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💬「支揎玚から普通玚に戻る子はいる」その䞀蚀で倉わった䞖界【#2】

「䞍登校から支揎玚ぞ——わたしたちの決断蚘党5話」

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🌱 はじめに

「支揎玚に入れたら、もう普通玚には戻れないんじゃないか」

そんな䞍安を抱えながら、わたしは支揎玚に぀いお調べ始めた。

最終的には䞍登校で支揎玚に入玚するこずになるのだが、このずきのきっかけは、䞍登校ではなかった。

嚘には、軜床の孊習障害がある。

それ自䜓は以前からわかっおいたけれど、実際の生掻の䞭で芋えおきた"しんどさ"は、わたしが思っおいたよりもずっず倧きかった。

教宀での孊習を、「できるはず」「頑匵れば远い぀けるはず」ず、無意識のうちに頑匵らせすぎおいたのかもしれない。

このたた普通玚で螏ん匵らせ続けるこずが、本圓に嚘のためなんだろうか。

そんな思いから、「孊習の負担を枛らす遞択肢」ずしお支揎玚が頭に浮かんだ。

圓時はただ、"䞍登校を支揎するために支揎玚ぞ"ずいう考えには至っおいなかった。

ただ、支揎玚に぀いお知ろうずすればするほど、わたしの䞭にある匷い偏芋ず䞍安が浮き圫りになっおいった。

ヌヌ䞀床入ったら戻れないんじゃないか

ヌヌ進路が狭たるんじゃないか

その䞍安を抱えたたた、わたしは孊校のコヌディネヌタヌに盞談するこずにした。

そこで聞いた蚀葉が、わたしの思い蟌みを䞀぀ず぀厩しおいくこずになる。


第1章コヌディネヌタヌの先生に盞談した日

嚘を孊校に送りに行ったずき、い぀ものようにコヌディネヌタヌの先生が察応しおくれた。

その先生ずは、これたでにも䜕床か顔を合わせおいお、嚘の様子も日頃から芋おくれおいる。

嚘が1幎生の頃からの顔芋知りだったけれど、コヌディネヌタヌの先生だず知ったのは圓時の少し前だった。

改たっおではなく、い぀もの登校の流れの䞭で、立ち話のような圢で切り出した。

「支揎玚っおどんな感じなんですか」

支揎玚を怜蚎するこず自䜓は、事前に家族ずも話し合っおいた。

孊習障害があるこず、教宀での孊習が思っおいた以䞊に負担になっおいそうなこず。

このたた普通玚で頑匵らせ続けるより、嚘に合った環境があるのかを知りたかった。

盞談するこずに、匷い葛藀があったわけではない。

ただ、前回曞いた通り、支揎玚に察しお良いむメヌゞを持っおいたわけでもなかった。

「䞀床入ったら、もう戻れないんじゃないか」

「将来の遞択肢が狭たるんじゃないか」

そんな挠然ずした䞍安を抱えたたた、先生の話を聞き始めた。

でも、その䞍安は、先生の最初の䞀蚀で倧きく揺らぐこずになる。


第2章偏芋が䞀぀ず぀消えおいく瞬間

先生の話を聞きながら、わたしの䞭にあった「支揎玚」に察するむメヌゞが、少しず぀厩れおいった。


◆ 支揎玚から普通玚に戻る子は普通にいる

最初に蚀われたのは、これだった。

「支揎玚から普通玚に戻る子は、いっぱいいたすよヌ」

頭の䞭で、はっきりず音がした気がした。

支揎玚に入ったら、もう戻れない。

䞀床レヌルを倖れたら、そのたた別の道を進むしかない。

そう思い蟌んでいた。

でも、それは完党な誀解だった。

支揎玚は「固定」される堎所じゃない。

子どもの状態に合わせお、行き来するこずもできる。

その事実を聞いただけで、胞の奥にあった重たいものが、少し軜くなった。


◆ むしろ、早い段階で支揎玚に入る方法もある

続けお、先生はこう話しおくれた。

「むしろ、小孊校の早い段階で支揎玚に入っお、そこから少しず぀普通玚に戻っおいく方法もありたすよヌ」

小孊生のうちに支揎玚で登校や孊習の緎習をしお、䞭孊で普通玚に戻る遞択肢もある。

正盎、目から鱗だった。

支揎玚は、困り切っおから行く堎所だず思っおいた。

でも実際には、早めに環境を敎えお、孊習や孊校生掻の土台を䜜るために䜿うこずもできる。

萜ち着いお過ごせる堎所で力を぀けお、自信が぀いたら、普通玚に戻る。

支揎玚はゎヌルじゃない。

通過点ずしお遞ぶこずもできる。

「今どうするか」ず「将来どうなるか」を、切り離しお考えおいいんだず、初めお思えた。

進路が、ここで決たっおしたうわけじゃない。

「小孊校で支揎玚に入ったら終わり」

そんな考え方自䜓が、思い蟌みだった。

たた、䞭孊校にも支揎玚はあるため、「絶察に普通玚に戻ろう」ず気負いすぎず、それぞれのペヌスで支揎を受けるこずが可胜ずのこずだった。


◆ 嚘の孊校の支揎玚は、思っおいるより静か

最埌に聞いたのは、支揎玚の雰囲気に぀いお。

「隒がしいんじゃないか」

「萜ち着かない子ばかりなんじゃないか」

正盎、そんな偏芋もあった。

でも先生は、

「この孊校の支揎玚の子たちは、すごい静かでお利口さんですよむしろ普通玚の方がうるさいくらいかも」

ず教えおくれた。

萜ち着いた環境で、それぞれのペヌスを倧切にしながら過ごしおいる。

わたしが勝手に䜜り䞊げおいた支揎玚のむメヌゞは、実際の姿ずは、かなり違っおいた。


第3章先生が倚くお、チヌムで芋おもらえる

支揎玚の話を聞いおいお、「それは倧きいな」ず感じたのは、先生の関わり方だった。

支揎玚には担任の先生がいる。

でも実際は、担任ひずりで芋るずいうより、7〜8人いる支揎玚の先生たち党䜓で、子どもたちを芋おいるずいう圢に近いらしい。

「この子は今どんな様子か」

「今日は少し疲れおいそう」

そういう情報を、先生同士で共有しながら関わっおいる、ず教えおもらった。

授業も、普通玚のような䞀斉指導が基本ではない。

個別や小集団で進むこずが倚く、そもそも"眮いおいかれる"ずいう状況が起きにくい。

分からなければ、そこで止たっおいい。

その子のペヌスで進めおいい。

「頑匵っお぀いおいく」必芁がない、ずいうのは、嚘にずっお倧きいず思った。


◆ 「できない」を前提にしおも倧䞈倫な環境

これたで教宀では、呚りのスピヌドに合わせようずしお、板曞が長くお倧倉で困っおしたうこずがあったみたい。

先生にも配慮しおもらったりしたけど、それでも曞く動䜜が倚いこずで登校を枋るこずもあった。

支揎玚なら、「できない」「分からない」を前提にしおも倧䞈倫な環境がある。

䞀人の先生に委ねるのではなく、耇数の目で芋おもらえる。

それは、安心感がたったく違うず思った。

支揎玚は、䜕かを「できるようにさせる堎所」ずいうより、安心しお孊べる土台を敎える堎所なのかもしれない。

そう感じたこずで、支揎玚ずいう遞択肢が、より珟実味を垯びおきた。


第4章子どもたちの団結力が匷い

支揎玚の話を聞いおいるずき、ちょうどその日は、支揎玚のお誕生䌚の日だった。

「ちょうどここから芋えたすね芋おみおください。」

そう蚀われお、窓の倖を芋るず、子どもたちが倖に出お、「だるたさんがころんだ」をしおいた。

ただ走り回っおいるわけじゃない。

ちゃんずルヌルを守っお、順番を埅っお、みんなで同じ遊びをしおいた。

その䞭には、4月に入孊しおきたばかりの1幎生もたくさんいるず教えおもらった。


◆ 4月には困っおいた子たちが、12月には䞀緒に遊んでいた

「4月は、ルヌルが守れなかったり、どうやっお遊びに入ればいいか分からない子もいるんです」

そう先生は蚀っおいた。

でも、12月だったこの日には、その1幎生たちも含めお、みんなが䞀緒に遊んでいる。

誰かが困っおいたら、自然ず声をかける。

ルヌルが分からなそうな子がいたら、教えおあげる。

先生たちも党力で䞀緒に遊んでいた。

わたしが勝手に想像しおいた「支揎玚の子どもたちはバラバラで、関わりが少ない」ずいうむメヌゞは、その光景を芋お、あっさり厩れた。

むしろ、お互いの違いを前提にしおいるからこそ、思いやりがある。

そんな空気を感じた。

「この䞭に、嚘が入ったらどうなるんだろう」

䞍安よりも、「ここなら倧䞈倫かもしれない」

そんな気持ちのほうが、少しず぀倧きくなっおいた。


第5章この話が倧きく背䞭を抌しおくれた

先生の話を䞀通り聞き終えたころ、わたしの䞭にあった䞍安は、ずいぶん小さくなっおいた。

「支揎玚に入れたら、もう戻れない」

「将来の遞択肢が狭たる」

「特別な堎所に隔離される」

そんなふうに思い蟌んでいたこずが、䞀぀ず぀、静かに吊定されおいった。

支揎玚から普通玚に戻る子はいるこず。

䞭孊でも遞択肢が続いおいるこず。

先生の人数が倚く、目が行き届くこず。

そしお、子どもたち同士が自然に助け合っおいるこず。

どれも、「知らなかった」だけだった。


◆ 知るこずで、心の奥のものがほどけおいった

特別な決断を迫られたわけでも、無理に勧められたわけでもない。

ただ、事実を聞いお、実際の様子を芋せおもらっただけだった。

それなのに、心の奥でずっず固たっおいたものが、少しず぀、ほどけおいくのを感じた。

「支揎玚将来が閉ざされる堎所」ではなく、「今の嚘が、安心しお孊校ず぀ながるための堎所」

そう考えるず、これたで感じおいた怖さの正䜓が、はっきりした。

わたしは、「嚘のため」ず蚀いながら、本圓は䞖間の目や、自分の䞭の偏芋を怖がっおいただけだったのかもしれない。

校庭で遊ぶ子どもたちの姿が、ふず頭に浮かんだ。

ルヌルを守りながら、同じ遊びをしお、同じ時間を過ごしおいる子どもたち。

あの茪の䞭に、嚘が入っおいる姿を想像しおみた。

「ここなら、倧䞈倫かもしれない」

はっきりずした決断ではなかったけれど、確実に、気持ちは前に進んでいた。


◆ この察話がなければ、䜕もしなかったず思う

この察話がなければ、わたしはきっず、「䞍安だから」ずいう理由だけで、䜕もしなかったず思う。

支揎玚に入れるかどうか。

それを決める前に、たず、ちゃんず知るこず。

この日、先生ずの話が、わたしの背䞭をそっず抌しおくれた。


🌿 おわりに

支揎玚に぀いお考え始めたずき、わたしの䞭には、たくさんの思い蟌みがあった。

「䞀床入ったら戻れない」

「将来の遞択肢が狭たる」

「特別な堎所に行くこずになる」

でも、孊校のコヌディネヌタヌずの察話を通しお、それらは少しず぀、珟実的な情報に眮き換わっおいった。

支揎玚は、「問題を抱えた子が行く堎所」ではなく、その子に合った孊び方や過ごし方を遞ぶための遞択肢の䞀぀だった。

知らなかっただけで、勝手に怖がっおいただけだったのかもしれない。

この時点では、ただ「絶察に支揎玚にする」ず決めきれおいたわけではない。

ただ、考えるための材料が、ようやくそろった

そんな感芚だった。

䞍安がれロになったわけじゃない。

でも、闇雲に怯える状態ではなくなった。

「知るこず」で、こんなにも気持ちが倉わるんだず、このずき初めお実感した。

次回は、支揎玚に入れるず決めおから、実際に手続きを進め始めたずきの話を曞きたす。

——そこで埅っおいたのは、想像以䞊に倧倉な珟実でした。


💌 次回予告

📚 次回1/14は「䞍登校ず支揎玚③地獄の手続き線」

「知的玚」で申請されおしたった——

孊校から慌おお連絡が来たあの日。

圹所ずのやり取り、急いで修正した話をお届けしたす。


次回以降の予定

  • 1/21 䌑み

  • 1/28 䞍登校ず支揎玚④支揎玚で倉わっおいった嚘

  • 2/4 äžç™»æ ¡ãšæ”¯æŽçŽšâ‘€ïŒˆå®ŒçµïŒ‰

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👩‍💻 著者プロフィヌル

2幎間のラむバヌ掻動を経お、珟圚は2児の母。

䞊の子は限局性孊習症で、䞍登校経隓あり。

「完璧じゃなくおいい」を倧切に、子どもの孊びを支える遞択肢を発信䞭。

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河原 玗優元ラむバヌ さゆゆん 蚘事が圹に立ったら、応揎しおいただけるず嬉しいです🌞 いただいたチップは、子どもたちずの時間に䜿わせおいただきたす。