【西洋占星術】noteクリエーターに特化した鑑定サンプル(標準バージョン)
具体的なディティールを描写するために、私自身をサンプルに使いました。やや例外的な内容になりますが、鑑定の概要は十分に掴んでいただけると思います。
なお、鑑定文は、この記事の文字量(3500~4000文字以内)が基準となります。
●依頼人/
自分(男性、50代)
●経歴/
映像関係、営業職、漫画家
●興味があるもの/
西洋占星術とその哲学
●noteで行っていきたいこと/
西洋占星哲学のエッセイおよびホロスコープ鑑定と、小説の執筆の両立
●この鑑定で知りたいこと/
体を壊して漫画が描けなくなり、文章での作家活動を目指しているが、読者の存在やニーズを無視して書きたいものばかり書いてしまう。読み手に向けて書こうとしても一方的になるため、改善したい。



▼ここより鑑定本文です▼
ステップ1:10天体の働きと関係性を知ることで、自分に対する認識を拡大する
まずはあなたのホロスコープ内で、10天体が作っている関係性(アスペクト)を、あなたが普段の生活の中で自覚しやすい順番に整理します。
①複合ハードアスペクト
・TスクエアA(2ハウスの冥王星と天王星+11ハウスの月+9ハウスの土星とキロン)
・TスクエアB(12ハウス木星+4ハウス水星+MC)
②Tスクエアを調停するアスペクト
Aを調停する4ハウス海王星
Bを調停する1ハウス火星
③セクスタイル(3ハウス金星と12ハウス木星)
④太陽のノーアスペクト
複雑に絡み合ったこの構造は、あなたが持つエネルギーの多層性と緊張を表しています。この鑑定では特に、あなたのホロスコープの主導権を握っているTスクエアAと、対照的な存在であるノーアスペクトの太陽に絞って、詳しく解説していきます。
●TスクエアA
最も大きなエネルギーを内在しているTスクエアAは、〝破壊と創造〟のためにしか働くことのない回路です。個人の資質を表す2ハウスで、古い習慣を叩き壊して自由になりたい天王星が、冥王星によってその性質を限界まで強調されています。
土星の年齢期が見えてくるまで、あらゆる社会的な組織は、あなたにとって不自由で息苦しいものでしかなく、必要があればいつでも壊して(壊れて)しまって構わない───と、心の奥底で思いながら関わり続けていたはずです。
その緊張感を伴う関係が、一時的にしろ解消されて、TスクエアAの持つエネルギーが初めて〝はけ口〟を見いだせたのが、職業漫画家として週刊雑誌や月刊雑誌で作品を描いていた数年間でした。
9ハウスは出版の部屋であり、土星は大企業のシンボルでもあるので、出版社はその象徴となります。
・抽象的なシンボルだった土星が、実体を備えたターゲットとなった。
・〝爆発〟しても大丈夫、どころか、起爆し続けることを求められた。
・その上で原稿料という対価までもらえた。
このような状況を手に入れた経験が、期せずにして、
「安全な場所や条件下で、困難な複合ハードアスペクトをエネルギーを全開で回してやる」
という、ホロスコープの内圧を下げるための最良の対処法になっていました。外部からの引き合いでその状況が用意されたことは、本当に幸運だったと言えます。
しかし、この経験は同時に、あなたの中に〝依存の影〟を生み出しました。
書きたいものをストレートに書き、そのまま受け入れられたことにより、あなたはそのスタイルに固執し、似たような作品を繰り返し描くようになったのです。
これは、アイディアや柔軟性に欠けていたというより、あなたのホロスコープに、TスクエアAに匹敵するポテンシャルを持つ複合アスペクトが無い、とうことが原因です。
結果としてあなたは、世間の空気が移り変わり、破壊と再生を求めて突き進む〝世紀末的〟なテイストから、くどさや重さに囚われない、クールで身軽な〝ゼロ年代的〟テイストに、作風をシフトすることができませんでした。
そして、後押ししてくれる編集者やファンの方々がいたにも関わらず、商業的なステージに踏みとどまるのが難しくなっていったわけです。
これは、書きたいこと、書かなければならないと感じることを、書き続けてしまったクリエーターが迎える、典型的なパターンと言えます。
✶
時が経ち、木星期も半ばを過ぎて、自分の中にある土星の姿と、そこから連なるTスクエアAの存在が、ようやくリアリティを持って実感でき始めてきたあなたは、インディーズとして改めて漫画作品の執筆に取りかかりました。
しかし、相変わらず『書きたいことを、読んでもらおう』という矛盾した姿勢のままだったため、自分と大勢の人たちの中にいる『読みたいものを求める読者』を無視して突っ走りました。
その結果、ある時点で体を壊し、漫画そのものが描けなくなります。
二つのトランスサタニアンと土星が葛藤状態にあるTスクエアAの圧力を、あなたのホロスコープの中で引き受けているのは、たった一つの感受点=月だけです。
職業漫画家だった頃には、出版社や編集者やデザイナーが土星を、雑誌を読んでいる読者たちが月を、それぞれ支えてくれていたため、あなたの中で暴れるエネルギーを〝アース〟してくれていました。
しかし、インディーズ作家としてたった一人で制作する場合、すべてのストレスが肉体と感情をつかさどる月だけにのしかかります。
極端な感情の集中化を体ひとつで支えた結果、あなたの自律神経は壊れてしまい、描くことはもちろん、立っていることすら、難しい体調となったのです。
「あまりに理不尽な運命の仕打ちだ!」とご自身では思われたことでしょう。
しかし、これはあなたが自分の大きな部分を〝影〟にしたまま生きてきたことで、必然的に引き起こされた〝経年劣化のクラッシュ〟なのです。
ですので、
ステップ2:影の部分をできる限り無くして、エネルギー漏れを激減させる
というメニューは、あなたには適用できません。
残酷な言い方になりますが、漫画家としてのあなたはすでに壊れてしまっているからです。
しかし、ここで終わりにしないのが、クリエーターに特化した本鑑定です。
作品制作の〝強烈な楽しさ〟と収益を生み出すための別ルートが、あなたの中にはまだ残されています。
ステップ3:読みたいものを自覚して、書ける道筋を整える
●ノーアスペクトの太陽
あなたのホロスコープには、他のアスペクト群とはまったく異質な力を持った感受点が存在します。それがノーアスペクトの太陽です。
ノーアスペクトとは、他の9つの惑星とメジャーアスペクトを作っていない、孤立した状態にあることを指します。日常的な物事には興味を持てず、その天体の特徴や指向性だけに純粋に集中して働く、究極の〝オタク天体〟です。
さて、ホロスコープのすべての度数には、サビアンというシンボルが付与されており、一つ一つの天体に特有の意味を与えています。
天秤座12度(出生図では11と表記されていますが、この鑑定では数え度数で見ます)のあなたの太陽のサビアンシは「炭鉱夫」です。
「炭鉱夫」は知識の探求に夢中になる度数です。地下の鉱脈まで潜っていって未知の原石を掘り出すように、人の内面や世界の本質を探ることに過集中していきます。
太陽は「自我」を象徴する天体ですが、そのシンボルが「炭鉱夫」でノーアスペクトである場合、自己探求に特化した状態でフル稼働することになります。自身の潜在能力や、〝影〟にしてきた部分の性質について、果てしなく探り続けることができ、新しい知識を抽出します。
このノーアスペクトの太陽こそが、あなたを新しい生き方へと導く別ルートへの〝扉〟となります。
なぜならこの太陽は、〝読みたいもの〟だけしか読まない、純粋な読者として機能するからであり、この太陽が見つけ出した〝原石〟をそのまま作品化することで、社会的な投影連鎖を引き起こせる可能性が高いからです。
探求の結果を文章にしながら、あなたが自己の枠組みを大きく広げていくことができれば、〝あなたの中に含まれた多くの人たち〟をノーアスペクトの太陽が〝自己だと認定〟し、あなたにするのと同じように、深堀りして分析します。
その結果、「自分のことが書いてある!」と多くの人たちに思わせられる作品を、量産できるようになる可能性が高いのです。
そうなれば、あなたのノーアスペクトの太陽は、強烈な喜びと楽しさに満たされます。自分を探求することと他者を描くことがイコールとなった状況は、安定したリアクションの循環を生み出し、収益を生み出す道を切り拓きます。
ゆえに、ステップ3の結論はこうです。
自己探究に特化した著作家を目指して活動すること。
その延長あるいは応用として、他者の可能性を探求する占術家の道を、並行して試みてみること。
それが、執筆の〝強烈な楽しさ〟と収益の両方を生み出すために、あなたに用意されている別ルートです。このルートに今から乗り換えることで、将来的には人間心理の著述家として生きることも可能でしょう。
ステップ4:ノーアスペクトの太陽に〝乗り込む〟ことで、強烈な執筆の楽しさと収益を獲得する
あなたがノーアスペクトの太陽に意識を重ねて「自己探求したい」と思うとき、あなたの意識はノーアスペクトの太陽に乗り込みます。すると、他の惑星とのつながりを一切持たない太陽は、ホロスコープ内のすべての影響を遮断できる〝シェルター〟として機能します。
「炭鉱夫」の太陽に乗り込んでいる限り、TスクエアAがもたらすダメージがあなたに及ぶことはありません。アスペクトという〝回路〟がないために、ダメージの受け取りようがないからです。
それでいて強烈なエネルギーそのものは、「炭鉱夫」という〝防護服〟を着た状態で、いくらでも自由に使うことができます。
あなたが自己探求と、その延長としての鑑定行為を、ノーアスペクトの太陽に〝乗り込んで〟行っている間に限って、あなたの〝影〟=TスクエアAの複合ハードアスペクトを、安全かつ無尽蔵なエネルギーに変えることができるのです。
これこそが、自己探求著述家を目指すことをお勧めする最大の理由です。
もちろん合間に小説を執筆することも止める必要はありません。
自己探求家としての活動は、物語を執筆する、という行為を、あなたの中の書き手=TスクエアAの複合ハードアスペクト主導から、読み手=ノーアスペクトの太陽主導に───あなたがあなたを慈しむ行為へ、緩やかに変えてくれるはずですから。
▲鑑定サンプルはここまでです▲
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を読んで「自分のことが書いてある!」とほんの少しでも思われた方は、ぜひ一度当方の鑑定を試していただけたらと思います。
なお、この内容で「物足りない」と感じられる方は、こちらのロングバージョン(6000文字オーバー)をご覧になってみてください。応相談で倍近いボリュームの鑑定文執筆も可能です。⇩
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