老後が不安なので、株を始めました DAY39【株価の公式:EPS×PER】
― ハルと歩く、Age60の投資録 39日目 ―
株価はこの公式で決まる

今日も動画を1本見た。
テーマは「株価の公式」。
正直に言うと、今日は、難しかった。
📚 今日学んだこと:株価はこの公式で決まる
① 株価の公式
株価 = EPS(1株利益)× PER
この式を覚えることが目的ではない。
なぜこの式で株価を考えるのかを理解することが大切だ。
② まず「時価総額」から理解する
株価の公式を理解するために、まず「会社全体の値段」から考える。
投資家は「純利益」と「PER」をかけ合わせて、時価総額を考える。
時価総額とは、市場が今現在評価している会社の値段だ。
この金額を用意すれば、その会社を丸ごと買える(実際には売ってくれないけれど)。
(→ 時価総額について詳しくは:DAY9:時価総額とPERの基礎)
そして株価は、この時価総額を株数で割ったもの。
株価 = 時価総額 ÷ 発行済み株式数
つまり株価という数字には、それ自体に大きな意味はない。 時価総額という「会社の値段」を小分けにした販売単位にすぎない。
少し具体的な数字で考えてみる。
ある会社の時価総額が100億円で、株数が1億株だとする。
会社全体で見ると:
純利益10億円 × PER10倍 = 時価総額100億円
1株単位で見ると:
EPS10円(純利益10億円 ÷ 1億株)× PER10倍 = 株価100円
1株で見るか、会社全体で見るかの違いだけだ。
言っていることは同じ。

③ 純利益は「株主のもの」
純利益とは、会社が1年間で稼いだ利益のことだ。
(→ 純利益について詳しくは:DAY14:売上と利益の関係)
そしてこの利益は、株主のものだ。
なぜなら、株主はその会社のオーナーだから。
会社が稼いだ利益は、配当として株主に還元される。
会社の利益は株主のもの。 これを理解しないと、株価の計算は意味をなさない。
④ PERとは何か
以前、PERについて学んだ。
(→ DAY9:PERの基礎/DAY11:PERの応用・暴落時の動き)
今日はファンダメンタルズ分析の文脈で、改めて整理する。
PERとは、「この会社の利益の何年分を払う価値があるか」という数字だ。
喫茶店の例で考えてみる
町の小さな喫茶店が、年間100万円の利益を出しているとする。
このお店を買いたい人が現れた。
「10年分の利益なら払う」と思えば → 1,000万円(PER10倍)
「このお店は将来もっと成長する!」と思えば → 2,000万円(PER20倍)でも払う。
逆に「先行きが不安だな」と思えば → 500万円(PER5倍)しか払わない。
つまりPERは、投資家がその会社の将来にどれだけ期待しているかを表す数字だ。
期待が高い会社 → PER高い
期待が低い会社 → PER低い
ファンダメンタルズ分析では、PERを中心に将来の株価を予想していく。
⭐️ ポイント
株価 = EPS × PER
投資家は「純利益」と「PER」をかけ合わせて、時価総額を考える。
株価は「会社の値段を小分けにしたもの」。
PERは「利益の何年分を払うか」という期待値。
💬 Satsukiの疑問とハルの回答

🌸 私:「ハルさん、なんで株価の公式を理解するのに、まず会社全体から考えるの?」
🌱「株価という数字だけ見ても、それが高いか安いかはわからないからです。でも会社全体の値段(時価総額)で考えると、『この会社の純利益に対して、投資家が何倍の値段を払っているか』という意味が見えてきます。その意味を理解した上で、1株単位に置き換えたのが株価=EPS×PERという公式なんです」
― ハル
🌸 私:「ピザで考えると、1切れがいくらかより、1枚全体がいくらかを先に知る感じ?」
🌱「そうです。1枚全体の価値がわかれば、8切れに分けた1切れの値段の意味も自然とわかりますよね。株価も同じで、会社全体の値段(時価総額)の意味がわかって初めて、1株の値段(株価)の意味が見えてくるんです」
🌸 私:「ハルさん、正直、頭がこんがらがってきたわ。株価って、なんとなく『需要と供給で決まる』と思っていたんだけど」
🌱「その感覚は正しいです。ただ、その需要と供給の背景にあるのが『この会社はどれだけ利益を稼げるか』という期待なんです。だからEPSとPERで株価を考えるのが合理的なんですよ」 ― ハル
🌸 私:「PERが高いほど、みんなの期待が高いってこと?」
🌱「そうです。ただし、期待が高すぎると割高になります。将来の業績が期待を下回った途端に株価が大きく下がることもあります。PERは使い方が重要で、次回はその詳しい話をします」 ― ハル
🌸 私:「DAY9やDAY11で学んだPERが、ここでまた出てきた。あの時より、少し深く理解できた気がする」
🌱「それが大切なんです。同じ言葉でも、文脈が変わるたびに理解が深まります。螺旋を描くように学んでいく、それが投資の勉強の本質ですよ」 ― ハル
同じ言葉が、違う景色を見せてくれる。
頭が痛くなりそうだけど、面白くなってきた気もする。
📝 今日の一言まとめ
株価 = EPS × PER
株価は「会社の値段を小分けにしたもの」。
PERは「利益の何年分を払う価値があるか」という期待値。
難しかった。 でも、わかった気がする。
動画を見て、メモを取って、記事にまとめた。 トータル1時間。
毎日1時間。それだけでいい。
続けることが、私にとって一番の才能だと思ってる。
次回は「PERの本質」。なぜ投資家は利益を重視するのか。株価の公式をさらに深く理解していきます。
明日も続ける。
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