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🌱"できるはず"を手攟した日。支揎玚を怜蚎し始めるたでの蚘録【#1】

「䞍登校から支揎玚ぞ——わたしたちの決断蚘党5話」

▌䞍登校・支揎玚シリヌズを党郚読む方はこちら



🌱 はじめに

「支揎玚に入れたら、進路が狭たるんじゃないか 」

圓時のわたしは、そんな䞍安でいっぱいだった。

嚘には「行きたい高校」ずいう明確な目暙があった。

その道を、わたしの刀断で奪っおしたうかもしれない——

そう思うず、胞の奥がずっずざわざわしおいた。

そんなある日。

嚘が予定を曞き蟌んだカレンダヌを芋お、わたしは、いたたで薄目で芋おきた"珟実"から目を背けられなくなった。

このシリヌズを曞くのは、同じように䞍登校で悩んでいる家庭に、「こんな遞択肢もあるよ」ず䌝えたいから。

ただし、ここにたどり着くたでの道のりは、たっすぐなんかじゃなかった。

支揎玚に察しお、わたし自身たくさんの䞍安や偏芋を抱えおいた。

そのスタヌト地点から、ゆっくり曞いおいきたす。


🌿 第1章支揎玚は遠い䞖界——そう思い蟌んでいた頃

䞍登校で悩む家庭はすごく倚い。

でも、「支揎玚」ずいう遞択肢を自分たちず結び぀けお考えたこずがある芪は少ない。

わたし自身、支揎玚の存圚そのものは知っおいた。

けれど、「うちは関係ないだろう」ず、どこかで思っおいた。


◆ 1⃣  "どこか生きづらい"わたしず、遺䌝のこず

実はわたし自身、蚺断は受けおないものの「発達特性っぜいな」ず思う郚分がずっずあった。

だから子どもにも䜕かあっおもおかしくない——

そんな挠然ずした芚悟は、い぀も心の片隅にあった。


◆ 2⃣  軜床の孊習障害ず、ただ残っおいた"普通玚ぞの期埅"

小2のはじめ、嚘に発達怜査を受けさせたのは、「できないこずを"できる前提"で接されるのは぀らいはず」ず思ったのがきっかけだった。

結果は、軜床の孊習障害限局性孊習症。

ただ、この時点では「普通玚のたたでも、工倫をすればやっおいけるかも」

そんな垌望も、ただ捚おきれずにいた。


◆ 3⃣  そのずきはただ、本気で考えるずは思っおいなかった

嚘の1孊幎䞋の子を育おるママ友は、「うちは支揎玚に行くず思うんだ〜」ず自然に話しおくれたこずがあった。

その子には発達特性がある。

わたしはその話を聞いお、"明日は我が身かもしれない"ず静かに感じた。

でも、ただこの時点では「わたしたちが支揎玚を怜蚎する未来」をリアルには想像しおいなかった。


◆ 4⃣  ここから、わたしの偏芋ずの戊いが始たる

わたしはこの頃、支揎玚のこずを「知っおいる぀もり」になっおいただけで、実態は䜕も知らなかった。

特に——

「䞍登校を理由に支揎玚ぞ入るこずができる」ずいうこずを党く知らなかった。

その仕組みを知るのは、もっず埌。

わたしの偏芋ず無知が、嚘を苊しめおいたのだず気づくのは、さらにその埌。


ここたでは、ただの"前提"。

ここから先、わたしは支揎玚に察しお自分が抱えおいた偏芋ず向き合う時間に入っおいく。

次の章で、その"正盎な気持ち"を曞いおいきたす。


🌟 第2章支揎玚は「䞍登校の子も入れる堎所」だったず知った日

支揎玚が「䞍登校でも入れる堎所」だず知ったのは、わたしがラむブ配信をしおいた頃のこずだった。

リスナヌさんの䞭に、軜床の障害があるお子さんを育おおいるママさんがいお、そのリスナヌさんがずおも䞁寧に、圓時のわたしに支揎玚のこずを教えおくれた。

「支揎玚っお、個別でその子に合わせお授業を受けさせおくれお、先取り授業もしおくれおるよ」

「䞍登校の子でも入れるはずだよ」

そんな蚀葉を聞いた瞬間、衝撃が走った。

「え、䞍登校でも入れるの  」

それたでわたしは、支揎玚は"障害のある子だけが行く堎所"だず匷く思い蟌んでいたからだ。

䞍登校ずいう理由でも入れる。

その事実を知っお、「支揎玚」ずいう蚀葉が、わたしの頭の片隅にそっず残った。


🌀 第3章揺れる嚘ず揺れる母。"支揎玚"がちら぀き始めた日

2幎生の運動䌚の緎習が始たる頃。

その時期を境に、嚘はほが完党に孊校ぞ行かなくなった。

朝になるず、「今日は孊校どうする」ず聞くのが、わたしの日課になった。

嚘は迷う様子もなく、「行かない」ず即答する。

そのたびに、わたしは孊校ぞ欠垭の電話連絡を入れる――そんな日々が、倏䌑み明けから春䌑みたで、たるで飛び石連䌑のように途切れ途切れで続いた。

嚘にはその頃、「嫌なこずも頑匵る」ずいう発想自䜓がただなかった。

"行きたくないから行かない"

それがシンプルで、揺るぎないスタンスだった。

ただ、月に䞀床の盞談宀での面談には、なぜかスッず぀いおきたり、ふいに「孊校行こうかな〜」ず蚀い出した日は、そのたた連れお行ったりもしおいた。

䞍登校ず登校のあいだの揺れが、ゆっくり、现く、続いおいた。

そんな時期だった。


◆ 感情的になっお、支揎玚を"脅し"に䜿っおしたった日

ある日、わたしが぀い感情的になっおケンカになり、

「じゃあ支揎玚に行く そうなったら、行きたい高校も行けなくなるよ」

ず、"支揎玚"を吊定的なカヌドずしお切っおしたったこずがある。

今思えば、あれは完党にわたしの無知ず䞍安のせいだった。

圓時のわたしの䞭には、"支揎玚ぞの偏芋"がしっかり根を匵っおいた。

  • 支揎玚に入ったら戻れないんじゃない

  • 普通の進路はもう難しくなるの

  • クラスは隒がしいのかな

  • 奇声をあげる子がいるのかも

情報のない䞖界に察しお、人は悪い想像ばかり膚らたせおしたう。

そしお䜕より怖かったのは、嚘の目暙である"行きたい高校"を奪っおしたうんじゃないかずいうこず。

「お母さんが支揎玚に入れたから、普通の高校に行けなくなった」

そう思われる未来が、䜕よりも怖かった。

だから、支揎玚ずいう蚀葉が頭にあっおも、わたしはひたすら迷い、拒み、螏み蟌めずにいた。


📘 第4章"ただの぀たづき"じゃない。嚘の困りごずを初めお理解した日

そんな葛藀を抱えたたた、季節は巡り、嚘は小3になった。

新孊幎になるずい぀もがんばる嚘。

わたしも、「ここからたた孊校に戻れるはず」そう信じお、埩垰に向けおゆっくり寄り添っおいた。

実際、コンスタントに週3以䞊孊校に通っおいた。

「このたたいけるかもしれない」

わたしは小さく垌望を抱いおいた。

けれど、その垌望はたたしおも"運動䌚"の時期を境に厩れおいく。


◆ 運動䌚埌、嚘は教宀に入れなくなった

運動䌚の緎習が始たり、本番を迎え、終わった埌――

嚘は、たるで燃え尜きたかのように教宀に入れなくなった。

登校しおも、教宀のドアの前で足が止たっお動かない。

だからず蚀っお、䞀緒に垰ろうずしたら怒るずいう時間が30分以䞊続く地獄。

そのたた、ほが別宀登校しかできない状態になっおいった。

たたに先生のサポヌトで教宀には行けおいたみたいだけど。

そんなある日だった。


◆ 嚘が曞いたカレンダヌで、初めお"困りごず"を芋た

「今月は、わたしが予定を曞いおみたい」

嚘が突然そう蚀い出した。

我が家では毎月、わたしが子どもたち甚にカレンダヌを印刷しお、孊校行事・習い事・家庭の予定を曞き蟌んでいる。

わたし自身も予定をよく抜かしがちで、翌日が半日保育だったり、預かりやお匁圓が必芁だったり  

そういう现かい確認を子どもたちが教えおくれる、いわば"家族党員のスケゞュヌル管理衚"のような存圚だった。

だから嚘が「曞きたい」ず蚀ったずき、わたしは玠盎に嬉しかった。

「いいよ、曞いおみたら」

カレンダヌを枡し、予定を䞀緒に確認しながら曞いおいった。

するず、嚘が曞く文字に、いちいちわたしは衝撃を受けた。

  • 「時間」 → 「間時」

  • 「ピアノ」 → 「ピア」鏡文字

  • 「スむミング」 → 「スむ圡ング」鏡文字

党く曞けないわけではない。

曞こうずしおも、文字の圢や順序がうたく曞けない。

3幎生になっお、運動䌚前たでは週3皋床で通えおいた。

孊校で曞く機䌚は䜕床もあったはず。

それでも、曞けない。

その瞬間、頭が真っ癜になった。

「あ  これは  」

AIが䜜ったカレンダヌのむラスト、なかなかですね。笑

◆ 初めお、嚘の特性を"珟実"ずしお理解した

小2で受けた怜査の結果、嚘には限局性孊習症孊習障害の蚺断が出おいた。

でも、正盎に蚀うず、圓時はどこか珟実味がなかった。

「孊習障害っお蚀われおも、具䜓的にどういうこず」

「そのうち自然にできるようになるんじゃない」

「わたし自身も孊習障害を疑う指摘をされたこずがあるけど、倧孊たで行けたし、どうにでもなるんじゃない」

そう思っおいた。

けれど、目の前のカレンダヌは、その"わたしの甘さ"を静かに突き぀けおきた。

——ああ、こういうこずだったんだ。これが、嚘の"困りごず"なんだ。

初めお、嚘の特性を"他人事ではなく、自分の子どもの珟実"ずしお理解した瞬間だった。


🆘 第5章頑匵っおるのにできない 嚘のSOSにようやく気づけた日

嚘が曞いたカレンダヌを芋た瞬間、胞がぎゅっず締め぀けられた。

「これくらいはできるはず」

「たぶん、やればできるようになる」

——わたしは、どこかでそう思い蟌んでいた。

もちろん、嚘は頑匵っおいなかったわけじゃない。

孊校に通えない日でも、家でタブレット孊習をしおいたし、課題に取り組む姿勢もきちんずあった。

それでも——

  • 「時間」→「間時」

  • 「ピアノ」→鏡文字

  • 「スむミング」→鏡文字

ずいうように、基本的な文字の圢や順序が、どうしおも安定しない。

その珟実を前にしたずき、胞の奥からふっず声が挏れた。

「わたし、嚘に䜕を求めおいたんだろう  」


◆ 配慮はあった。でも、根本的な支揎ではなかった

嚘ができないのではなく、"できない理由"がちゃんずあっただけ。

普通玚の先生も、嚘の特性に合わせお——

  • 曞く量を枛らしおくれたり

  • 嚘が板曞するの郚分を枛らしおくれたり

できる範囲で配慮しおくれおいた。

それでも、今の環境は、嚘の特性に察しお根本的な支揎ができる堎ではなかった。

その事実を、初めお珟実ずしお受け止めた。


◆ 支揎玚孊習のサポヌトだず思い蟌んでいた

ずはいえ、この段階ではただ「孊習障害をどう支揎しおもらうか」を䞭心に支揎玚を考えおいた。

——けれど、最終的に支揎玚ぞの入玚を決める䞀番の理由になったのは、䞍登校のほうだった。


◆ 孊習より深刻だった"行けない"ずいう珟実

運動䌚埌、嚘は教宀に入れなくなり、別宀登校しかできなくなっおいた。

前日、本人が「明日は孊校行くよ」ず蚀っおいおも、翌朝になるず䞀転しお

「行かない」

「行かないの」

ず匷く拒吊する日が続いた。

お腹が痛い、頭が痛い、ずいう日はたたにあったけれど、どちらかずいうず"行く"ずいう遞択そのものを受け入れられない状態ずいったほうが近い。

毎朝「今日孊校どうする」ず確認し、欠垭連絡をする日が延々ず続いた。

春䌑みたで、たるで"飛び石連䌑"が぀ながったような登校状況だった。

孊習障害は、支揎を必芁ずする理由の䞀぀だったけれど、最終的には、嚘にずっお䞀番支揎が必芁だったこずが——孊校に行けないこずそのものだずいうこずを、この埌呚囲から気付かされるこずになる。

そしおその認識の違いで、支揎玚に入るたでには想像以䞊のハヌドルが埅ち受ける。

それは今埌、このシリヌズを曞き進めおいく䞭で曞いおいきたす。


🌙 第6章怖いけど避けられない 支揎玚ずいう遞択肢を考え始めた倜

嚘のカレンダヌを芋たあの日から、わたしの䞭でずっず避けおいたテヌマが浮かび䞊がった。

「支揎玚っお、実際どうなんだろう」

頭では気になっおいたのに、ずっず觊れないようにしおきた。

偏芋があったからだ。

わたしは倫や嚘ず話しながら、ゆっくりゆっくり珟実に向き合い始めた。


◆ "行ける堎所"を嚘自身が遞んだ瞬間

ある日、思い切っお嚘に聞いた。

「もし支揎玚に入ったら  "普通の高校に行けなくなるかもしれない"よ

それでも、支揎玚を考えおみたい」

わたしの䞭に残っおいた偏芋が、そのたた蚀葉になっおしたった。

良くない蚀い方だったず今なら思う。

でも、嚘は迷わず蚀った。

「うん。そっちのほうが孊校に行ける気がする。」

その蚀葉を聞いお、胞の奥がじんわり熱くなった。

嚘は、自分のしんどさをわかっおいた。そしお、"行ける堎所"を自分で遞がうずしおいた。


◆ 迷いず怖さを抱えたたた それでも進むず決めた日

ずはいえ、わたしの䞭の䞍安や偏芋が完党に消えたわけではなかった。

「支揎玚に入ったら戻れないんじゃないか」

「本圓に入れるのか」

「嚘の進路はどうなる」

「わたし、間違った決断しないかな  」

焊りではなく、怖さが倧きかった。

でも、たずは話を聞いおみなければ䜕も始たらない。

䞍登校になっおからずっず別宀登校の窓口になっおくれおいた、コヌディネヌタヌの先生に盞談しおみよう。

そうやっお、やっず "䞀歩" を螏み出す決心が぀いた。


🌿 おわりに

嚘のカレンダヌを芋お、わたしは初めお「できるはず」ずいう思い蟌みを手攟した。

支揎玚を怜蚎し始めたころのわたしは、偏芋ず䞍安の狭間でずっず揺れおいたず思う。

でも、嚘の「こっちのほうが孊校に行ける気がする」ずいう䞀蚀が、わたしの背䞭をそっず抌しおくれた。

次回は、孊校のコヌディネヌタヌずの察話で、わたしの䞭の偏芋が䞀぀ず぀溶けおいった話を曞いおいきたす。

そしお、先生の蚀葉。

「支揎玚から普通玚に戻る子は普通にいるよ」

その䞀蚀に、わたしは本圓に救われた。


📅 今埌の曎新予定

毎週氎曜21時曎新!
12/24(æ°Ž) 2025幎振り返り
1/1(朚⚠) 新幎のご挚拶
1/7(æ°Ž) 支揎玚②
1/14(æ°Ž) ラン掻(無料)
1/21(æ°Ž) ラン掻(有料)
1/28(æ°Ž) 支揎玚③
2/4(æ°Ž) 支揎玚④
2/11(æ°Ž) 支揎玚⑀💌 
※予定は倉曎になる堎合がありたす


次回予告

このあず、12/24(æ°Ž)に2025幎の振り返り蚘事、1/1(朚)に新幎のご挚拶をお届けしたす。

📚 シリヌズ次回1/7は「䞍登校ず支揎玚②孊校ずの察話で偏芋が消えた(ä»®)」

「支揎玚から普通玚に戻る子は普通にいる」

先生のその蚀葉に、救われた。

支揎玚ぞの偏芋が、䞀぀ず぀消えおいく瞬間の話をお届けしたす。

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👩‍💻 著者プロフィヌル

2幎間のラむバヌ掻動を経お、珟圚は2児の母。

䞊の子は限局性孊習症で、䞍登校経隓あり。

「完璧じゃなくおいい」を倧切に、子どもの孊びを支える遞択肢を発信䞭。

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河原 玗優元ラむバヌ さゆゆん 蚘事が圹に立ったら、応揎しおいただけるず嬉しいです🌞 いただいたチップは、子どもたちずの時間に䜿わせおいただきたす。