なんのはなしです珈 ZINEが完成しました 制作過程と中身を少しお見せします
この数ヶ月間、ZINE編集にジンジンヒリヒリする日々でした。
なんのはなしです珈のZINEが完成しました。
▼はじまりはここから
「なんのはなしですか」とは?
noteの街で、コニシ木の子氏が発祥の「#なんのはなしですか」という魔法の言葉を中心に活動するクリエイターの集まり。
魔法の言葉はnoteを超え、ついに実在する企業【TABBY's COFFEE ROASTER】とコラボレーションが実現。
"なんのはなしです珈"オリジナルブレンド珈琲が誕生し、珈琲にまつわる物語を1冊の書籍にまとめたZINEを刊行することとなった。
私、本田は路地裏出版編集長としてZINEの編集を担うことになり、そのプレッシャーといえば上からキノコ、下から変態専用靴下を押し当てられているような、そんな心持ちでした。
駄菓子菓子、プレッシャーに勝るものが確かにそこにはありました。
TABBY's COFFEE ROASTER(以下TABBY'sさん)のおむぎさん、masaさんと、初めてオンラインでお話しさせていただいた日。全員アラフォーなのが信じられないほどに顔合わせは熱を帯びていました。モスキートエリさんが繋いでくれた珈琲となんのはなしですかのコラボ。ニコニコと画面の向こうで微笑むエリさんの珈琲への愛情が伝わってきます。なんだかとんでもなくワクワクすることの始まりを予感させました。
その後、通信でZINEを作ることがコニシさんから発表されると、 #なんのはなしです珈 には毎日たくさんの記事が届けられました。ロジウラーの皆様の生活に珈琲がこんなにも密着していて、日々の隙間を埋めていることを知って驚きました。
10月の1ヶ月間で、#なんのはなしです珈 に寄せられた記事は120本を超えました。masaさん、おむぎさんは、投稿されたすべての作品を繰り返し読んでくださいました。
そしてその中から、ZINEに掲載する作品をいくつか選んでいただいたのですが──。最初はもっとたくさんの記事があったんです。あれもいい、これもいい……ページ数の関係で、悩みながら泣く泣く掲載を見送った作品がいくつもあります。(コニシさんの作品も選出されていましたが、文字数オーバーなので……と私から残念なお知らせをいたしました。悔しいとおっしゃってました。)

こんなに書いてるのに、コニシさんのなんのはなしです珈3,000文字以上の記事しかないのよ
選出された作品のクリエイター様には、改行などの手を加えることをご説明し、自己紹介文やQRコードを送っていただくなどのお手数をおかけしました。快くご対応いただきありがとうございました。
TABBY'sさんの店頭にも並ぶ書籍。たくさんの方が関わるZINEで、実は私は圧倒的に装丁の自信がありませんでした。
「装丁は無理です。」
かなり初期の段階から相談させていただいたところ、なんと路地裏デザイナーのMottoさんが装丁を作ってくださることになりました。
▼Mottoさんがどれほど装丁にこだわっているか、こちらの記事をぜひご覧ください!
ZINEの編集を始めてから、ネット上でデータを共有できるオンラインホワイトボードMiloというアプリを教えてもらいました。装丁の相談や紙の材質などの打ち合わせはすべてMilo上で行われます。
私は本来ロングスリーパーで、夜9時から朝7時まで寝てるんですけど、たまに夜中に目が覚めることがあって。なかなか寝付けないからZINEの編集するか、とMiloを開くと、『Motto』という表示名とともに画面上でマウスが動いてるんです。
夜中の2時とかにね。
Mottoさんが装丁や挿絵を編集してコメントをしてるんです。暗闇で子どもの寝息が聞こえる部屋の中。遠い空(実際はたぶん近い)の向こうで同じ時間に1つの本を作っている。そんな夜を何度も見て、絶対にいい本するぞ!と、元々熱苦しいと定評の気持ちがさらに熱くなりました。
なんのはなしか分かりませんが、私からTABBY'sさんにインタビューをさせていただき、スペシャルインタビュー記事を作成することになりました。
人生初のインタビュアーです。みくまゆたんさんに相談した方がいいのでは?と言われたのですが、さすがに申し訳なくてAIに「インタビューのやり方」を聞きました。
Miloとは別に、LINEでも毎日のように話し合いが続きます。


今回の「な」号は、写真がたくさんです。
TABBY'sさんのお店から見えるかがみの海や、これまでに旅をしてきた場所、お店の中や、珈琲を入れる道具にいたるまで、多くの写真をTABBY'sさんがご用意してくれました。
masaさんの写真が本当に素敵で、寄稿してくださった方の作品に合うものを出来るだけ挿絵として入れるような形にしました。

広告については、数字が出てきた瞬間とんちんかんになる私にサッと助け舟を出してくれるのはいつもえむのマイトンさんです。

丸投げして答えを待つ私
皆様からいただいた広告や挿絵も、最終的にはMottoさんがサイズ調整や配置をしてくださいました。

調整はMottoさん
それでも、まだまだ不安は尽きません。
もう一つ圧倒的に不安だったのは校閲です。
noteからwordに作品をうつし、組版をしながら改行や句読点の確認、字下げを行って文章を整えてから、私の目だけで大丈夫なんだろうか──?
不安で仕方がありません。もちろんコニシさんとマイトンさんが同時に見てくださっているのですが、校閲の目、というのは文章を楽しむのとは別の形で必要なのではないかと思いました。
そんな不安を呟いたところ
『よければ私やります』
と声をあげてくださったのが紫吹はるさんでした。
創作大賞ベストレビュアー賞受賞。200本以上の作品を読んだはるさんが見てくれたらこんなに心強いことはありません。「ぜひお願いします!」とお任せしました。
はるさんの目は、すごい。

noteの元記事と比べて改行のおかしいところや誤字の指摘もしてくれました。QRコードもすべて正しく飛べるか確認してくれました。しかも何度も。ものすごい安心感です。

いよいよ完成が近づいてきました。
「予約販売とか出来るのだろうか?」とLINEがポロンポロン行き来していく中で、なんのはなしです課ショップ路地裏裏通り本店(オンラインショップ)を一手に引き受けてくださっているユーカリラディアータさんから力強いお言葉をいただきます。
『予約販売出来るようにします。』
ちょうどその頃ロンTやカルタなどの新作を準備していただろうはずなのに、カリスマ店員ラディさんからはテキパキと、「いつまでに何が必要で送料はどのくらいか」と必要な情報がパッと届けられます。かっこいい…!!
予約販売が出来るなら、予約特典を作ろう。
何がいいかな、とまたいくつかのLINEが行き来した後、コニシさんマイトンさんからのコメントつき広告一覧ポスターと、制作秘話が聞ける限定スタエフQRコードということになりました。

最後は何部刷るか、です。
結構な話し合いをした後、コニシさんマイトンさんは横浜ZINEフェスに出店することになりました。(しかも新作もこれから作る)

『ZINEフェスもあるから100冊刷ろう』
と決まったわけですが、心配です。あぁ怖い。これ以上ないくらい真剣に作った自信と、不安。本当に編集するのが私で良かったのだろうか……。
印刷会社に入稿する日がきました。
もう後戻りはできません。

刻みたいから記事に貼る
そして、ZINE発売の記事がコニシさんから届けられました。
なによりも、路地裏案内人のコニシさん。
回収週でも、朝でも夜でも、相談すればすぐに判断して返信をくれました。
ZINEだけでなくグッズも商標も忘年会も通信も、全ての中心で舵を取り、フラフラふふふとして見えるけど、実際はビシバシと楽しい方へ導いてくれました。
ハーメルンの笛吹き男は悲劇だったけれど、キノコの指笛男についていったら楽しいことが待っている。コニシさんが選んだ方なら、きっと楽しい。
そう無条件に信じさせてくれました。
この記事の中にどれだけたくさんの方のお名前が出てきたことか。編集を担当したとはいえ、私だけの作業はほとんどありません。多くの方に助けてもらいました。関わるすべての方が真剣に1冊の本を作ることにチカラを注いでくださいました。
本当にありがとうございました。
なんのはなしです珈
TABBY's COFFEE ROASTER編
第「な」号
現在予約受付中です。
制作秘話が聞ける限定スタエフコードと、コメントつき広告ポスターがもらえるのは予約のみです。
予約販売は2026年1月14日まで!
ぜひ、よろしくお願いします。
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