ジェームズ・タラリコ上院選アメリカ民主党候補-社会から疎外された人と共に
「タラリコ旋風」を巻き起こしているジェームズ・タラリコ氏の公式ウェブサイトには「ジェームズはテキサス州出身の8世代目で、元中学校教師、そして長老派(プロテスタントの教派)神学生です。州下院議員として、彼はテキサスを乗っ取った億万長者の巨額寄付者や傀儡政治家たちとの闘いを率いてきました。今、彼は汚職撲滅の闘いをワシントンに持ち込み、労働者の権力を取り戻すために上院議員選挙に立候補しています」と記載されています。*写真はジェームズ・タラリコ公式ウェブサイトより転載
中東の平和を支援するための緊急行動
アメリカ民主党のジェームズ・タラリコ(James Talarico)氏のキャンペーン公式ウェブサイトには「テキサス州は世界で8番目に大きな経済規模を持ち、他のどの州よりも多くの商品を海外に輸出しています。私たちはメキシコと国境を越えています。そして、世界中で勤務した退役軍人が最多の拠点でもあります」と書かれています。
また「私(ジェームズ・タラリコ)は2001年9月11日に12歳でした。国を守ることの重要性をよく知っています。ミレニアル世代として、イラク戦争のような軍事的災害がアメリカから若い命、数兆ドル、そして世界中での道徳的地位を奪ったことも目の当たりにしました」とあります。
そしてアメリカ上院での私(ジェームズ・タラリコ)の優先事項として「中東の平和を支援するための緊急行動を取ること」と書かれています。
その緊急行動とは「ネタニヤフ政権への攻撃的武器販売を停止し、アイアンドームのような防衛システムを支援し、アメリカ資金が民間人を傷つけないための合意を結び、アメリカの財政的・外交的影響力をすべて活用してハマスの武装解除を実現」すること、また「民主的なパレスチナ国家の樹立、イスラエルの違法入植地の停止、両国の主権の尊重、そしてイランのような敵対勢力からアメリカの利益を守るための長期的な地域協力の促進」することとされています。

国境を安全にし合法的に入国しやすくする
アメリカ民主党のジェームズ・タラリコ(James Talarico)氏のキャンペーン公式ウェブサイトには「私(ジェームズ・タラリコ)はテキサス州の8世代目です。私の家族はメキシコ時代からここに住んでいます。私たちは国境と深い繋がりがあります。母はラレドで育ち、家族の多くは今もそこに住んでいます。私たちテキサス人は、移民について多くのアメリカ人よりもよく理解しています。その課題も利点も」と書かれています。
また「私たちの国境は玄関ポーチのようなものであるべきです。歓迎用のマットが前に置かれ、ドアに鍵がかかるべきです。私たちは、見知らぬ人々ー難民、亡命申請者、そして経済に貢献しアメリカンドリームを追い求めたい人々ーを歓迎することもでき、私たちに害を及ぼそうとする人々を締め出すこともできます」とあります。
そしてアメリカ上院での私(ジェームズ・タラリコ)の優先事項として「包括的な移民改革をとおす」こと、「国境を安全にし、合法的に入国しやすくし、経済を活性化させる」ことと書かれています。

ジェームズ・タラリコ「隣に座る人の中に」
昨日(2026年3月27日)チーム・タラリコ(Team Talarico)がXアカウントに次のようなジェームズ・タラリコ氏のメッセージを投稿しています。
イエスと個人的な関係をもっていれば、他の人々をどのように扱ってもかまわないと説くような宗教は、忌まわしいものです。
聖書は、神を愛しながら他の人を憎むことはできないと教えています。
神を愛しながら移民を虐待することはできません。
神を愛しながら社会から疎外された人々をいじめることはできません。
神を愛しながら貧しい人々を抑圧することはできません。
私たちは、神を外に求めることに多くの時間を費やし、すぐ隣に座っている人の中にいる神を見失っているのです。(ジェームズ・タラリコ)
The kind of religion that says you can treat people however you want as long as you have a personal relationship with Jesus is an abomination.
Scripture says you can't love God and hate other people.
You can't love God and abuse the immigrant.
You can't love God and bully the outcast.
You can't love God and oppress the poor.
We spend so much time looking for God out there, that we miss God in the person sitting right next to us.(James Talarico)
移民や社会から疎外された人や貧しい人と共に
ジェームズ・タラリコ氏のメッセージに「イエスと個人的な関係をもっていれば、他の人々をどのように扱ってもかまわないと説くような宗教は、忌まわしいものです」と書かれています。
ジェームズ・タラリコ氏はトランプ大統領やヘグセス戦争長官(国防長官)を支持してきた福音派(Evangelical=エバンジェリカル)を強く意識しています。
福音派は「聖書は神の言葉であり無謬(一字一句も誤りがない)」としています。それに対して「聖書は人の手によって書かれた神の言葉」と理解するキリスト教会や教派や神学者もいます。
例えば、旧約聖書の創世記1章27節には「神は御自分にかたどって人を創造された。 神にかたどって創造された。 男と女に創造された」(新共同訳聖書)と書かれています。
聖書を一字一句誤りなき神の言葉と理解する福音派は、創世記に「男と女に創造された」と記載されていることから男女二元論を堅持し、性別は神が明確に区別したものであり交換不可能とし、また、性的交渉は「結婚した男女間のみ」でゆるされるとして、同性婚や同性愛行為に強く反対しています。
また福音派は新生(born again=ボーン・アゲイン)と呼ばれる個人的な回心体験を重視しています。そこからジェームズ・タラリコ氏が「イエスと個人的な関係をもっていれば、他の人々をどのように扱ってもかまわないと説くような宗教」と批判していますが、そういう側面が福音派にはあります。
そして福音派とトランプ政権の強い結びつきは、キリスト教ナショナリズム(Christian Nationalism=クリスチャン・ナショナリズム)とも呼ばれ、ジェームズ・タラリコ氏はキリスト教ナショナリズムを強く拒否しています。
またジェームズ・タラリコ氏のメッセージには「聖書は、神を愛しながら他の人を憎むことはできないと教えています」とあります。
新約聖書のヨハネの手紙一4章20節には「『神を愛している』と言いながら兄弟を憎む者がいれば、それは偽り者です。目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません」(新共同訳聖書)と記載されています。
またジェームズ・タラリコ氏の公式ウェブサイトには「神を愛し、隣人を愛しなさい。なぜなら、隣人を愛さなければ神への愛は存在しないからです。すべての人は神聖なものの姿を身にまとっています」と書かれています。
つまり聖書の教える「目に見える兄弟」や「隣人」とは、ジェームズ・タラリコ氏によると、移民であり、社会から疎外された人々であり、貧しい人々のことになります。

<ジェームズ・タラリコ関連記事>
最初に投稿した記事が『ジェームズ・タラリコ「左派対右派でなくトップ(上)対ボトム(下)」』、2番目の記事がジェームズ・タラリコ(民主党)演説「イエスを侮辱する行為は何か?」』、3番目の記事が『ジェームズ・タラリコ(民主党)上院選候補者「あなたが憎む以上に愛する」』になります。
これらの記事の中でも紹介していますが、ジェームズ・タラリコ氏は長老派(Presbyterian)の神学生です。プレスビテリアンは伝統的なプロテスタント教会であり、ジェームズ・タラリコ氏が所属する長老派教会はアメリカ合衆国長老教会(PCUSA)になります。
ジェームズ・タラリコ氏はアメリカ合衆国長老教会(PCUSA)に所属していますが、民主主義を破壊したトランプ政権と福音派が結びついたキリスト教ナショナリズム(クリスチャン・ナショナリズム)を強く拒絶しています。
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