【鎧を脱ぐ研究室】第2話:研究室、初期設計の見直し。〜副所長との対話と、創設研究員のお招き〜
5月9日に、メンバーシップ「鎧を脱ぐベストセラー研究室」を開室した。
あれから、今日で5日目。
率直に書く。
研究員数:0人
これが、開室から5日間の、ぼくの本当の現在地だ。
1.0人という事実を、正直に書く理由
「研究員数0人」と書くのに、少し勇気がいった。
書かずに、もう少し時間が経ってから、別の表現で発表することもできた。 「少数」「ゆっくり育ち始めている」など、いくらでも言い換えられる。
でも、それは違うと思った。
「鎧を脱ぐベストセラー研究室」の所長として、最初に脱がなければならない鎧は、自分の見栄だ。
0人だった。 それは事実だ。
その事実から目を逸らさず、なぜ0人だったのかを考え、次の一手を打つ。 それが、研究室という共創コミュニティの所長としての、最初の仕事だと思った。
2.待ち合わせは、ぼくたちが出会った病院
今日、副所長と対面で会った。
研究室開室から、初の重要会議だった。
副所長は、ぼくが入院中に病棟で出会った、20歳年下の人生のバディ。
そして、待ち合わせ場所は──ぼくたち二人が出会った、あの病院だった。
今日は、副所長の外来受診日。 そして、明日は、ぼくの外来受診日。
入院日が同じだったぼくたちは、退院した今も、外来受診の日が連続している。
おかしな縁。 そして、奇跡的な縁。
王様の言葉を借りれば、こうだ。
すべてに意味がある。
副所長との出会いにも、入院日が同じだったことにも、外来受診が連日になることにも、きっと、すべてに意味がある。
3.副所長の診察結果と、来週への祈り
副所長の今日の外来診察の結果は、あまり芳しくなかったようだ。
服用している薬の効きが、想定より弱いという。 来週、再度外来の予定が入った。
ぼくは、副所長の話を聞きながら、複雑な気持ちになった。
研究室を一緒に立ち上げてくれた20歳年下のバディが、ぼくよりもずっと若いのに、重い病気と向き合い続けている。
ぼくにできることは、彼の状況が好転することを、心から祈ること。 そして、ぼくたちが一緒に始めた研究室を、彼のペースを尊重しながら、ゆっくり育てていくこと。
副所長が、安心して研究室の運営に関われるように。 無理をさせないように。 それは、研究室の所長としての、ぼくの最初の責任だと思っている。
4.病院近くのカフェで、初の重要会議
外来診察を終えた副所長と、病院近くのカフェに向かった。 昼食をとりながら、今日の本題に入った。
ぼくは、研究室の現状を、率直に共有した。
「5日経って、研究員0人なんだ」 「noteに、全部正直に書こうと思う」
副所長は、しばらく考えてから、こう言ってくれた。
「良いと思いますよ。」 「一人でも入ってくれると良いですね。」
ぼくは、その言葉に、深く救われた。
「焦らなくていい」とも「もっと頑張れ」とも言わず、ただ、事実を受け止め、最初の一人を心から願うという、副所長らしい温度感。
そこから、ぼくたちの対話が始まった。
メンバーシップの運営。 最近のnote記事の内容。 書籍のアイデア。 そして、これから研究室で何を作っていきたいか。
次から次へと話が展開し、書籍化に向けたアイデアも、大いに膨らんだ。
改めて、「集合知」の絶大な威力を思い知らされる。
ひとりの頭のなかで考えていることと、信頼できる仲間と対話するなかで生まれることは、まったく別の次元の何かだ。
このカフェで生まれたアイデアを、これから入ってきてくれる研究員のあなたとも、必ず共有させていただきたい。
そのアイデアが、また誰かの言葉と化学反応を起こして、新しい何かが生まれていく。
研究室は、そういう場所だ。
5.副所長と決めた、4つの見直し
カフェでの対話の末に、ぼくたちが決めたことは、4つ。
①プランの価格を見直す
研究員プラン
旧価格:500円 → 新価格:500円(据え置き)
主任研究員プラン
旧価格:1,500円 → 新価格:1,000円
上級研究員プラン
旧価格:3,000円 → 新価格:2,000円
研究員プランの500円は、意思表示の最低価格として据え置く。
主任研究員と上級研究員は、より多くの方が手を伸ばしやすい価格へ。
「研究員と共に本を作る」という研究室の本質は、人数が一定数いて初めて成立する。 価格は、その本質を実現するための手段だ。
②初月無料
新規に入会いただく方は、初月(5月分)の会費を無料とする。
最初の1ヶ月は、研究室の雰囲気を、リスクなく味わっていただきたい。 合わなければ、いつでも退会いただいて構わない。
「まずは見学から」という気持ちで、気軽に研究室の扉を叩いていただきたい。
③掲示板のアクセス権を、主任研究員以上に
研究室掲示板(メンバー間の交流の場)へのアクセス権は、主任研究員プラン以上とする。
研究員プラン(500円)は、所長の研究日誌や限定記事の閲覧が中心。
主任研究員プラン(1,000円)以上は、掲示板で他の研究員と語り合える。
④「創設研究員」というブランド
本日5月13日から5月31日までの期間中に入会いただいた方を、 「創設研究員(Founding Researchers)」として、特別にお迎えする。
【全プラン共通の創設研究員特典】
今秋以降の出版を目指す書籍に、お名前を「謝辞」として刻みます (※希望される方のみ。匿名希望もOK。書籍出版時点でメンバーの方に限定)
開室初期メンバーとして、研究室の歴史に永久に刻まれます
【上級研究員プランの方への、特別な特典】
第1回・青空所内ミーティング(2026年6月、千葉県 or 茨城県)への特別招待
「創設研究員」── この名前は、副所長との対話のなかで生まれた。
完成した本に名前が刻まれる。 青空の下で、所長・副所長・特別顧問と、実際に会える。 研究室の歴史に、自分の名前が永久に残る。
それが、創設研究員という存在だ。
6.「公開研究ノート」として、すべての試行錯誤を共有する
これからも、研究室の運営で起きるすべての試行錯誤を、このシリーズ【鎧を脱ぐ研究室】で公開していく。
うまくいったことも。 うまくいかなかったことも。 迷ったことも、見直したことも。
完成した本を読む読者ではなく、本が生まれる過程を一緒に見届けてくれる仲間を、研究室はお迎えしていきたい。
7.0人という出発点を、誇りに変える
研究室開室から5日。 0人という事実は、率直に言うと、難病患者でなくても、正直しんどい数字だ。
でも、今日、副所長と対話したあと、ぼくはこう思っている。
0人だったから、見直せた。 0人だったから、創設研究員という新しいブランドが生まれた。 0人だったから、副所長との対話が、研究室の最初の重要な意思決定になった。
王様の言葉を借りれば、こうだ。
すべてに意味がある。
0人だったことにも、意味があった。 そしてこれから、最初の創設研究員のあなたと出会うことにも、きっと、意味がある。
8.あなたを、心からお招きします
5月13日から、5月31日まで。
この間、ぼくは「創設研究員のあなた」を、心からお招きします。
500円から、入れます。 初月は、無料。 書籍の謝辞に、名前が刻まれます。 研究室の歴史に、永久に残ります。
そして何より、研究室がここから本格的に動き始める、最初の瞬間を、ぼくたちと一緒に見届けてください。
副所長と、二人の特別顧問と、ぬくもり号と。 そして、創設研究員のあなたと。
研究室は、まだ何も始まっていない。 だからこそ、今、この瞬間に入ってくれることに、最大の価値があります。
5月9日に開室してから、ぼくたちはずっと、最初の研究員のあなたを、待っていました。
追伸
明日5月14日は、ぼくの外来受診日。 副所長の診察が今日、ぼくの診察が明日。
きっと、これにも、意味がある。
診察結果は、また、このnoteで報告します。
📝 鎧を脱ぐベストセラー研究室、5月9日に開室しました。
このシリーズは、書籍プロジェクトの「公開研究ノート」として、無料記事で運営していきます。 「もっと深く関わりたい」「裏側のディスカッションに参加したい」「書籍原稿を先行公開で読みたい」と感じてくださった方は、すでに開室しているメンバーシップ「鎧を脱ぐベストセラー研究室」へ、ぜひご参加ください。
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