首を絞められた夜、それでも離婚を決められなかった夜
「DVで首を絞められたら、普通はすぐ離婚するでしょ?」
そう思う人もいるかもしれない。
でも私は、そのあと普通に仕事をした。
ある日のテレワーク中。
ささいな喧嘩だった。
いきなり首を絞められて放心状態。
その後何事もなかったように仕事を始めた。
これがINTJ(建築家)仕事命笑
感情はあと回し。
すぐに警察に行かなかった理由
DVで首を絞められた。
本当はその日に警察に行くべきだった。
すぐ、行かなかった。
なぜか。
「今までもあったから。」
足をつかまれて部屋の中を引きずられたこともある。
体は痛い。
でも、正直に言うと、
怒鳴られるよりマシだった。
血が出ていたら違ったかもしれない。
骨が折れていたら違ったかもしれない。
でも、
怒鳴られるほうが、何倍も怖い。
怒鳴られる恐怖
本当に無理。
言葉の方が楽では?って思う?
私の場合は違った。
とてつもない言葉を浴びせられる。
自尊心が削られる。
こわい
こわい
こわい
それしか浮かばない。
何を言われているのか、途中から理解できない。
ただずっとキレている。
ずっと怒鳴っている。
なにをそこまで怒れるの?
どうしてそんなに長時間怒鳴れるの?
1日、2日。
ずっと機嫌が悪い。
空気が重い。
高圧的。
何も話せなくなる。
お酒が入ると、さらにひどい。
私は何も言い返せない。
頭が真っ白になる。
思考停止。
体への直接的な痛みのほうが、
まだ楽だと思ってしまう。
それくらい、怒鳴られるのが怖かった。
DVなのに、なぜか“軽く”感じてしまう
首を絞められたのに、
怒鳴られる日常のほうが苦しかったから、
物理的な暴力が一瞬に感じた。
感覚が麻痺してるってこういうこと。
離婚を決められなかった本当の理由
怖い。
でも、
「何も考えられない」
優しい時期もある。
普通の日もある。
仕事はちゃんとしている。
外ではいい人?なのかな?
これがモラハラとDVの怖さ。
殴る蹴るだけがDVじゃない。
怒鳴る。威圧する。人格否定。
それが続くと、判断力が削られる。
首を絞められても、
すぐには離婚を決められなかった。
でも今ならわかる。
ずっとずっと、すでに限界だった。
もし今、同じ状況にいるなら
「これくらいで警察は…」
と思っているかもしれない。
でも、
首を絞めるのは明確なDV。
怒鳴り続けるのもDV。
怖いと感じるなら、それは異常。
感覚が麻痺するほど追い込まれているだけ。
離婚について考えられなくなるくらい疲弊する。
考えられない。
思考が止まる。
それって怠けでも弱さでもなくて、
脳がサバイバルモードに入ってる状態。
怖い空間に長くいると、
人は“考える”より“やり過ごすこと”を優先する。
ただ呼吸してるだけ。
ただ時間が過ぎるのを待つだけ。
それは「生きている」というより
「耐えている」状態。
静かにしているしか選択肢がなかった。
だから動けなかったのかも。
警察に行く気力なんてすぐに出ない。
二人の空間にいるだけで
思考回路が停止する。
全然余裕で異常だった。
このあと私は、警察に行きます。
そして別居を決めます。
でもその話はまた別の記事で。
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