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いつ死んでも悔いのない人生を、52歳から歩き出す

昨日の朝、いつも通りに読み流そうと思って開いたメルマガに、思わず動けなくなってしまいました。

タイトルは「どうしても行動できないときに読んでください」。

あまりにも静かで、それでいて鋭く心を貫いてくる言葉たち。書き手は、自殺未遂を経験した若い男性。

彼が語る「使い捨てカメラのような人生」というたとえに、52歳のわたしは不意を突かれたような気がしました。


■人生の終わりを意識したとき、ようやく気づけたこと


彼はこう言っていました。

使い捨てカメラは、最後の1枚まで撮り切るのが当たり前だと。人生も同じように、最後の最後まで使い切るべきだと。彼は途中で終わらせようとして、できなかった。

でも、そのときに「まだ撮れていない景色がある」と痛感したのだそうです。

その言葉を読んで、わたしは思わずメガネを外しました。涙がにじんで、文字がにじんで、見えなくなったからです。

わたしは、何枚目まで来ているんだろう。残りの人生、あと何枚シャッターが切れるんだろう。

そんなことを、久しぶりに真剣に考えました。

ずっと「時間があるようで、ない」ことから目を背けてきた。腰痛があるから今日は休もう。糖尿病の数値がよくなかったから、明日からがんばろう。

そんなことを繰り返して、人生のフィルムを腐らせてきた気がするのです。

あのメルマガを読んで気づいたのは、「もう撮れない景色がある」ということ。

過去に逃げてしまった場面、手を出せなかった挑戦、それらはもう戻らない。けれど、これから先の一枚一枚を、意識してシャッターを切っていくことはできる。

人生の終わりを意識するからこそ、日々が尊い。そんな当たり前のことに、ようやく気づくことができました。


■人生のシャッターは、誰のものでもなく、自分だけのもの


わたしは、若い頃からずっと「何かになりたい」と思ってきました。でも、現実は、たいしたことも成し遂げられず、平凡以下の人生を歩んできました。

いまもまだ、名乗る肩書きを持っていません。ただ、心のどこかで、「何かを始めたい」「まだ終わりたくない」と思って、もがいている日々です。

そんなわたしにとって、昨日のメルマガは大きな転機になりました。

シャッターを押せるのは、わたししかいないんだと。誰かが代わりに人生を撮ってくれることはない。失敗しても、手ブレしても、ピンボケしても、それもわたしの景色。

だったら、せめて最後の1枚まで、ちゃんと向き合って撮りたい。そう強く思うようになりました。

いま、もし過去の自分にひと言だけ届けられるとしたら、こんなふうに伝えたいです。

「逃げてもいい。でも、逃げる場所に花を咲かせよう」

52歳のわたしが、20代の頃の自分にそう言ってあげたかった。

どんなに遠回りでも、どんなに見栄えのしない人生でも、誰かの基準で測られた成功じゃなくても、自分の人生をしっかり使い切ること。それが、いまのわたしの目標です。

読んでくれているあなたが、かつてのわたしと同じように「このままじゃダメなのに、何も変えられない」と思っているなら。今日、たったひとつの行動をしてみませんか。

スマホを閉じて、散歩に出る。
紙とペンを持って、やりたいことを書き出してみる。
今日1日だけでも、自分の感情に正直になってみる。

そんな小さな行動が、次の1枚のシャッターになります。

このnoteで伝えたいのは、わたしのつらさじゃないんです。あなたの明日を変えるヒントなんです。


■身体が燃え尽きるまで、生きてやろう


昨日のメルマガには、もうひとつ心を揺さぶる言葉がありました。

「身体が燃え尽きるまで生きてやろう」。

その一文を読んだとき、電流が走ったような感覚がありました。これを書いたのは、先ほどの若い男性です。

自殺未遂の直後に、自分にはまだやり残したことがあると気づいた。だから、魂が身体という車を運転して、最後まで全力で走ろうと決めたのだそうです。

その話を読んだのは、昨日の朝。

いつも通り、就労継続支援A型事業所に出勤する準備をしているときでした。少し湿り気を含んだ空気が肌にまとわりついていて、なんとなく気だるい朝だったのを覚えています。

正直、仕事に行く気力が湧かず、「今日もまた、何も変わらない日が始まるのか」と思っていました。

でも、その一文が、頭から離れませんでした。

身体が燃え尽きるまで。アクセルを全開で踏み込んで、自分の限界まで走る。そんな言葉が、心のどこかに火をつけたのです。

通勤途中の道でも、ふと立ち止まって空を見上げてしまいました。どこかで「わたしも、こんなふうに生きられるのか」と、問いかけていたのだと思います。

決して、無理をしろという話ではないと思うんです。彼の言いたかったことは、

「やり残したことがあるまま人生を終えるのは、想像以上に苦しい」

という事実。

死の直前に、自分がまだ生きたがっていたことに気づいた彼の言葉には、重みがありました。

わたしはこれまで、やりたいことがあっても「どうせ無理だ」と思って、何度も踏み出すのをやめてきました。怖かったんです。失敗するのが。周りに笑われるのが。だから、やらなかった。

でも、その積み重ねが、今の自分をつくってしまった。

このままでは、何も変わらない。それどころか、どんどん後悔だけが積み重なっていく気がします。

だから、昨日から、ほんの少しだけ変えてみることにしたんです。帰宅後、ほんの10分だけ、机に向かってノートを開くこと。それだけです。

中身は何でもいい。書きたいことも浮かばない日だってある。でも、「今の自分が、何を感じているのか」だけは、向き合って書くようにしてみました。

それは、車のアクセルをほんの少し踏んでみたようなものでした。まだ全開ではない。けれど、その感覚が、わたしにとっての第一歩でした。


■どうせ死ぬなら、やりたいこと全部やったほうが得


昨日のメルマガの最後に、こんな言葉がありました。

「どうせ死ぬなら、やりたいこと全部やったほうがいい」

ごく短く、飾らず、まっすぐなその言葉は、わたしの胸にじんわりと染み込んできました。

どうせ死ぬ。たしかに、誰もが例外なく、いつか終わりを迎える。そのことを本当に実感できるのは、死を間近に感じた瞬間だけかもしれません。

でも、だからこそ、その前に何をするかが、人生のすべてを決めるんだと思ったんです。

朝、駅に向かう道すがら、ふと考えてしまいました。

「もし今日、隕石が落ちてきて世界が終わるとしたら、わたしは何をするんだろう?」と。

多分、まず真っ先に、誰かに会いたくなると思うんです。

しばらく連絡を取っていなかった友人や、疎遠になってしまった家族に。会えなくてもいい。ただ、声が聞きたくなる。あの人の笑い声を、もう一度思い出しておきたくなる。

それくらい、本当に大事にしたいことって、じつはすぐそばにあるんだと気づかされました。日々の忙しさや、言い訳や、先送りの中に埋もれてしまっているだけで、本当はずっとそこにあったんです。

だから、今日もまた、ひとつ行動してみようと思います。

まずは、連絡を取ってみる。それだけでも、なにかが変わる気がする。人生の終わりを意識することで、今がいかに貴重かがよくわかってきました。

後悔しないために、シャッターを切る準備をしておく。それだけでも、前に進める気がするんです。


■最後の1秒まで、生きることに手を抜かない


昨日、ひとつのメルマガを読んで、わたしの中で何かが静かに動き始めました。

最初は小さなざわめきでしたが、時間が経つにつれて、それがしっかりと根を張っていくような感覚に変わったのです。

文章の中にあった「人生のシャッターは、最後まで使い切るべきだ」という言葉が、ずっと胸の奥で響いています。

それまでは、どこかで「もう遅い」と思っていたんです。

52歳、肩書きもない、精神疾患もあり、病院通いが日常のわたしに、何かを成し遂げる時間なんてもうないのだと。

だから、ほんの少しの希望や好奇心が芽生えても、

「やっても意味がない」
「今さら誰にも届かない」

と、自分で押しつぶしてしまっていました。

でも、もし今日が人生の最後だとしたら、その一瞬の芽を無視して終えることこそが、いちばんの後悔になるのではないか。

そう気づいたんです。


■今を本気で生きる、その積み重ねが「やりきった人生」になる


人生の終わりを意識したとき、人は本当に大切なものしか見えなくなります。

やらなかったこと、言えなかった言葉、挑戦しなかった夢。

わたしは、そういう後悔だけは残したくないと思いました。

だから、今この瞬間から、本気で生きることに決めました。

壮大な夢でなくてもいい。人に評価されるような成果でなくてもかまわない。ただ、「自分の中で納得できる毎日」を重ねていく。

その姿勢こそが、「人生を最後まで使い切る」ということなのだと思います。

わたしはまだ、何者でもありません。でも、昨日より今日、今日より明日、少しずつでも自分を動かせている実感があります。

このnoteを書いたことも、立派な一歩です。

自分の中のほんの小さな感情をすくい上げ、言葉にして、誰かに届ける。その勇気が、人生を前に進めてくれると信じています。

だから、あなたにも伝えたいんです。

人生の終わりを意識することは、怖いことじゃありません。むしろ、人生に温度を取り戻すための、大切な視点です。

目の前にある日常が、どれだけ特別なものかを思い出させてくれるきっかけです。

まだ、遅くない。まだ、やれることはある。

どうか、自分の人生を「もったいない」と思ってください。そして、最後まで使い切るための一歩を、今日踏み出してください。

わたしも、まだ撮れていない景色がたくさんあります。

それを一枚ずつ、丁寧に焼きつけていきます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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