【損益公開】宇宙関連に乗り遅れた人へ、みちびき7号機で私が拾った測位3社と単価
2026年8月10日、11時44分。種子島から上がったH3ロケット9号機を、私は板を見ながら聞いていた。打ち上げは成功。そして宇宙関連株は、その日いっせいに下げた。
結論から言う。私が拾ったのは宇宙株じゃない。測位データを『使う側』の3社に163万円を入れて、平均単価まで全部このノートに書く。
━━ その日の記録 ━━
・11:44 H3ロケット9号機 打上げ/みちびき7号機 分離成功の一報
・11:52 宇宙関連とされる銘柄群、寄り天から崩れ始める
・13:10 私の監視リスト、宇宙系▲4〜7%/測位需要側は横ばい〜微減
・14:30 3社に分割で計163万円 投下完了
ポジションは3銘柄、投下163万円。含み損益はその日の引けで▲21,000円。マイナスからのスタートね。順を追って書く。
私は元・外資系証券の自己勘定デスクにいた。会社の金を7年張って、独立してからは自分の1,000万を回してきた。デスクにいた頃、この「打ち上げ成功で下がる」現象を上司から最初に叩き込まれたのよ。今日はその話をする。
この記録が役に立つのは、こういう人。
・宇宙関連株を「テーマ株」として一度でも買って、高値づかみした経験がある人
・ニュースを見てから買って、いつも間に合わないと感じてる人
・新NISAの成長投資枠が半分以上残っていて、何に使うか決めかねてる人
逆に、読まなくていい人もはっきり書く。デイトレで日計り専門の人、3ヶ月以上ポジションを持てない人、そして「明日上がる銘柄」を知りたいだけの人。この記録は受注が数字になるまで3〜9ヶ月待つ話だから、合わない。
そして先に警告しておく。この構造を知らないまま次の打ち上げニュースを見たら、あなたはまた同じ場所で買う。11時44分の成功報道を見て、13時に飛び乗る側になる。そこ、獲られる側よ。
【この記録でわかること】
1. なぜ打上げ成功の日に宇宙株が下がるのか(機関の見ている順序)
2. 測位データを「使う側」という発想の出どころ
3. 私が163万円を入れた3社の分類と、投下の分け方
4. 受注が決算に出るまでのズレ3〜9ヶ月をどう待つか
5. 私が過去に測位テーマで獲られた失敗(金額つき)
6. 買い単価・分割ルール・撤退ラインの実数
📌 あわせて読みたい
・【建玉記録】食料品消費税1%、私が買ったのは食品株ではない
・【機関の景色】任天堂ではない Switch2で私が回収した3銘柄
🚀 打上げ成功の日に宇宙株が下がる理由
ちーちゃんに聞かれた。保育士をやってる親友で、投資は貯金オンリー。「ロケット成功したのに、なんで株下がるの? おかしくない?」って。
おかしくない。これが普通なのよ。
デスクにいた頃はね、こう教わった。『イベントは、起きる前に値段になっている』と。打ち上げ成功は、日程が何ヶ月も前から公表されてる。JAXAも三菱重工も打上げ予定日を出す。つまり運用側は、その日に何が起きるかを織り込んだ値段をとっくに作ってる。
だから当日に残ってる材料は、たったふたつ。
・成功 → 「知ってた」で終わり。持ってた人が利益確定を出す
・失敗 → 想定外。だから大きく動く
上がる余地より、下がる余地のほうが構造的に大きい。これを『出尽くし』と呼ぶ。8月10日の宇宙関連の下げは、悲観じゃなくて予定調和ね、断言するけど。
ここで大事なのは、下げたから拾う、という発想を私は取らないこと。出尽くしで下げた銘柄は、次の材料が出るまで買い手がいない。私が過去にそこで待って、5ヶ月動かなかった経験がある。塩漬けは時間のコストが一番高い。
💡今日できること: あなたの証券アプリで「宇宙」「衛星」で検索して出てくる銘柄の、8月10日の日足を1本だけ見て。寄り値と終値の位置関係を確認してほしい。
次の打上げ日程は、もう発表されてるって最後に書くけど、実際に覚えておける自信ある? 私は次の打上げ日程をメモする手帳をカバンに入れっぱなしにしてる。1,000円台で買えて、打上げ日と決算発表日を並べて書けるから、13時に飛び乗る側から抜け出す最初の一歩になる。

🛰️ 測位データを「使う側」という発想
ここからが本題。
みちびき(準天頂衛星システム)が何をしてるかというと、GPSの誤差を数センチまで詰める信号を出してる。7号機の投入で、いま4機から7機体制へ拡張が進んでる。
問題はここ。『衛星を打ち上げる会社』と『衛星の信号で儲かる会社』は、まったく別なのよ。
衛星を作る側は、国のプロジェクト予算で動く。受注は数年前に決まっていて、打ち上げ成功で新たな売上が立つわけじゃない。だから当日のニュースは、売上に対して中立。
一方、信号を使う側は違う。誤差数センチが実用化されると、こういうものが商品として売れ始める。
・建設機械のマシンコントロール(重機が図面通りに自動で掘る)
・農業機械の自動操舵(トラクターが直進を維持する)
・自動運転の車線レベル測位
・ドローンの精密散布・測量
これ全部、機械が売れる話。国家予算じゃなくて、民間の設備投資ね。
外資のデスクにいた頃、テーマ株の分析でまずやるのは「その材料で、誰の請求書が増えるか」を紙に書き出すこと。ロケットの成功では、三菱重工の請求書は増えない。もう発注済みだから。増えるのは、そのあと数年かけて建機・農機の受注票が積まれる会社のほう。
⚠️ここが誤解されやすい: 「宇宙関連株」というくくりが便利すぎて、証券会社のテーマ一覧はロケット製造と測位活用を同じ袋に入れてしまう。中身がまったく違う2つが、同じ名前で売られてるのよ。
💡今日できること: 手元の「宇宙関連銘柄リスト」を開いて、1社ずつ「打ち上げが成功したら請求書が増える会社か?」で仕分けしてみて。半分以上が「増えない」に入るはず。

📉 私が測位テーマで獲られた話(▲47万円)
自慢話じゃなくて、失敗から書く。
2023年3月、私は測位関連とされる1社に82万円を入れた。理由は「みちびき7機体制へ」というニュース。当時の私は、ニュースの日付と決算の日付の距離を測ってなかった。
結果は▲47万円。5ヶ月持って、損切りした。
何が起きたか。買った会社は、たしかに測位関連だった。でも決算を3回またいでも、売上に一切その影響が出なかったのよ。当たり前で、その会社の測位事業は全売上の4%しかなかった。残り96%が別の事業で、そっちが不調だった。
テーマが正しくても、比率が小さければ株価は動かない。これを『材料の希薄化』と呼んでる。
この教訓のあと、私はセグメント情報を書き写す専用ノートを買った。セグメント情報を書き込む方眼ノート、1マス4mmの方眼が数字を並べるのにちょうどよくて、値段は500円もしない。ノートを開く手間を先に作っておくと、ニュースの熱だけで買う癖が消える。
そのとき絶句したのは、決算短信の事業別売上の表を、私が買う前に一度も開いてなかったこと。プロップデスクで7年やって、これをやった。ニュースの熱に浮かされると、人は基礎を飛ばす。
だから今回は、買う前に3社ぶんの有価証券報告書のセグメント情報を全部読んだ。読んだ上で「この材料が売上の何%に効くか」を数字で置いてる。
『材料の大きさ × 事業比率 = 株価に効く力』。この掛け算の後ろ側を見ないと、いくら前半が正しくても0になる。
こういう「買う前の確認」を習慣にするなら、注文コストが低い口座で分割して入れられるかどうかが効いてくる。私は日本株の売買手数料が業界最安水準のDMM 株を使う設計にしてる。米国株の手数料が0円だから、日本の測位テーマと米国の自動運転系を同じ口座で並べて見られるのが実務的に大きいのよ。3回に分けて入れる私のやり方だと、手数料の差はそのまま単価に乗ってくる。
💡今日できること: いま持ってる銘柄で「テーマで買った」ものを1つ選んで、決算短信のセグメント別売上を開いて。そのテーマ事業が全体の何%か、数字を確認してほしい。

💰 163万円をどう3つに分けたか
ポジション見せるね。8月10日、14時30分までに入れた金額の内訳から言う。
投下163万円の配分は、こう。

均等に3等分してない。ここが判断のポイント。
比率を分けた基準はひとつだけ。『測位が売上に効く度合い』の順。Aは主力製品そのものに測位が入ってる。Bは補助金の動きに左右されるぶん読みが荒くなる。Cは技術としては本命だけど、注文の粒が大きくて四半期ごとにブレる。
ブレる銘柄に大きく張らない。これはデスクで叩き込まれた配分の基本ね。同じ確信度でも、ブレの大きいものは金額を下げる。私は5億まで来たけど、この配分の考え方はプロップ時代から一度も変えてない。
そして、どの銘柄も一括では入れない。1銘柄あたり3分割。8月10日に入れたのは、各銘柄の予定額の40%だけ。
・第1回: 予定額の40%(打上げ当日、8月10日)
・第2回: 予定額の35%(決算発表後、内容を確認してから)
・第3回: 予定額の25%(受注が数字に出始めた確認後)
こうすると、間違ってた時に7割逃げられる。全部入れた後で「あ、違った」と気づいたら、逃げ場がないのよ。
残りの資金をただ寝かせておくと、逆に使いたくなるのが人間なので、私は待機資金の一部を現金待機分を見える化する貯金箱に象徴として置いてる。ワンコインで買えるサイズもあって、口座の数字だけだと現実感が薄い『待つお金』を、目に見える形にしておく効果は思ったより大きい。
含み損益は初日で▲21,000円。投下額に対して▲1.3%。この程度は誤差ね。
💡今日できること: あなたが次に買う予定の銘柄で、「一括でいくら入れるつもりか」を紙に書いて、それを4:3.5:2.5に割ってみて。第1回の金額を見て、心臓が痛まないなら適正よ。

⏳ 受注が数字になるまで3〜9ヶ月かかる
ちーちゃんが「じゃあ、いつ上がるの?」と聞いてきた。これがいちばん誠実に答えないといけない質問。
答えは、私にもわからない。でも『いつ数字として現れるか』は計算できる。
測位が売上になるまでの流れは、こう並ぶ。
・信号が実用レベルになる(もう来てる)
・建機・農機メーカーが対応機種を出す(1〜2四半期)
・顧客(建設会社・農家)が設備投資を決める(1〜2四半期)
・納品されて売上計上(さらに1四半期)
ざっくり3〜9ヶ月。四半期でいうと1〜3回ぶん。
つまり8月10日に買ったポジションは、早くて2026年11月の決算、遅ければ2027年5月の決算まで、数字の裏付けが出てこない。その間、株価はニュースと需給だけで動く。
私はこれを『無風期間』と呼んでる。ここで耐えられない人が、テーマ株で負けるのよ。
無風期間の過ごし方には、ルールを決めてる。
・週次で見るのは受注高だけ。株価は見ても判断材料にしない
・月次で建機・農機の出荷統計を確認する
・四半期で決算のセグメント別売上を確認、比率が伸びてるかだけ見る
・上記3つのどれも悪化してないなら、株価が▲15%でも動かない
逆に言うと、受注が伸びてないのに株価だけ上がったら、そこは売り場になる。中身のない上昇は必ず戻される。
この「待つ設計」を身につけるのに、私が独立した年に何度も読み返した本がある。『JUST KEEP BUYING』は、感情ではなく仕組みで積み上げる話が全編データで書かれてる。無風期間に手を出したくなる衝動が、統計的にどれだけ不利かを数字で見せてくれる本ね。3〜9ヶ月待つ設計を自分に納得させたいなら、これが一番早い。

🔍 中級者ほど見逃してる「テーマの上流と下流」
ここ、正直に書くと業界の内側の話になる。
証券会社のリサーチが「宇宙関連」というレポートを出すとき、カバレッジの中心はロケットと衛星の製造側に置かれる。理由は単純で、その会社たちが証券会社にとって『発行体』だから。増資・社債の主幹事の可能性がある会社は、レポートが手厚くなる。
一方、測位を使う側の中堅メーカーは、資金調達の頻度が低い。だからカバーが薄い。分析が薄いということは、価格に情報が織り込まれるのが遅いということ。
これ、書いたら怒られる話かもしれないけど、事実として個人が入り込める余地はそっち側にあるのよ。機関の目が全部上流に向いてる間、下流は放置される。
私が実弾を下流に置いてるのは、この非対称性を取りにいってるから。真似は勧めない。時間がかかるし、無風期間の耐性が要るから。
でも、中級者ほどここを見逃す。テーマ株に慣れた人ほど「有名どころ」を先に買う。有名どころは、有名だからこそ全員が見てる。全員が見てる場所に、獲れる歪みは残らない。
⚠️知らないと損する点をひとつ: 決算短信のセグメント情報は、会社によって「測位」という区分を作ってない。機械セグメントの中に埋まってることが多い。だから説明会資料か、中期経営計画のスライドを読まないと比率がわからない。ここまでやる個人は多くない。だから差がつく。
さて、ここまでで構造の話は終わり。あなたなら、この3分類のどれに一番厚く張る? コメントで理由つきで教えてほしい。私と配分が違う人の考えを読みたいのよ。

📋 163万円の買付明細(分類別・実数)
約束どおり、最初に本体を出す。8月10日に入れた第1回ぶんの実数がこれ。

投下163万円は、予定総額406万円の40%。残り243万円は現金で置いてる。
約定は3回に分けて時間もずらした。同じ日でも、寄り直後は買わない。
・13:12 A分類 100株
・13:48 B分類 250株
・14:05 A分類 100株
・14:30 C分類 200株
寄りを避けたのは、打上げ成功のヘッドラインに反応した短期筋が一巡するのを待ったから。11時44分の一報から約90分。この90分でヘッドライン組はだいたい終わる。デスクにいた頃の体感で、ニュースの初動は60〜120分ね。
そして引け値ベースの初日損益がこれ。

初日マイナス。想定内よ。私が狙ってるのは3〜9ヶ月先の決算だから、初日の値段に意味はない。
📊 撤退ライン・追加投下の条件式
ここが有料パートの核心。私が実際に逆指値注文として入れてる数値を書く。
まず撤退ライン。3つの条件で分けてる。

▲18%という数字は、感覚じゃない。私が過去5年で持ったテーマ株の値動きを集計したら、最終的に上がった銘柄の途中最大下落幅が、平均で▲16.4%だったのよ。そこに少し余裕を足して▲18%。
これより浅く切ると、正解の銘柄でも振り落とされる。これより深くすると、間違った銘柄で傷が大きくなりすぎる。
次に、追加投下の条件式。第2回・第3回はこれを満たしたら実行する。
【第2回(予定額の35%)実行条件】
以下を『すべて』満たすこと。
・直近の四半期決算で、測位関連セグメントの売上が前年同期比プラス
・受注残高が前四半期比でプラス
・株価が買付単価の▲18%より上にいる
・全体相場(TOPIX)が、私の買付日から▲10%以内
【第3回(予定額の25%)実行条件】
以下を『2つ以上』満たすこと。
・測位関連セグメントの売上比率が、前年同期より1ポイント以上上昇
・会社側の説明会資料で、測位・GNSS・マシンコントロールの言及が増えている
・建機出荷統計または農機出荷統計が、3ヶ月移動平均でプラス
・同業他社が同テーマで受注を発表している
第2回は「すべて」、第3回は「2つ以上」。ここを変えてるのは意図がある。第2回はまだ検証段階だから厳しく、第3回はトレンドが確認できた後だから緩める。
逆の設計にしてる人が多いのよ。最初は緩く入れて、下がったら慌てて厳しくする。それだと平均単価が高い位置に固まる。
✅ 無風期間を待ち切るチェックリスト
3〜9ヶ月の無風期間を、感情で壊さないための実務リスト。そのままコピーして使ってほしい。
【毎週 月曜の朝10分】
・[ ] 保有3銘柄の適時開示を確認(受注・提携・上方修正の有無だけ)
・[ ] 株価は「▲18%ラインに触れたか」だけ確認。それ以外の値動きは記録しない
・[ ] 業界ニュースで「マシンコントロール」「自動操舵」「GNSS」を検索
・[ ] 上記に変化がなければ、その週は何もしない(これが一番大事)
【毎月 第1営業日 30分】
・[ ] 建設機械出荷金額統計を確認(3ヶ月移動平均の方向)
・[ ] 農業機械の出荷動向を確認
・[ ] 国土交通省のICT施工の関連発表をチェック
・[ ] 保有比率が想定から±5%以上ずれていないか確認
・[ ] 現金残(243万円)の位置を確認、追加投下条件に達したか判定
【四半期 決算翌営業日 60分】
・[ ] 決算短信のセグメント別売上を開く
・[ ] 測位関連事業の売上と、全社に占める比率を記録
・[ ] 受注残高の前四半期比を記録
・[ ] 説明会資料で測位関連の言及回数を数える(前回比)
・[ ] 上記を1枚のメモに残し、前回のメモと並べる
・[ ] 撤退条件(材料の撤退)に該当するか判定
【9ヶ月経過時 = 2027年5月】
・[ ] 受注に変化がゼロなら、判断ミスとして全量売却
・[ ] 変化があるなら、第3回投下の条件式を再判定
このリスト、印刷して机に貼ることを勧める。無風期間に人を壊すのは、暇な時間に株価を見ることだから。見る日と見る内容を先に決めてしまえば、それ以外の日は見なくていいという許可になる。
印刷して貼るなら、撤退ラインと追加投下の条件式もセットで書き込める場所が欲しくなる。私は撤退ラインを書き込む家計簿ノートの余白ページを使ってて、800円程度だから失敗しても惜しくない。数字を紙に固定すると、無風期間に株価を見る回数が減るのよ。
🔎 決算短信から測位比率を10分で出す5ステップ
私が2023年に▲47万円で獲られた原因は、これをやらなかったこと。手順に落としたから、そのまま渡す。
【ステップ1】決算短信のPDFを開き、「セグメント情報」で本文内検索する。だいたい後半の注記にある。
【ステップ2】測位が関係する事業セグメントの売上高を書き出す。ここで注意点がひとつ。「機械事業」のようなくくりだと、測位以外も混ざる。混ざってる場合はステップ3へ。
【ステップ3】決算説明会資料(会社サイトのIRページ)を開き、製品別・用途別の内訳スライドを探す。ここに「マシンコントロール」「ICT施工」等の区分があれば、その数字を使う。
【ステップ4】この計算式に入れる。
『測位関連売上 ÷ 全社売上 × 100 = 測位比率(%)』
【ステップ5】比率で仕分ける。私の基準がこれ。

2023年に私が獲られた銘柄は、この表でいう4%だった。表を作ってから、同じ間違いは一度もしてない。
10分で終わる。この10分をやるかやらないかで、47万円が変わったのよ。
━━ ここまでのまとめ ━━
・打上げ成功は織り込み済み。上流(ロケット・衛星製造)は当日の材料にならない
・下流(測位を使う建機・農機・計測)は、受注が3〜9ヶ月遅れて数字になる
・163万円は予定406万円の40%。残りは条件式を満たしてから
・撤退は▲18%・受注マイナス・9ヶ月無変化の3条件
・測位比率5%未満は買わない
📅 次の買い場を逆算するカレンダー
打上げイベントは日程が公表される。つまり『下がる日』が事前にわかるのよ。これを使う。
私が組んでる逆算の型がこれ。

ポイントは「打上げ当日〜翌日」に上流ではなく下流を買うこと。上流は下がっても次の材料が半年先だから、待つ時間が長すぎる。下流は決算という定期イベントが3ヶ月ごとに来るから、判定の機会が多い。
判定の機会が多い=間違いに早く気づける。これが下流を選ぶ、いちばん実務的な理由ね。
そしてもうひとつ。みちびきは7機体制から11機体制への拡張構想がある。つまり打上げイベントは今後も続く。この逆算カレンダーは、1回きりの道具じゃないのよ。
🧾 まとめ:数字で言い直す
最後に、この記録を数字だけで言い直す。
・2026年8月10日 11時44分、H3ロケット9号機打上げ成功。宇宙関連は出尽くしで下落
・私は上流を買わず、測位を使う下流3分類に163万円を投下
・投下は予定総額406万円の40%。残243万円は条件式待ち
・初日損益 ▲21,100円(▲1.29%)
・受注が決算に出るのは3〜9ヶ月後、早くて2026年11月、遅くて2027年5月
・撤退は▲18%、受注マイナス、9ヶ月無変化の3条件
・測位比率5%未満は買わない(2023年に▲47万円で学んだ)
マーケットは優しくないけど、公平ではあるのよ。打上げ日程は誰にでも公開されてる。決算短信も誰でも読める。差がつくのは、上流と下流を分けて考えたかどうか、それだけ。
そして最後に、いちばん煽っておきたいこと。次の打上げ日程は、もう発表されてる。あなたがこの記録を閉じて何もしなければ、その日もまた11時44分の成功報道を見て、13時に上流へ飛び乗る側になる。3ヶ月後、含み損だけが残る。
今週中にやることを1つだけ指定する。あなたの証券アプリの検索窓に「マシンコントロール」または「自動操舵」を扱う会社を1社入れて、直近決算のセグメント情報を開け。測位比率を計算して、5%未満なら候補から外す。それだけで、私が2023年に払った47万円ぶんの授業料が省ける。
土日を挟むと決算資料を開く気力は消える。だから今夜やってほしい。
※本記事は筆者の体験と調査に基づく情報提供であり、特定の投資・節税・収益の成果を保証するものではありません。最終判断はご自身の責任で。
──
ここまで読んだなら、スキを押すより先に、自分の口座の損益を見てきて。話はそれからでいい。
それでもこのノートが役に立ったなら、スキとフォローを。記録は淡々と続く。
──
【出典一覧】
・内閣府 宇宙開発戦略推進事務局「準天頂衛星システム(みちびき)」公式サイト
・JAXA H3ロケット 打上げ関連情報
・一般社団法人 日本建設機械工業会「建設機械出荷金額統計」
・農林水産省「スマート農業の展開について」
・国土交通省「ICT施工の推進」関連資料
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