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「おとぎの国」のピアノ教師たち:②我々は、「失敗を寸止める方法」ではなく、「失敗した後に、どのようにリカバリーして前に進むか?」をマスターしたいのだよ!

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前回までの記事はこちら👇

私が前々回の記事で言いたかったのは、
現実の社会は、「失敗」するのが当たり前の世界である。
ということなんですよ。

いいですか?
会場に雇われてラウンジピアノを弾くクラシックピアニストがですね、
クラシックピアノの「前座ネタ」であるドビュッシーの「アラベスク1番」を
素人の私がわかっただけでも5か所もミスタッチしても、
平然とピアノ演奏仕事をやっているんですよ!
もちろん、
クラシックピアニストであるにもかかわらず、
クラシックピアノの「前座ネタ」を、
仕事の現場で5か所も間違えて弾くっていうのは、
プロのクラシック系ピアニストとしては落第!だと私は思いますよ。
だって、
プロのピアニストは、ピアノ演奏によって、雇い主や観客からお金をもらって生きているんだから。
「前座ネタ」で間違いまくるようじゃ、プロ失格なんですよ。
でも、
そんなダメダメなピアニストですらも、
現実の世界では、仕事を投げてもらえて、
ヘッポコ演奏を続けていられるわけです。 
もちろん、
クラシックピアノ曲の「前座ネタ」を間違いまくって弾いた、
このピアニストの今後のキャリアの展望は暗いと思いますよ。 

ただし、
売れっ子の一流の演奏家だって、
ライブやコンサートの演奏中に間違えますよ。 
だって、人間だもの。 
相田みつを。
では、
一流の演奏家と、二流三流とは、
何が違うのか?というと、
一流の演奏家は、
間違いを「ネタ」にして、
演奏を次なる次元へ上昇させる「腕(うで)」を持っている、
百戦錬磨の本物のプロフェッショナルなんですよ。
だから、お客さんも「間違い」なんて気にしないというか、
そもそも「間違い」に気がつかない!
これが正真正銘のプロ演奏家なのですが、
要は、一流のプロ演奏家でも間違えてるんですよ。
だって、人間だもの。
相田みつを。
  

ところが、どうですか!?
ピアノ教育という「おとぎの国」では、
プロのピアニストでも何でもない、
それこそ「ピアノを始めて1年足らず」のピアノ素人に対しても、
「ミスタッチをするな!」
「ミスタッチをしたら地獄に堕ちるぞ!」
「ミスタッチする前に寸止めろ!」
って、
一体全体、どういう魑魅魍魎(ちみもうりょう)が、
イタイケな素人に対して、
そんなムチャなことを強要するんでしょうか!?

っていうことを、
私は、前々回の記事で言いたかったのですよ。

いいですか?
プロのクラシックピアニストが、
クラシック出身者だったら間違えてはいけないような、
クラシックピアノ曲の「前座ネタ」を
ロクすっぽ弾けないというのは、
プロとしては大問題なんですよ!
だってさ、
プロのピアニストは、
お客さんや雇用主からお金を頂戴するためにピアノを弾いているんだから!
「前座ネタ」ごときで、あまりにもミスタッチが多いのは、
そのピアニストの今後の仕事に悪く影響する可能性があるわけです。

これに対して、
ピアノの発表会に出るピアノ素人というのは、
「自分がお金を払ってピアノを弾くステージを買っている」人なんですよ。
彼らは、「お客様」の側の人たちなんですよ。
だから、
ピアノ素人が、
ぶっちゃけピアノの発表会の当日に会場に姿を現さなくても、
参加費を支払い済であれば、
誰にも迷惑かけないでしょ?
だから、ピアノ素人が、
自分のお金で「購入した」ステージの制限時間内で、
ノーミスで演奏しても、
ミスタッチを連発しながら演奏しても、
途中で曲を忘れてグルグル同じところを演奏してドツボにハマっても、
お腹をこわして発表会そのものに参加できなくても、
誰に迷惑をかけるものでも無い。
自分の趣味道楽で、
ピアノの発表会に自分のお金を「喜捨(きしゃ)」したんだから。
自分の人生の暇つぶしに、自分のお金を「喜んで捨てた」んだから。

それなのに、
どうして、ピアノ教師たちは、
ピアノ素人の「生徒」という名の、
自分にお金を投げて下さる「お客様」に対して、
彼らが到底できっこない「ノーミス演奏」を、
これでもか!これでもか!と強要するのだろうか? 
おかしいじゃありませんか!?
プロのピアニストですら、仕事の演奏で失敗するのに、
ピアノ素人が、発表会で失敗しないはずが無いじゃありませんか! 

だからこそ、
ピアノ素人が、ピアノの発表会で
どんなに「分不相応な曲」を弾きたがっても、
本番でどんなにたくさんミスタッチしても、
それは、そのピアノ素人が自分でお金を払って、
自分の好きなようにして楽しんだ、その結果なんだから、 
ピアノの先生がそれにヤキモキしてお節介を焼く必要なんて、無いんですよ。
プロでさえ、お金をもらう仕事でミスタッチするんだから、
素人がお遊びでミスタッチを連発するのは、当たり前じゃぁありませんか!

ピアノの先生のほうはピアノの先生のほうで、
「ミスタッチするな!」を連発してお客様を恐怖に陥れる、
実は、あなたは、
ピアノの先生稼業をしなければ生活できないような身分の御方じゃ、ないでしょう?
もしも、あなたが、
ピアノの先生稼業をしなければ、家賃も電気代も食事代にも窮するような身分だったら、
あなたはもうそれこそ、必死で!
あなたにお金を投げてくれる「生徒」という名のお客様のご機嫌を取って、
あなたが提供する「ピアノレッスン」という娯楽にお金を払い続けてもらえるように、
「ピアノの先生」という名の「芸者・太鼓持ち」稼業を必死でやっている筈ですよ。 
だってさ、
「生徒」という名の「お客様」に辞められたら、
あなた、収入源が絶たれて、生きていけなくなるでしょう?

今回の記事は以上です。 続きは👇

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~ピアノ方丈記~



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