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【言葉の力】褒められたのに、素直に受け取れなかった話

以前の私は、

褒められるのが少し苦手でした。

「いつも丁寧ですね」
「頑張っていますね」

そんな言葉をかけてもらっても、

なぜか素直に受け取れない。

反射的に、

「そんなことないです」
「たまたまです」


と返していました。

今思うと、

褒め言葉を受け取るのが

下手だったのだと思います。

ある時、

友人からこんなことを言われました。

「ののかさんって、
 人の良いところを見つけるのが上手だよね」

私はいつものように、

「いやいや、そんなことないよ」

と返しました。

すると友人が笑いながら、

「せっかく褒めたのに返却された(笑)」

と言ったんです。

その言葉に

思わず笑ってしまいました。

たしかに私は、

受け取らずに返していました。

まるで宅配便の

受取拒否みたいに(笑)。

でも、

帰り道にふと思ったんです。

もし私が誰かを褒めて、

「そんなことないです」

と何度も否定されたらどうだろう。

もちろん悪い気はしません。

でも少しだけ、

「本当にそう思ったんだけどな」

と寂しくなる気がします。

褒め言葉は、

相手が見つけてくれた
私の良いところ。


それを全部否定してしまうのは、

相手の気持ちまで

否定してしまうことに

なるのかもしれません。

そう思ってから、

少しずつ返事を変えてみました。

「ありがとうございます」と。

最初は正直、

照れくさかったです。

新しい靴を履いた日のように

落ち着かない(笑)。

でも不思議なことに、

「ありがとうございます」

と返すようになると、

褒められることへの抵抗が

少しずつ減っていきました。

そして気づいたことがあります。

以前の私は、

褒め言葉を

否定していたというより、

自分を認めることを

遠慮していたのかもしれません。

まだ足りない。
もっと頑張らなきゃ。

そんな気持ちが強かったから、

褒められても受け取れなかった。

でも、

人は完璧になったら

褒められるわけではありません。

今の自分の中にある良いところを、

誰かが見つけてくれているだけなんですよね。

だから最近は、

褒めてもらったら素直に

「ありがとうございます」

と言うようにしています。

もちろん今でも少し照れます(笑)。

でも私は思うのです。

褒め言葉は、

自慢するためのものではなく、

受け取るためのもの。

そして、

誰かが見つけてくれた

自分の良いところは、

自分が思っている以上に

大切な宝物なのかもしれません。

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今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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