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難しく考えすぎて動けなかった私に効いた、目標を分解する思考法

とある講座に出会った。

目標達成は、四則演算で説明できる。

──そんな言葉に、最初は耳を疑った。
でも講義を聞き進めるうちに、ずっと自分が「難しく考えすぎていた」ことに気づいた。

「分解して、順番にやるだけ」

そう聞いても、すぐには信じられなかった。

でも目標達成が「遠い未来の話」ではなく、「今日なにをやるか」まで見えてきたとき

私はようやく、現実が動き出す気がした。


【第1部】なぜ私たちは「複雑に考えすぎる」のか


この講座の最初で語られたのは、

「なぜ多くの人が目標を達成できないのか」

という、誰もがぶつかる問いだった。

それに対して、この講座の講師が出した答えは驚くほどシンプルだ。

それは「複雑に考えすぎている」からなんです。

目標は難しい。
達成には努力と根性が必要。
うまくいかないのは、自分がまだ未熟だから。

そんなふうに、私たちは知らず知らずのうちに「困難なストーリー」を目標に付け足している

でも実は、それが一番のブレーキになっていた。

講師は言う。

人は、「複雑にしておいたほうが自分を許せる」って、無意識に思ってるんです。

この一言に、私は心をつかまれた。

本気で達成したいはずの夢を、
どこかで失敗しても言い訳できるように設計していた自分がいたからだ。

「できなかったのは、自分のせいじゃない。難しかったから、仕方なかった」

──そんな言い訳を、
自分に対してこっそり用意していた。

でもこの講座で学んだのは、
そんな自分を責める必要も、否定する必要もないということだった。

「自分って、つい言い訳を用意しちゃうよね」って、まず認めてあげる。
そこから、すべてが始まるんです。

逃げ道をつくっていた自分を、自覚するだけでいい。

言い訳をゼロにすることより、「言い訳しちゃうな、でも今回はやってみよう」とやさしく自分に声をかけられることのほうが、ずっと大事だった。

そして何よりも大切なのは、

「今、自分が抱えている目標は、どれくらい分解できるか」という視点だった。

目標が遠く感じるのは、森しか見てないからです。
木を見てください。細かく、具体的に、1本ずつ見ていきましょう。

「森」を見ているだけでは、立ち尽くすしかない。

「バスケで県選抜になりたい」
「月100万円を稼ぎたい」

どれも、ふわっとした「景色」のままじゃ動けない。

でも、

「ドリブルを毎日10分練習する」
「SNS投稿を10本準備する」

といった「木」まで見えてくれば、やるべきことは明確になる。

目標とは、壮大な構造物じゃない。

シンプルで小さな「積み重ねの集合体」なのだ。

最初から、全部をこなす自分になる必要はありません。
今日、たったひとつの「木」に向き合えたら、それで十分です。

複雑さの正体が、実は、自分の思い込みだったと気づいたとき、目標は、ぐっと近くなる。

ここから先は、この思考をどう四則演算レベルにまで分解するか

──その方法に入っていく。

【第2部】四則演算で「目標」はここまでシンプルになる


この講座で語られた思考法の名は──四則演算思考法

それは、目標達成までの道筋を「足し算・引き算・かけ算・割り算」レベルにまで分解する、
きわめてシンプルで、再現性の高いアプローチだった。

目標を「計算式」として分解できれば、やることは「解くだけ」。
難しいのは、「解けない」からじゃなく「わけられていない」からなんです。

たとえば、「仕組み化で商品を自動販売する」という目標。
これだけ聞けば壮大すぎて、どこから手をつけていいかわからなくなる。

でも講師は、こうやって「木」にしていった。

  • 必要なのは、SNS/ブログ/メルマガ/商品/セールスレターの5つ

  • まずSNSとブログで集客、メルマガで教育、商品とセールスレターで販売

  • この流れを整えるだけで、「仕組み」は完成する

ここで終わりじゃない。
さらに講師は、こう問う。

じゃあ、その「仕組み化」のために、明日あなたがやるべき「最小のタスク」はなんですか?

この問いに、私は返答に詰まった。
なぜなら、私はずっと「完成形」しか見てこなかったからだ。

でも講師は、四則演算で切り込んでくる。

  • SNS投稿を10本、予約セットしておく

  • ブログを2本書く日をカレンダーに固定する

  • メルマガを1本、見出しだけでも用意してみる

それだけでいい。
それだけで、仕組みは着実に動き出す。

「木」が1本見えたら、その「木」をどう切ればいいかを考える。
木を「足し算」や「引き算」にまで砕けたら、あとは「こなすだけ」です。

この瞬間、私は理解した。

目標を持っていたのに行動できなかった理由は、「分解の技術」を知らなかったからだったのだ。

それは、数学で連立方程式が解けないのと同じ構造だ。

連立方程式は、「代入」や「移項」というステップに分ければ解ける

でもそれを知らなければ、式を前にしてただ固まるしかない。

目標も同じ。

「細かく砕く」ための思考のツールを持っていなければ、どんなに情熱があっても、何も動かない。

難しさの正体は、「細分化できていない」という一点なんです。

「商品を作る」という目標も、

  • 構成を考える

  • タイトルを仮でつける

  • 販売ページを白紙でもいいから作ってみる

ここまで割れたら、「商品作り」は始められる。

「月100万円を稼ぐ」という夢も、

  • 20万円の商品を5つ作る

  • それを30日ごとにオファーする

  • 毎月100人の読者を集める

ここまで割れれば、「夢」が「工程表」に変わる

この講座の講師は、それを「森ではなく、木を見よう」と言った。

でも本当は――「木を割れ。葉脈まで見ろ」というレベルの精密さだった。

次は、スポーツや勉強といった日常の目標を、
どう「演算式」に変えていくのか──より実践的な例に進んでいく。

【第3部】仕組み化は分解すれば「やること」が見えてくる


この講座の中で特に印象深かったのが、

月100万円の売上を「完全自動」で生み出す仕組み

についての分解例だった。

正直に言って、最初にその言葉を聞いたときは、「いや、それはさすがに無理じゃないか」と思った。

SNSのフォロワーも少ない。メルマガもやったことがない。商品なんて、何から手をつければいいのかもわからない。

でも、この講座の講師はこう言い切った。

全部をいきなりやるんじゃないんです。
「順番に並べて、1つずつ潰していくだけ」なんです。

この言葉とともに提示されたのが、「月100万円自動化」を実現するためのシンプルな数式だった。

たとえば──

  • 20万円の商品を5つ作る

  • それを30日ごとに順番にオファーする

  • 成約率が1%なら、月に500人に届けば5本売れる

  • 毎月100人ずつ新規を集めていけば、5ヶ月目以降は「毎月5本ずつ」売れ続ける

数字で見れば、確かにそれは「ただの足し算と掛け算」だった。

この構造を成立させるために必要なものも、明快だった。

  • SNSとブログで集客

  • メルマガで教育

  • 商品とセールスレターで販売

つまり、ビジネスの3要素(集客・教育・販売)
「ツール」と「コンテンツ」にわけて揃えるだけでよかった。

それが理解できると、「何をどう準備すればいいか」が一気にクリアになる。

「構造」が見えたら、あとは「パーツ」を並べていくだけです。

この言葉に、私はハッとした。

目標がぼんやりしているとき、私たちはよく「やる気が出ない」と言ってしまう。

でも実は、やる気が出ないんじゃない。「やることが見えてない」だけだったんだ。

じゃあ、やることを見える化するにはどうすればいいか?

この講座では、「1日単位」まで落とし込む重要性が繰り返し語られていた。

たとえば──

  • SNSの投稿を10本作って、予約投稿しておく

  • ブログ記事を1本書く日にちを決める

  • メルマガは「仮タイトル」だけでもいいから、1本分の枠を作る

これができると、明日やることに悩まない。
そして何より、目標までの「距離感」がリアルになる。

明日やるべきことが「演算式」になっていたら、それは「目標が動き出した証拠」です。

目標達成とは、気合や才能で乗り越えるものじゃない。構造を把握し、分解し、順番に潰していくだけのプロセスだった。

最初から「全部やる」必要なんてなかった。

「今日はこの1本の木を切ろう」──それが、現実を変える最速の一歩だった。

次の部では、スポーツや学習といった「日常に近い目標」をどのように四則演算で分解していくか、さらに掘り下げていく。

【第4部】勉強もスポーツも、目標は「割れば」すぐ動く


「これはビジネスの話でしょ?」

そう思っていた私にとって、この講座の後半は衝撃だった。

スポーツや勉強。

一見まったく異なるジャンルに見えるそれらの目標も、「四則演算で分解すれば、最短で達成できる」というのだ。

この講座の講師は、バスケットボールを例に語った。

「県の選抜チームに入りたい」という目標は、漠然としていて手が届きそうにない。

でも、そこに演算思考を入れると、一気に現実味が帯びてくる。

じゃあ、選抜に選ばれるには、何ができていればいいと思いますか?

講師はあくまで仮の例として、こう分解していった。

  • 2ポイントシュートの成功率が50%以上

  • 3ポイントは30%以上

  • 卓越したドリブルスキル

  • 一定の体力、持久力

  • 俊敏な動きと判断力

ここまで割れた時点で、「自分に足りないもの」が浮かび上がる。

あとは、それぞれを「タスク」に落とし込んでいくだけだ。

  • 毎日10分、特定のドリブルドリルを練習する

  • 1日○本のシューティングを課す

  • 理想のフォームをNBA選手の動画から研究する

  • 走り込みを週3回、タイムを記録しながら実施する

「県選抜」という「森」を、「木」にして「葉」にして「枝先」まで見ていく。そこまで分解してはじめて「やること」が明確になるんです。

これを聞いた瞬間、「目標達成」という言葉の中にあったモヤがスッと晴れていった気がした。

実は、受験勉強もまったく同じだった。

「偏差値を10上げたい」と思っても、ぼんやりしているうちは動けない。

でも、

  • 英単語を300語追加で覚える

  • 英文法のミスが出る単元をピンポイントで潰す

  • 模試のリスニングパートを週2で復習する

  • 現代文の設問分析を1日1題ずつやる

ここまで「木の枝」が見えたら、毎日の行動に迷いはなくなる。

この講座の講師は言う。

「今日は何をやろうか」って悩む時間、それが一番ムダです。あらかじめ「やること」が細分化されていれば、行動までに迷いはゼロになります。

「悩む」という行為がいかにエネルギーを奪うか、私は10代のころから何度も経験してきた。

「今日、英語やろうか? 古文やろうか?」
「今、この問題集をやる意味あるかな?」

そうやって迷っている間に、手は止まり、時間だけが過ぎていった。

でもこの講座では、迷う前に「切っておく」という発想が徹底されていた。

事前にスケジューリングしておく。
1週間単位、1ヶ月単位で「何をいつやるか」を決めておく。

そして、それを「何のためか」と結びつけておく。

1本の木が、どの森に属しているのか。
それが分かっていると、迷いが減るんです。

勉強でもスポーツでも、行きたい場所が明確で、そこまでの「道筋」が見えていて、しかも「明日やるべき一歩」がハッキリしていたら──

人は、止まらなくなる。

この思考法の本質は、まさにそこにあるのだと感じた。

「才能があるかないか」なんて関係ない。

大切なのは、「目標をどこまで小さく割れるか」

そこまでできれば、どんな大きな夢でも、明日から着手できる。それが、四則演算思考の本当の力だった。

【第5部】目標は「積み上げ」じゃない。「分配」で動く


この講座が最後に教えてくれたのは、「積み上げ」ではなく「分配」こそが、目標達成の鍵だということだった。

多くの人が、「まずは一歩目を踏み出さなきゃ」と言う。でも実際、最初の一歩ほど、重く感じるものはない。

講師はそこで、思いきった提案をしてきた。

目標は「分配」してしまえば、圧倒的に軽くなります。

この「分配」という考え方に、私は救われた。

たとえば、「1年後にこうなりたい」と思ったとき、そのゴールを12等分して、1ヶ月ごとの「中間目標」を置く。さらに、各月の目標を週単位、日単位にまで砕いていく。

「この順番でやれば、目標に辿り着く」
という「マップ」を最初に作ってしまうんです。

この方法のすごさは、「今日は何をやるか」に迷わないというだけじゃない。

「それ以外をやらない勇気」が持てることにあった。

私たちは、手帳にタスクを書き出しても、つい別のことを始めたり、急に部屋を掃除したくなったりする。

それは、「今日の行動が目標と直結していない」からだ。

でも「この木を切れば、森に近づける」とわかっていれば、
余計な誘惑に手を伸ばす理由がなくなる。

行動が「目標構造」の中にあると、ブレにくくなるんです。
掃除したくなっても「それは目標と関係ない」って自分に言い聞かせられるから。

この感覚は、実際にやってみると本当に強い。

そして、もうひとつ大切なことが語られた。

物事を難しく考えたいのは、「自分を守りたい」からです。

失敗したときに言い訳できるように、最初から「これは難しい」と信じ込んでおきたい。

それが、行動を止める「本当の正体」だった。

でも――

難しく考えてしまう自分も、認めてあげればいい。

完璧じゃなくていい。言い訳したくなる日があってもいい。

それでも、目標を「四則演算」にまで砕いて、今日できる一歩を設定できたなら、人は誰でも、動ける。

この講座の最後に語られた言葉が、静かに胸に残っている。

人は、積み上げて目標に届くんじゃない。
「わけて、並べて、淡々と潰していく」ことで、
ある日、気づいたら辿り着いてるんです。

目標を遠くに置いたままでは、いつまで経っても手は伸びない。

でも、「今日、目の前の1本の木を切る」──それだけなら、今すぐできる。

  • 思考を分解し、

  • 構造を見て、

  • 行動を言語化し、

  • 行動を分配する。

目標は、願うものじゃなかった。

四則演算で組み立てるものだった。

そしてそれは、今の自分のままでも、始められるものだった。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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