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頂点に立つ者は孤独か?

「ひゃくえむ。4」     
アメフト部との激闘を制し、
仲間と共に勝利を掴んだ陸上
            部。
その熱狂が冷めやらぬ中、ト
ガシは新たな舞台・インター
   ハイへと歩みを進める。
仲間たちの期待を背負い、ひ
たむきに頂点を目指して走り
       続けるトガシ。
 しかし、彼の前に現れたのは、
かつてのライバル・小宮だっ
          た――。

再会した小宮は、かつての面
影を失い、心を閉ざしながら
も驚異的な速さを手にしてい
            た。
その「空白の期間」に、一体
      何があったのか。
速さの裏に隠された苦悩と孤
独、そして誰にも見せなかっ
           た涙。
頂点を極める者だけが知る、
 言葉にできない重圧と葛藤が、
    鮮烈に描かれていく。

トガシと小宮――ふたりの再
戦は、ただの勝負ではない。
「速さ」とは何か、「走る意
       味」とは何か。
答えのない問いを胸に、彼ら
は己のすべてを懸けてトラッ
      クを駆け抜ける。

頂点に立つ者の孤独と、そこ
      にしかない輝き。
その一瞬一瞬が、心を強く打
            つ。


ひゃくえむ。4
魚豊 (著)

 人生を狂わせる出会い、再び。
トガシvs.小宮、激突!! 一丸
となって、アメフト部から勝
   利をもぎ取った陸上部。
部員たちの期待を背負い、ト
ガシは次なる戦い・インター
        ハイに挑む。
そこでトガシは、小宮との再
       会を果たした。
しかし小宮は心を閉ざし、そ
してあまりにも、速くなり過
       ぎていた──。
空白の期間、彼に何があった
          のか?
   そして再戦の行方は!?

ひゃくえむ。4
魚豊 (著)
Amazonより

この巻で最も衝撃を受けたの
は、”「速さの代償」”という
        テーマです。
小宮が手にした圧倒的な速さ
の裏側には、想像を超える孤
独と苦悩が潜んでいました。
トガシが「頂点の悩み」と向
き合う姿に、成功や勝利の影
にある重みを痛感しました。

魚豊さんは、単なるライバル
対決ではなく、「速さが人生
に与える影響」を掘り下げま
            す。
トガシがインターハイで感じ
るプレッシャー、小宮の変貌
に戸惑う心情――どちらも「
才能とは何か?」という問い
   を読者に投げかけます。
特に小宮の「心を閉ざした速
さ」は、勝利への執着が人間
性をすり減らす危うさを象徴
       していました。

一方で、陸上部の仲間たちの
絆が光る場面も印象的です。
個人競技でありながら、仲間
と共に戦う意味が、トガシの
走りに新たな深みを与えてい
           ます。
「頂点に立つ者は孤独か?」
という問いに対し、仲間の存
在が答えの一端を示している
     ように感じました。

まとめ

『ひゃくえむ。4』は、スポ
ーツ漫画の枠を超えた「人間
     洞察の傑作」です。
 トガシと小宮の再戦を通して、
速さの本質や頂点の重みを考
えさせられます。勝利への渇
望、孤独、仲間との絆――全
てが交錯するクライマックス
に、ページをめくる手が震え
          るほど。
スポーツに打ち込む人だけで
なく、誰もが「自分らしい生
き方」を問い直すきっかけに
       なる一冊です。


Kindle版

2025年9月19日
映画公開『ひゃくえむ。』
「たった100メートルが、人生
      を大きく変える。」
今、誰もが共感する奇跡の物
        語が映画に。

………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

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