【金沢アート1人旅】コンパクトに美術館が集まる芸術都市!現代アート、建築、哲学、工芸、盛りだくさん!
【#295、約5,200文字、写真約50枚】
1人で東京から金沢へ1泊2日、美術館をメインに回りました。その行程や感想を書きます。金沢旅行を計画している人や、気になっている人に参考になれば幸いです!
▶︎ 結論
金沢1人アート旅は、とても満足する結果になりました!それは主に、1)現代アートをたくさん鑑賞できた、2)金沢を代表する建築家・思想家の理解が深まった、3)安藤忠雄の建築も楽しめたためです。特にアートに興味がある人にとって、金沢は複数回行っても楽しめると思いました!
【かかった費用】
移動費:22,790円
宿泊費:1,365円
食費:6,210円
展覧会:4,410円
お土産:6,332円
合計:約41,000円
▶︎ 金沢アート旅のきっかけ

土日1人の時間ができたため「どこか行ったことがない県の美術館に行こう」と考えました。
美術館に関する本を普段から読んでいると、日本の美術館のあり方に影響を与えた存在として頻出する金沢21世紀美術館。面白くなかったという評価を聞いたことがないため、ずっと興味がありました。
▼ 初代・金沢21世紀美術館館長(蓑豊)の本
能登半島地震により、美術館の天井が一部損壊したことで、休館した時期がありました。現在、金沢21世紀美術館は元気に営業していたため、今回の旅先を金沢に決めました。
▶︎ 美術館が多くて悩む…
石川県は、ざっと調べただけでも、多くの美術館がありました。今回は、1)現代アート、2)建築を軸に決めた結果、以下(★)を巡りました。
【金沢市】
・国立工芸館…5年前に東京から金沢に移転
・石川県立美術館
★金沢21世紀美術館
★鈴木大拙館…谷口吉生の特徴的な設計
★谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館…金沢に所縁のある建築家
★KAMU kanazawa…町に点在する現代アートを巡る美術館
・ASTER Curator Museum…現代アート
【かほく市】
★石川県西田幾多郎記念哲学館…設計が安藤忠雄
【七尾市(能登)】
・石川県能登島ガラス美術館
・石川県七尾美術館…当時は休業中
結果的に、大変満足できるコースとなりました。また、KAMUとASTER以外はすべて国立、公立の美術館でびっくり。さらに、金沢駅周辺に主要な美術館が集積していることも特徴です。そのため、コンパクトに質の高い美術館を巡れます。土地柄から、工芸が多かったです。
▶︎ 主な旅程

主な旅程は以下でした。
1日目:
金沢21世紀美術館→KAMU kanazawa→鈴木大拙館→谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館→残りのKAMU作品
2日目:
石川県西田幾多郎記念哲学館のみ
◾️ 0日目
✔️ 23:20 東京駅発
金沢で朝イチから美術館を楽しむため、夜行バスを利用(7,500円)。東京駅近くの鍛冶屋橋駐車場は、東京駅から行くより、京橋駅から行く方がわかりやすいと気づきました。夜行バスの席はガラガラでした。
◾️ 1日目

1日目は、コンパクトに金沢市内で1日中、忙しなく楽しみました。
✔️ 07:45 金沢駅着
青森旅行(2024年)ぶりに夜行バスを利用しました。
ネックピローを買い替えるなど対策したことで、快適に過ごせました。最近のネックピローは、口を使わずに膨らませられる、空気が一瞬で抜けるなど、進化していてびっくり。
✔️ 08:00 朝食(カンパーニュ クチーナ&バール)
金沢駅周辺は、モーニングが食べらる店が多いため、非常に助かりました。「カンパーニュ クチーナ&バール」は、7時からオープンしていることに加え、ご飯がおいしい、値段はリーズナブル、席に電源もあったため、大変助かりました。ここで、金沢で巡る美術館の作戦を立てました。

朝食をとった後、荷物の一部をホステルへ預けに行きました。




✔️ 09:00 ホステル(Blue Hour Kanazawa)

今回の宿は、駅からの近さ、価格の安さを求めて「Blue Hour Kanazawa」を選びました。金沢駅から徒歩約3分。当時の通常料金が3,262円で、そこからAgodaの謎の割引が入って1,365円!安すぎて不安でした(苦笑。





✔️ 09:00スイミング・プールを予約
金沢21世紀美術館で最も有名な作品《スイミング・プール》。現在、人気過ぎて事前予約が必要です。予約は毎日、当日9時からインターネットか館内で可能です(1時間ずつの枠)。私は、11時台を予約しました。
✔️ 09:40 金沢駅からバス

兼六園口の3番、8番乗り場から乗車し、「広坂・21世紀美術館」で下車します(210円、PASMOは使えず)。
✔️ 09:50 金沢21世紀美術館 近辺

美術館の外は9時からオープン。近辺にはパブリックアートが多く設置されているため、10時オープンする前に楽しみました。
✔️ 10:15 金沢21世紀美術館 館内

美術館は噂通り大満足でした!特に、SANAAの設計による「開かれた美術館」というコンセプトに共感しました。現代アートが好きな人、アートに興味が薄い人でも、強くオススメの美術館です(観覧料:1,000円)。
✔️ 11:45 スイミング・プール

予約していた《スイミング・プール》を鑑賞。複数人で来ている人は、楽しそうに記念撮影をしていました。
✔️ 11:55 KAMU Center

近所のKAMU Centerへ。12時から13時は閉館するため、要注意。値段が高かったため、少し躊躇しましたが「最初に決めたコンセプトを守ろう!えいや!」と発券機のボタンを押しました(2,000円)。
エルリッヒの映える作品を見られることに加え、町を歩きながら点在するアートを楽しむ珍しい体験ができたこと、時間を柔軟に使える点は良かったです。現代アートが好きな人は、特にオススメ!

効率的にたくさん回る場合は、レンタルサイクルがオススメです。1日で1,650円と絶妙に高かったことに加え、金沢の街を自分の足で楽しみたかったため、私は借りませんでした。

✔️ 12:20 昼食(ターバンカレー 本店)

KAMU Center付近のお店を検索したら「ターバンカレー 本店」がヒット。有名なお店らしいこと、短時間で食べられるカレーだったため、入店しました。安定感のある味と「小」でも十分な量で満足でした。



✔️ 13:00 鈴木大拙館

ネットで「金沢 / 観光」で検索すると、必ずランクインする鈴木大拙館。谷口吉生の建築は素晴らしいと感じた一方、「消化しきれない謎の施設やな…」というのが正直な感想でした(観覧料:310円)。





✔️ 14:30 谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

地味な美術館ですが、直前に鈴木大拙館(設計:谷口吉生)に行ったため、理解が深まりました。谷口吉郎・吉生ともに、設計の根っこの部分に金沢の精神が流れていることがわかりました(観覧料:800円)。
✔️ 16:20 KAMU L

KAMU関連は、前掲の投稿で紹介したため、詳細は割愛。なお、この付近は、昼間から客引き、路上喫煙者がたくさんいたため、少し不快でした。
✔️ 16:35 KAMU Black Black

✔️ 16:50 KAMU sky



✔️ 17:35 Flag Art Projet

この時点で、ざっくり18時。偶然にもベストな時間配分でした。KAMU関連で、行ってない展示もありましたが、サッパリ諦めました。ここから金沢駅へ歩いて向かいました。
✔️ 17:50 軽食(フルーツむらはた 本店)

付近で人気のお店を適当に検索。フルーツサンドが食べたかったですが、売り切れていました。歩き疲れた体にスイーツで体力を回復できました😊
✔️ 19:00 ホステル
ホステルで荷下ろしして、夜ご飯を検索。金沢付近で食べログの口コミ数が多い順で検索して「麺屋大河」へ向かいました。
✔️ 19:30 夕食(麺屋大河)

食べログで、クチコミ数が2,000以上の超人気店。お店に入るまでに30分、お店に入って料理が出るまでさらに20分!味噌ラーメンはコクがあって濃厚で熱々。確かにおいしかったです。

✔️ 21:00 ホステル

Blue Hour Kanazawaには、無料のシャワールームが完備。ベッドも一般的なホステルと変わらず、比較的快適でした。値段が安すぎてビビりましたが、不満はありません。電話番号がないものの、LINEで質問できます(返信も早かった)。1人旅ならここで十分でした。

◾️ 2日目

2日目は、石川県西田幾多郎記念哲学館のみを訪問しました。その後、金沢駅から新幹線で東京へ戻りました。
✔️ 07:00 朝食(八百屋のパーラー ホリタ205)

金沢駅付近は、早朝から営業している飲食店が多いため、モーニング好きの私には大変ありがたかったです(なぜかフルーツパーラーが多い)。富山駅付近では、モーニングが食べられるお店がほぼないため、難儀しました。

前日、谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館に行った際、谷口吉郎が日本で最初の景観条例の制定に深く携わったことを知りました。その中で、金沢の用水路が言及されていました。初めて金沢の街を歩いた時は、気にならなかった用水路。建築館に行った後は、当初とは違った見方ができました。

new ミックス (¥580)
「八百屋のパーラー ホリタ205」は、7時から営業しています。ここで1時間半ほど時間を潰しました。席に電源もあって助かりました。ただし、冷房が強すぎたため、予備で羽織りを着ても寒かったです。前日にフルーツサンドを食べられなかったため、このお店でリベンジできて良かったです。
✔️ 08:38 金沢駅発
石川県西田幾多郎記念哲学館は9時オープン。そのため、08:38金沢駅発、09:04宇野気駅着の電車に乗りました(片道:450円。それより1本早い電車は、07:40発→08:08着のみ😅)。
✔️ 09:04 宇野気駅着

宇野気駅から約20分歩くと、石川県西田幾多郎記念哲学館へ到着します。電車の本数が少ない、駅から約2キロ歩くなど、アクセスは悪いです。
✔️ 09:30 石川県西田幾多郎記念哲学館

帰りの電車を意識して、宇野気駅を10:59発の電車に乗る必要がありました。それを逃すと、次の電車は約40分後になってしまします。帰りの新幹線にも影響が出て、東京へ戻る時間がどんどん遅れてしまうことを考えて、早めに切り上げました。
哲学館での滞在時間は約1時間と短かったものの、安藤忠雄の建築が好きな私にとっては、満足できました。また、前日に訪問した鈴木大拙館と深いつながりがあったため、図らずも、石川県出身の偉人について、理解を深められました(観覧料:300円)。
✔️ 10:59 宇野気駅発
石川県西田幾多郎記念哲学館から約20分歩いて、予定通りの電車に乗れました。
✔️ 11:27 金沢駅着

金沢駅でお土産を物色。魚介類をいくつか購入、郵送しました(6,332円)。この後、国立工芸館などに行くか、かなり迷いました。もし行くと、帰る時間が2〜3時間遅くなることを考慮し、欲張らずに帰りました💨
✔️ 12:20 昼食(加賀 白山そば)

お腹が空いていなかったため、ササっとそばを食べました。新幹線に乗るまで時間がなかったため、ちょうどいいお店が見つかって良かったです。

✔️ 12:50 金沢駅発→15:20 東京駅着
翌日は仕事だったため、若干の余裕をもって、家に着けました。ありがとう金沢!(新幹線:14,180円)
▶︎ まとめ
いかがだったでしょうか?金沢には美術館が盛りだくさん!しかも、コンパクトに集まっているため、効率的に楽しむことができます。質の高い現代アートも楽しめたし、日本を代表する金沢の建築家・思想家についても理解が深まったし、安藤忠雄の建築も体感できたため、大満足の1人旅でした。アートに興味がある人は、金沢旅行を強くオススメします!
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