春の恒例、マテガイ採り【後編】 帰宅後の砂抜き、そして調理。
👇前回の続きです。
■まずやること
潮干狩りから帰ってまず、人工海水の素を水で溶いて、砂抜き&泥抜き用の海水を作った。
現場の海水を持って帰るのが一番手軽なのだが重たい。なのでうちでは人工海水を常備しているのだ。
ざっと洗ったマテガイをここに入れて一晩過ごしてもらう。
その際にはエアーレーションが必要不可欠。

これは、我が愛機「水心 SSPP-7S」である。

小さくて丈夫で音がほぼしない世界最高エアーポンプなのだ。泡のほうがうるさい。人工海水とこれさえあれば砂抜きし放題なのである。
■おすそわけ
途中、知人におすそ分けして、マテガイの量は半分になった。
そして一晩経った。
マテガイたちは元気だが、すごいことになっている。
(⚠️ややショッキング画像なので気をつけてください)


マテガイはアサリのように体内に砂が入ることはないらしく、身と殻の間に挟まるのみなので、砂抜き自体は簡単に済む。
だが、
泥、垢、排泄物を、粘液にからめてめちゃくちゃ吐き出すのだ。これを出させるのに一晩かかる。海を吸い込んで生きてたんだな感がとても強い。
これでも去年よりはずっといい。
去年は水が完全なグレー、視界ゼロになった。なんだあれは。
吐かせずにそのまま食べていたら、と恐ろしくなった。
さて、出すべきものは出たので、あとはガシャガシャと洗えば準備完了。
■調理例
調理は、「ニンニクとオリーブオイルで炒めて白ワインでなんとかしたやつ」と「焼いたやつ」。

👇あのディル。
■不穏
さて、すでにお気づきかと思うが、マテガイの身は…長細くて〇ミズっぽいのだ。
(⚠️またしてもややショッキング画像なので気をつけてください)

身だけにすると一気に怖くなる、不穏な貝。それがマテ貝。
「これは食材です」という文明のラベルとして、殻が一緒にないとダメなタイプなのだ。
ちなみに今回おすそわけした知人は割烹で勤めていた経験があり、尋ねてみたところ、割烹では「おいしいのに、人気がなかった」とのこと。やはりこの見た目が原因だろう。
香草を添えたら、大抵のものはお洒落になる、はずなのだが、マテガイはそれすらも許してくれない。細いけど気骨のある貝なのだ。

だが、見た目が怖くてもしょせんは貝。
食べればおいしい。
人間はすぐ慣れるのだ。
念入りに砂抜き泥抜きをしたおかげで、臭みも一切なく、大変美味しくいただくことができた。
■満足
採って楽しく、見た目不穏だけど食べるとおいしい。マテガイ最高。
今年の分は堪能できたので、また来年。
【おまけ情報】
今年はまだ、6月14日(日)〜6月17日(水)あたりがいけそう。
興味のある方は、行きたい場所の干潮時間と潮位を潮見表で調べてみると吉。
👇三部作、堂々の完結。これであなたもマテガイハンター。
