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神が定めた運命

『チ。―地球の運動について
       ―』第6巻
オクジーとバデーニが命を懸
けて真理の火を灯してから、
        25年――。
 C教の絶対的な権威が揺らぎ、
歴史が大きくうねる激動の時
             代。
「神が定めた運命」によって
最愛の父を奪われた一人の少
女が、静かに、しかし確かな
    覚悟を胸に歩み始める。
神を信じられなくなった彼女
は、それでも自らの信念を頼
りに、運命に抗おうとする。
   「神様はいると思う?」
繰り返される問いかけが、信
仰と疑念の間で揺れる心を鋭
        く照らし出す。
その姿は、運命に抗い、真実
を求めて葛藤する人間の強さ
と弱さを、鮮烈に描き出して
            いる。


チ。―地球の運動について―(6)
(ビッグコミックス)
魚豊 (著)

備えよ。運命を変える瞬間の
          ために。

オクジーとバデーニが命を賭
して真理を生き残らせてから
     25年の時が経った。
 C教の権威が揺らぐ激動の中、
神が決めた「運命」に父を奪
われ、神を信じられなくなっ
た少女が自らの強い信念のた
       めに動き出す。
その先に待ち受けるのは――

神様はいると思う?/いない
/違うよ/え?/神様はいる
かいらないかって聞いてるん
           だよ

チ。―地球の運動について―(6)
(ビッグコミックス)
魚豊 (著)
Amazonより

信仰と運命、そして人間の強
さについて深く考えさせられ
          ました。
父を失い、神を信じられなく
なった少女の葛藤はとてもリ
   アルで胸に刺さります。
 時代の波に翻弄されながらも、
自分の信念を貫こうとする姿
  に強い共感を覚えました。

特に印象的だったのは、「神
様はいると思う?」という問
    いかけのシーンです。
単純な答えを求めるのではな
く、信じること、疑うこと、
その間で揺れ動く人間の心情
が丁寧に描かれていて、私自
身も自分の信念や価値観を見
つめ直すきっかけになりまし
            た。

また、25年という時間の経過
を感じさせながらも、真理を
追い求める情熱は変わらず、
次世代へと受け継がれていく
 様子が力強く描かれています。
歴史の中で揺れ動く人間のド
ラマが、知的好奇心を刺激す
ると同時に感情を揺さぶりま
            す。

思わず反芻してしまう名言

「この世は、最低と言うには
      魅力的すぎる。」

苦しみや絶望があふれる世界
でも、それだけでは語りきれ
  ない美しさや魅力がある。

「でも、不正解は無意味を意
       味しません。」

「信じて間違ったらどうする
んですか?」と問われたとき
          の返答。
「構わない。不正解は無意味
を意味しない。」というやり
とりは、選択や挑戦の価値を
肯定する力強いメッセージ。

「私は命を張る場面でこそ直
       感を信じる。」

命がけの選択を迫られるとき
こそ、自分の直感を信じると
     いう覚悟が伝わる。

チ。―地球の運動について―6

まとめ

『チ。―地球の運動について
―』6巻は、信仰と運命、そ
して人間の強さをテーマにし
      た深い物語です。
私はこの巻を通じて、時代や
環境に翻弄されながらも、自
分の信念を貫くことの大切さ
    を改めて感じました。
歴史と哲学、そして人間ドラ
マが見事に融合したこの作品
は、知的探求心を持つすべて
の人におすすめしたい一冊で
            す。
読むたびに心が震える、そん
        な漫画です。

Kindle版

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