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「コード奏法」について、非常に勉強になるレッスン動画(①~⑤まとめ)

👆冒頭の画像はThe Real Bookから使わせていただきました:

ピアノ教育業界が
 「楽譜どおりに弾けなくても大丈夫!」
 「初心者でも簡単!」
 「とーっても簡単ですよ ♪」と宣伝するところの「コード奏法」なるものを考察した、この記事シリーズの一連の記事👇

でした。

そして、
このサックス奏者さんのように「メリーさんのヒツジ」をオシャレにカッコよく弾けるようになるには、どうしたらいいんでしょうかね?

👆この人、ピアニストでもピアノ教師でも、ないんだよね。
 サックスなど他楽器奏者でも、このくらいのオシャレでカッコいい演奏ができちゃうのが、ジャズミュージシャンやジャズ愛好家なんだよね。 

👆だから、ピアノ教育業界が宣伝するところの「コード奏法」の本当の姿を教えられるのは、ジャズミュージシャンと、そして、忘れちゃいけない!フュージョンのミュージシャンなんですね。 

以下は、
ピアノ教育業界が宣伝するところの「コード奏法」なるものの、
本当の姿がよくわかる動画です。上記の記事①~⑤に貼り付けましたが、今回は、まとめの記事なので、再度貼り付けますね👇


 ①このコード譜を見て👇

 ②このように演奏することです(👆①の楽譜のキーはGメイジャーですが、本来の「コード奏法」は、どんなキーにも移調して弾きます。ちなみにビル・エヴァンズは、Bメイジャーで弾いています)👇

 
👇この楽譜を見て👇

このように演奏する👇

 👆この例は、楽譜のキーと同じキーの演奏でしたね。

私は個人的にはビル・エヴァンズの演奏は好きでも嫌いでもありませんが、コード譜だけを見てこんなふうに演奏できたらどんなに人生が楽しいだろう!と、とっても憧れます。
(ビル・エヴァンズのピアニスト人生が楽しいものだったかどうか?は疑問ですけど) 

もっとも、
ただ憧れているだけでは、いつまでたっても弾けるようにならないので、
10年前から、ピアノ教育業界が宣伝する「コード奏法」なるものの、本来の演奏方法をマスターした人たちの動画を視あさり、文章を読みあさり、
彼らが熟達するために用いた方法を私なりに理解して、マネし始めました。
 ( ↑ ちなみに、みなさん、プロのジャズ/フュージョンミュージシャンまたはアマチュアのジャズ愛好家さんでした。)
そして、10年たった今、私が行っているマスターのし方を、👇の記事にまとめたのでした。

👆確かに、とっても簡単でしたよ!
言うだけなら、書くだけなら、とっても簡単ですね!
ただ、
3年ぐらいは、やってもやっても、ぜんぜん覚えられませんでした。
 (その頃のことは、思い出したくありませんね。)
3年ぐらいたってから、ようやく、ハイハイ歩きし始めた感じですかね。
そして今は、まだハイハイ状態で、楽しくハイハイ歩きしています。
何年後かに、ヨチヨチ歩き→ちゃんと歩けるようになったとしても、
これにはゴールが無いですね。
合格!とか、花マル!とか、そういうのが無い世界です。
ガキの世界じゃありませんから、大人の世界では、できたかどうかは、自分の考え次第でしょ?
簡単か、難しいかも、自分の考え次第ですね。大人なんだから。
そして、やるのは、自分の他にはいませんね。
どんなに先生にお金を払って教わったとしても、
実際に覚えてできるようになるのは、自分しかいませんものね。
それから、
よくある「これさえやればOK!」みたいなライフハックを追うと、かえって遠回りになるどころか、
もしかすると、いつまでたっても、同じところをグルグル回っているばかりになってしまうかもしれません。←「先生の姿」をした狐か狸にバカされてるのかも?

このコード譜の👇

至高の演奏例がこれ👇

👆 世界中のサックスプレーヤーがコピーして覚え、世界中のサックス愛好家が憧れる、究極の典型例じゃないですかね? こんな私でも知ってるぐらいだから。 ピアノはマッコイ・タイナーなんですね。

👇この曲といえば、私の世代はこのCMだね。ナレーションは長塚京三じゃないとね👇

👆1993年。すでにバブルははじけていて、「失われた20年」に突入し始めていた頃。 そんなことを気にする余裕も無く、私は会社で働いていたなぁ。 

以前よく視ていたコルトレーンに関する動画です👇


👇のコード譜を見て👇

👇このように演奏する👇

👇私は、原曲をあまり聴いたことがなかったのですが、
 原曲はこんな感じ。👇

「ジャズではポップスなどの原曲のコードを違うコードに変えて演奏する(reharmonizeリハーモナイズ)ことをよく行う」ということを、
今から10年前に私はこの人のこの動画を視て知りました(今から10年前にアップされた動画ですね)
英語話者たちが「reharmonizationリハーモナイゼイション」は長ったらしいみたいで「reharmリハーム」ってハショって言うことも、この動画で知りました。 日本でも省略して「リハモ」と言われてますね👇

👆ちなみに、この人はサックス奏者みたいだよ。

👆他楽器の人でも、これくらいのことはケンバンで弾けちゃうのが、ジャズミュージシャンなんだよね~。


👇そして当時、この人のこの動画を視て、リハーモナイゼイションとは面白いものだなぁと、当時の私は思いました。
この動画では、当時(今から10年前)にアメリカで流行っていたポップスを使って、色々なreharmonization(リハーモナイゼイション)を実験しています。 最後は現代音楽のテクニックまで使っていますね👇

👆の動画でチラッと出てきた本を、当時私はすかさずネットでポチりました。 一冊はフュージョンの本で、もう一冊が20世紀の和声(現代音楽)の本です。 当時両方とも一応全部読んで内容はほとんど忘れましたが、とても面白かったです。
 ①フュージョンの本には、著者の生徒さんらしき日本人のギタリストなどが作ったフュージョンの習作の楽譜が載っていて、興味深かったです。 本を購入すると、楽譜を再生した音源を手に入れることができるシステムでした。
 ②20世紀の和声(現代音楽)の本で覚えているのは、ミラーリングとパンダイアトニズムと、現代音楽で使われるスケールやモードの一覧ぐらいですが、とても面白く読みました。 また、当時この本をポチったときに、購入者たちのコメント欄の日本語のコメントで最もマトモなコメントをしていたのがジャズの人だったのを覚えています。 現代音楽はジャズとかぶってくるんだなぁと、私は思いました。 この本を書いた人はヴィンセント・パースィケッティ(Vincent Persichetti 発音あってるかな?)というアメリカ人の作曲家で、第二次世界大戦中にナチスドイツから逃れてアメリカに移住したドイツ系ドイツ人作曲家ヒンデミットの弟子だったようです。 だから、ヒンデミットみたいなスットンキョウでトンチンカンに聞こえる珍妙な音楽の作曲が得意だったみたいですね。 当時この本を知って私は一時期、この人(Persichetti)をディグりまして、かわいいソナチネや子ども向けの作品やエグいソナタを聴いたり弾きちらかして遊んでいました。
 このソナチネは、素朴で物悲しくてしみじみするような音楽に感じて、とても好きになりました。 楽譜まで買っちゃって、自分でしみじみ弾いて浸っていました👇

👇このソナタを動画で見つけて弾きたくて楽譜を買って、弾こうとしましたが全然覚えられないうえに、クライマックスの所で、私が弾けない10度和音がカーン!と出てきて、その後は楽しく愛聴するのみになっていますが、この人のトンチンカンでスットンキョウな珍妙な音楽世界が私は好きです👇


話がそれてしまいましたが、
つまり、ピアノ教育業界が宣伝するところの「コード奏法」や「コード演奏」なるものの、本来の姿とは、
時には「reharmonizationリハーモナイゼイション」を伴う、演奏者による即興演奏であり、
「コード譜」と呼ばれるもの(英語では通常lead sheetリードシートと言うようです)は、演奏家が参照するガイドみたいなもので、
演奏そのものは、演奏者の脳内の音楽ボキャブラリーの規模と厚みが、直接現れてくるというものだ。

すなわち、
ピアノ教育業界が宣伝するところの「コード奏法」や「コード演奏」なるものとは、
【演奏する人が、どれだけ音楽を自分のものにしているか?を、あからさまに露呈する、ゴマカシが全く効かない、ある意味残酷なものなのだ!!!】
と私は理解しています。 

だから、
素人ピアノ愛好家であっても、
同じ「コード譜」を「コード演奏」すれば、
若い頃から長年、本物のジャズ(って、 'アドリブ' 演奏まで二段楽譜のとおりに間違えずに弾くんじゃなくて、ちゃんとその場で即興演奏するジャズ)を楽しく求道してきた愛好家Aさんと、
「楽譜が読めなくても、「コード演奏」すればとーっても簡単ですよ!」なんて言われて「コード奏法」なるものを習っている愛好家Bさんの、
悲しいまでの音楽のプロフィシェンシー(=自分のモノにしている度合い)の差が、白日のもとに、人前に晒されてしまう。

モンクやBエヴァンズやコルトレーンのような、神の領域のアドリブにはもちろん及ばないものの(←プロのジャズミュージシャンでも難しいのに)、 
長年培ってきた自分の音楽語を流ちょうに、かなりの洗練度合いで使いこなす人と、
「楽譜が読めなくても「コード演奏」はとっても簡単ですよ!」な「コード奏法」を教えてもらって(←実は、教えてもらっている時点で、程度がわかってしまうような気がしますが)、「次回のレッスンまでにセンセに言われた宿題をやる(だけで他の事は自発的に何もしようとしない)」スタンスの人とは、
そりゃぁ、演奏の内容が全然違うと思いますよ。

 👆だから、人前で恥をかくのが耐えられない人は、自分のスッピンの音楽ボキャブラリーを自ら露呈してしまう「コード奏法」よりも、クラシックピアノ曲の名曲を楽譜どおりに弾くほうが、まだマシなんじゃないかな、と私は思います。
 なぜなら、クラシックピアノ曲は、その最も習熟が難しい「作曲行為」を、歴代の大作曲家がやってくれているからです。
 自分は虎じゃなくても、「虎の威」を借りることができるからです。

 私は個人的には、「虎の威を借る狐」よりも、始めたばかりでどんなにつたない即興演奏であっても自分の力で楽しく弾く「トラネコ」さんたちのほうが、断然好感が持てますね。 そもそも私が「万年トラネコ」ですしね!  


まとめにはいりますと: 

👇ピアノ教育業界が宣伝するところの「コード奏法」や「コード演奏」なるものの究極の神業的な例がこれ。
  このコード譜を見て👇

究極的には、セロニアス・モンクみたいに演奏できたら、神に近いレベルですね👇


最後に、

ピアノ教育業界が宣伝するところの「コード奏法」なるものをやってみたいピアノ愛好家にとって非常に勉強になる動画なので、もいちど貼り付けます。
あ、楽器の種類は全然関係ありませんから。 
ギターでやってもピアノでやっても、ピアノ教育業界が宣伝するところの「コード奏法」なるものって、まさしく、これです
👇

👆「Fどう?」(←ギター的には(笑))
    「G(の指押さえ位置)はここ、ここ、ここね。」
    「ここでAマイナー。 Aマイナーやからね、これと、これと、これ。」
まさしくこれが、ピアノ教育業界が宣伝するところの「コード奏法」なるものですよ!  
ギターもケンバン楽器も関係無く、これが、ピアノ教育業界が宣伝するところの「コード奏法」なるもの!

👆そして、楽器演奏で必ず挫折する人のパターンが、これでもかと表現されていますね。 つまり、
自分では何にもやろうとしないで、
「お金を払ってレッスンに通えば、教えてもらえてお手軽に弾けるようになる」という思い込み。 
しかも、
教えてもらっても「指位置」を覚える気がまるでナシ! 
つまり、
その楽器のことを心の底から好きというわけでは、ない。
だからやがて必ず挫折する。

中川家、本質をえぐりますね。
そして、

👆上記の動画のセンセの言葉:
  「覚える気が無いだけ」
もう、これが、習い事・お稽古事の、すべて!(笑)
  「覚える気が無いだけ」!!!(爆笑)
別に、センセにお金払ってレッスンに行かなくても、
覚える気が有れば、本やネット見て覚えられるんだよ。 
いつまでたっても、できないのは、あなたに、
  「覚える気が無いだけ!!!!!」(大爆笑!) 

👆上記の動画のセンセは、こうも言ってる:
  「1000年ぐらいかかるね」 
そりゃそうだ! だって、覚える気がゼロなんだから、
1000年どころか、100万年、1億年かかっても、
ぶっちゃけ、未来永劫、無理!
だって、 
【覚える気がゼロ】に、何億年かけても、
【覚える気=ゼロ】 x 【1億年】=【ゼロ!】
 (大爆笑!)
 
最後に、
中川家、競争の激しいお笑い界で生き残っているだけあって、さすがですね。
私はこの動画を視て、笑い過ぎて呼吸困難になりました。
呼吸困難になった時に、もうろうとする意識の向こうに、お花畑が見えました。
中川家の、世の中を切り取る視点と、それをえぐり出す手腕に、平伏するばかりです。

~ピアノ方丈記~




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