老後が不安なので、株を始めました DAY41【1株利益とPERの構成要素】
― ハルと歩く、Age60の投資録 41日目 ―
株価の公式を分解する

今日も動画を1本見た。
テーマは「1株利益とPERの構成要素」。
📍 ここまでの流れを整理する
DAY38からここまで、何を学んできたのかを確認しておく。
DAY38:ファンダメンタルズ分析とは何か
テクニカル分析はチャートの「形」を読む技術だった。
ファンダメンタルズ分析は違う。
企業の「中身と未来」を数字で読む技術だ。
将来の株価を予想して、今の株価より高くなると思えば買う。
今が割安なら、買い時だという判断になる。
DAY39:株価の公式
株価 = EPS(1株利益)× PER
株価は「会社の値段(時価総額)を株数で割っただけ」の単位にすぎない。
投資家が注目すべきは、株価という数字ではなく、EPSとPERという2つの数字だ。
DAY40:なぜ投資家は利益を見るのか
DAY14で学んだ通り、利益には4段階ある。
その中で投資家が株価の計算に使うのは、最終段階の純利益だ。
純利益とは、売上から全ての費用・税金を引いた後に最終的に会社に残ったお金のこと。
この純利益は、株主のものだ。
純利益が増えれば株価は上がる。
成長企業は利益を再投資してさらに成長する。
純利益増加 → 再投資 → 会社の価値UP → 株価上昇 → 株主の利益になる
配当として直接戻ってこなくても、株価の上昇という形で株主に返ってくる構造だ。
そして今日(DAY41):公式の中身を分解する
EPSとPER、それぞれが何でできているかを学ぶ。
📚 今日学んだこと:EPSとPERを分解する
① EPS(1株利益)の構成要素
EPSは、企業が1年間で稼いだ純利益を株数で割ったものだ。
その純利益は、大きく2つの要素で決まる。
売上:商品やサービスを売って受け取った金額の合計。経費を引く前の数字。
利益率:売上のうち、純利益として残る割合。
例:売上1,000万円、経費900万円 → 純利益100万円 → 利益率10%
純利益 = 売上 × 利益率
(→ 利益の4段階について詳しくは DAY14:売上と利益の関係 https://note.com/satsuki_60/n/n70a3a00be78a )
利益率は、会社の規模が大きくなるほど改善されやすい。
これをスケールメリットという。
例えば工場が1つあるとする。
商品を1個だけ作ると、工場の維持費・人件費・光熱費が全部その1個にかかる。コストパフォーマンスが悪い。
でも大量に生産すれば、1個あたりのコストはどんどん下がる。
売上が10倍になっても、家賃や総務の人件費は10倍にならない。
だから規模が大きくなるほど、利益率は改善されやすい。
特に上場したての会社はこの恩恵を受けやすく、利益が伸びやすい傾向がある。
⭐️ ポイント
EPS(利益)= 売上 × 利益率
規模が大きくなる → スケールメリット → 利益率が上がる → EPSが伸びやすい
② PERの構成要素
PERは「今の利益が続くなら、何年で元が取れるか」を表す数字だ。将来の成長への期待が高いほど、この数字は大きくなる。
(→ PERの基礎 DAY39 https://note.com/satsuki_60/n/n011a9640b794 )
(→ PERの本質 DAY40 https://note.com/satsuki_60/n/n63d4e9a998bd )
この期待値は、様々な要素で構成されている。
長期的な要素
📈 成長率:利益がどれくらい伸びるか
🔄 継続性:その成長が来年も続くか
✅ 確実性:その予想はどれくらい信頼できるか
💰 株主還元:自社株買い・配当増加・株主優待など
📢 IR:企業のアピール活動
短期的な要素
📉 金利:金利が高いと株の魅力が相対的に下がる
📊 全体相場:市場全体の雰囲気も影響する
これだけ多くの要素が絡み合っているので、PERを正確に予想するのは難しい。
でも、難しいからこそ、できるようになると強みになる。
PERを考える習慣が、他の投資家との差になっていく。

⭐️ ポイント
EPS = 売上 × 利益率(スケールメリットで改善)
PER = 成長率・継続性・確実性・株主還元・IR・金利・相場
💬 Satsukiの疑問とハルの回答

🌸 私:「PERってこんなに色々な要素があるの?正直、複雑すぎてお手上げだわ」
🌱「難しく感じるのは当然です。でも全部を完璧に計算する必要はないんです。『この会社は成長しそうか』『利益は続きそうか』を大まかに考えるだけでも、十分な判断材料になります。次回は、3つのPERという考え方をお伝えします。そこで一気に整理されますよ」
― ハル
🌸 私:「スケールメリットって、大きくなるほど有利ってこと?じゃあ大企業を買えばいいの?」
🌱「必ずしもそうではありません。大企業はすでにスケールメリットを享受しており、改善余地が少ない場合もあります。成長途中の会社の方が、利益率改善の余地が大きいこともあります。どの段階の会社に投資するかも重要な判断です」
― ハル
大企業より、成長途中の会社。
株の世界の見方が、少しずつ変わってきている気がする。
📝 今日の一言まとめ
株価の公式 EPS × PER。この2つを分解すると、投資の本質が見えてくる。
EPSは売上と利益率で決まる。
規模が大きくなるほど、利益率は改善されやすい。
PERは成長への期待値。
難しいけれど、考えることに意味がある。
動画を見て、メモを取って、記事にまとめた。
トータル1時間。
毎日1時間。それだけでいい。
続けることが、私にとって一番の才能だと思ってる。
次回は「3つのPER」。
実績・予想・未発表、それぞれの意味と使い方を学びます。
明日も続ける。
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