新規で立ち上げ、手順10のように、改めてプロンプトを画像1枚ずつ実行。
生成されたのが以下の画像です。
率直な感想を言うと、出力の雰囲気やスライド化の挙動は、
Gemini Notebook(旧NotebookLM)のスライド作成機能とかなり近い
印象を受けました。
正直なところ
これ、図解ビルダーを使わなくてもGemini Notebookで十分なのでは?
と思いました。
しかし、ここであることに気が付きます。
ちょっと待てよ。
これってかなりすごいのでは?
実は以前、NotebookLMのようなインフォグラフィックスを取り入れたスライドをGeminiのCanvas機能で再現できないか、試行錯誤したことがあります。
その時の結果は撃沈。
GeminiのCanvas機能の仕様上、画像パートと文字パートでスライドを分ける構成で設計されています。数日掛けて、色々とプロンプトを工夫しましたが、この設計仕様を覆すことができなかったのです。
それをこのツールは、スライドデータではなく画像データにすることで実現したのです。
素晴らしい!!
これはどれくらい素晴らしいのか?
Gemini Notebookのスライド作成機能には無料版で1日3〜5回程度の制限があります。
皆さんも、それで困った経験はありませんか?
実際に私もこれまで何度もその上限に達し、解除されるまで1日待つか手作業で進めるしかなく、作業が中断した経験が一定頻度であります。
図解ビルダーを使えば、Gemini Notebookほどの制限を気にせずにスライド・挿絵が作成できそうです。
※もちろん、Gemini自体にも生成の制限がありますので、無制限ではありませんが、Gemini Notebookよりは緩いです。

2️⃣複雑なプロンプトを図解にして理解する
ここまでの検証より、他の用途にも使えそうです。
そこで、ちょっと奇抜な思い付き。
手の込んだプロンプトって、なかなか複雑な構造ですよね。
プロンプトの構造を図解化したらどうなるんでしょう?
「複雑なプロンプト」と言って思いついたのは、KITAcoreさんのツール「SAMUNE PRESS」。
画像作成用の長いプロンプトを自動で作成してくれます。
そこで、ティザー版で作成した際に出力されたプロンプトを図解ビルダーにかけてみましょう。

なるほど、こういう構成になっているわけですね。
※ちなみに、この記事の末にあるCTAはこのプロンプトで作った画像に手を加えたものです。興味のある方は、KITAcoreさんご本人の記事をどうぞ!
文字がびっしり並んだ指示書を自力で読み解き、変更したい箇所を探すのは骨が折れます。
図解化されることで構造が一目で追いやすくなり、ちょっとした修正ポイントくらいなら、見つけやすくなりそうです。

🎯まとめ
🍤「図解ビルダー」の用途例
1枚で全体像が伝わる図解が欲しい場合(単体モード)
Gemini Notebookの代替手段が欲しい場合(カルーセルモード)
note記事全体の挿絵が複数枚欲しい場合(カルーセルモード)
入手したプロンプトの構造を把握したい場合(単体モード/カルーセルモード)
🍤チェックリスト
✅ 構成のJSON生成と画像生成は別スレッドに分けているか
✅ 欲しいのは「1枚」か「カルーセル」か、先に決めているか

似た用途ながら、視点の異なる2つのツール「図解ビルダー」「SAMUNE PRESS」。
今回は「図解ビルダー」が中心でしたが、あなたならどちらを使いますか?
もちろん、両方もアリですw
※図解ビルダーのおみくじ企画は明日7/26までですよ。
参加する方はお早めに。

