見出し画像

【MSA深層秘録FILE】宇宙人、それとも地底人?“緑色の子供”が語る異次元世界の記憶!

「MSA深層秘録FILES」は、
世界各地に残された未解決事件、歴史の謎、説明不能現象を追うミステリー考察シリーズである。


ウールピット村の緑色の子供伝説

イギリスのサフォーク州ウールピット村には奇妙な”歴史”が伝わっている。
民話ではなく、あえて”歴史”と書いたのには理由がある。
民話は何かに基づいた作り話で、子供たちや後世への教訓のような側面を持つ。
ウールピット村に伝わる話はそういった類の民話ではない。
ここで紹介する話を後世に伝えたウィリアムオブニューバーグは、アウグスティヌス会の司祭であり、歴史家でもあった。彼の書籍は当時から評価が高い。その彼が残した歴史書の序文にはこんな言葉が書かれている。
「多くの信頼できる情報源からの報告」に基づいていると。
そして、そこには信じ難いストーリーが綴られていた。

12世紀、イリギスのウールピット村で野良仕事中の農民が、地面にできた穴から這い出てくる見知らぬ2人の子供を発見した。
至って普通の男の子と女の子だったが、なぜか皮膚が緑色だった。
ウィリアムオブニューバーグによれば、「葉のように全てが緑だった」と強調して書かれている。

その2人の緑色の子供はリチャード・デ・カルン卿に預けられた。
彼らの着ていた服は見たこともない生地で、それに未知の言語を話していた。
料理の類は何も食べられなかったが、唯一、生のそら豆だけ口に出来たという。
徐々に料理も食べられるようになったらしい。
リチャード・デ・カルン卿は2人に洗礼を受けさせたらしいが、その直後、緑色の皮膚をした男の子の方は病気で亡くなった。
女の子は順調に生活に慣れていき、色々な料理を食べられるようなる。皮膚の緑色は徐々に薄くはなったが、完全に消えることはなかった。
女の子は英語も覚え、話せるようになった。
彼女がウールピックに辿り着いた経緯は、
「父の牛を放牧していた。その牛を洞窟の中に入れようとして、洞窟の中で迷ってしまった。しばらくすると鐘の音が聞こえてきて、その音に導かれ、ようやく外に脱出するとそこはウールピット村だった。」
という小首傾げる内容だったという。
また彼女は自身の出身について、
「私たちは地下世界のセントマーチンズランドから来た。
そこはこの世界のように明るい太陽はなく、常に夕暮れ時の暗い世界だった。」
とも話している。
彼女はやがて「アグネス」と名付けれられ、王室の役人リチャード・バレーという人物と結婚し、子孫を残していたという。

歴史は、受け入れ難い要素を認めれば、ガラリと真相を変化させる。
別の記事で紹介したが、通常宇宙に浮かぶ星の内側が空洞になることはあり得ない。しかし、月ではそのあり得ないはずの空洞が発見された事実がある。
地球の地下空洞説は確かに存在する。
地球にも地下世界が広がっていて、ナメック星人のような地底人が文明を築いているのかもしれない。
そして迷い込んだ洞窟が地上とつながっており、たまたま顔を出してしまった。
そんなストーリーが透けて見える。
しかし、そうではない路線の説も存在する。

現実路線の根拠のない話

後世の歴史研究家はどうしてもUFO系、オカルト系要素を排除しないと学会から馬鹿にされてしまうという脅迫概念から抜け出せないようだ。
学者がいうには、12世紀、ベルギー、フランス、オランダあたりに定住してたフランダース人が難民としてイギリス東部、ウールピットのあるあたりの地域一帯に移住していたらしい。
1154年のヘンリー2世の治世、このフランダース人は迫害対象になっていた。
1173年、ウールピット村近くのフォーナムセントマーチンという地方の近郊で、フォーナムの戦いが起こった。
その軍には難民のフランダーズ人を編成した軍隊がいて、緑の子供の両親はそこに所属していたのではないか。
そして両親はその戦争で亡くなり、孤児となっていた。
その後ウールピットに迷い込んだと学者たちは自信ありげに解釈する。
フランダース人だった彼らの言葉はわからず、未知の言葉に聞こえただけで、緑の皮膚も、低色素系貧血という病気で説明がつくという。
低色素系貧血というのは、貧血で皮膚が蒼白になり、皮膚下の血管がより目立つようになる。その血管が青や緑がかった色に見えるため、肌全体が「緑っぽい」印象を与えることがあるという。
食事の改善で緑色が薄れたのがその根拠だと彼らは主張する。
なんとなく、はぁ、そうなんだ!—————と受け入れ安い解釈になってしまった。


しかし、無理やり感はこちらの説にもある。
住んでいたところの地名が本当に「セントマーチン」だったとしたら、どんな言語でも「セント・マーチン」と聞こえるはずだ。
「東京」は「TOKYO」以外にない。
まぁ、メジャーリーガーの山本由伸は「ヤマモロ」にはなっているが。
それにリチャード・デ・カルン卿はそれなりに教育を受けた人物。
その彼がフランダース人の話すオランダ語を「未知の言語」と解釈するのか。
英語っぽいとか、フランス語っぽいってそれくらいは想像がつくのではないか。
筆者は日本語しかできないが、相手が中国語を話しているのか、それとも韓国語なのかくらいの区別はつく。
それに本当に移民がその地域に多くいたとしたら、それこそ、聞いたことがあるはず。
それをあえて「未知の言語」というのは「未知の言語」だったとしか思えない。
また、病気で緑色だったというのも少々乱暴かもしれない。
もし、低色素系貧血で緑色に見えたとすれば、青白い肌に血管が浮き出ている状態。だとすると「緑色の線が走っている不気味な肌」という表現にはならいだろうか。または「血管が浮き出た不気味な肌」というふうに。
ウィリアムオブニューバーグの「全てが緑」だったという表現とは食い違う。
調子が悪くて顔色が悪いというレベルの緑色ではなく、まさにナメック星人レベル。
緑っぽいんじゃなくて、「全てが緑」だったのだ。
私の人生で病気で緑色になってる人を見たことがない。
難民キャンプの映像でも緑色人間なんて映像に流れていない。
今はタブーなしにYouTubeでなんでも見れる時代だ。
緑色人間がいたら話題独占でしょう。
病気で緑色人間なんていない。
それっぽい、納得感ある、受け入れやすい解釈になっているだけで根拠は何もない。
それでよかったら、筆者好みの別の解釈もあるのよ。

非現実路線の、受け入れ難い、根拠のない話

ナチスドイツが崩壊した1945年、ベルリンには多数のチベット人兵士の遺体があったことはあまり知られてない。
なぜチベット人がベルリンでナチスに加担したのか。
それはチベットの伝説の地下世界シャンバラを、ナチスが探索していたという話がある。
また、1939年にナチス党員が出版した著書の中に、ヒトラーが地下世界の超人という未知の存在と会っていたと書かれていたりする。
地下世界というのは本当に実在するかもしれない。
実は古代エジプトにも地下世界の神とも言われるプタハ神がいる。
彼は緑色の人間として壁画に描かれている。


彼を、地上の人間に文明をもたらした地底世界の緑の人間だったと解釈すると、辻褄があう。
このプタハ神というのは闇を好む神とされ、アブ・シンベル神殿でも決して太陽の陽がささない場所に祭られている。
緑の子供達の「セントマーチンズランドが暗い世界だった」という証言と一致するのは偶然だろうか。
それに緑の子供の話では「放牧した牛に導かれた」とも解釈できる。
牛とは古代エジプトではアプタ、聖なる牛とされ、実はプタハ神の化身とされた存在なのだ。
つまりは、「地下世界の聖なる牛に導かれた緑色の男の子と女の子は地上世界にやってきた」ともいえる。
”緑色になる病気”という解釈がありなら、地下世界が存在し、そこで暮らす人間は元々肌が緑色だったと解釈するのもありだと思う。

真相は?

どちらが本当かはわからないし、どちらも間違っているとも言えるかもしれない。
真相は闇の中だ。
ただし、ウールピット村に緑の子供達が現れたというのはおそらく事実だろう。
ウールピット村に現れた緑色の女の子はその後、結婚して子孫を残している。
ただ既に誰が子孫なのかまではわからないようだ。
中世のヨーロッパの世界では今のような医学や自然科学など発達していない。
そういった意味で常識はない。
古典ホラーの傑作ドラキュラ。これのはじまりは映画でもなく、小説などの文学でもない。中世の科学者の、真面目な研究報告資料がはじまりなのだ。
その時代、ドラキュラは実在していると勘違いされていた。
狼男も同様だ。迷信深い世界だったのも手伝って全て事実としてとらえられていた。
だからウールピット村に現れた緑色の子供達も実際に存在したことだけは確かだ。
地下世界を探索していたナチスは南極へも足を伸ばしていた。そして、南極で発見された大穴は、現在アメリカ軍によって飛行禁止区域に指定されている。
戦後ナチスの科学者の大勢はクリップペーパー作戦でアメリカに身売りした。
そのアメリカで戦後も活動を継続している。
そんなアメリカはナチスが発見した地底世界と既にコンタクトがあるのかもしれない。
最近、アメリカのディスクロージャープロジェクトの世界会議で、カナダの国防省の高官が、知的生命体は少なくとも4グループいると暴露した。
緑色の人間はもしかしたら、そのうちの一つのグループなのかもしれない。
ウールピット村の緑色の子供たちの謎は、歴史的背景や科学的解釈、そして伝説的な要素のどれを取るかによって全く異なる顔を見せる。
いつか地球外生命体の存在が証明され、彼らが緑色の肌をしていたとしたら、興奮で身震いする。


もしそうなれば、このウールピック村に現れた子供たちの故郷セントマーチンズランドの人たちかもしれない。そして彼らは宇宙からの来訪ではなく、我々の足元に潜んでいたとなれば、それは歴史が覆ることになるだろう。これこそ、歴史やミステリー好きにはたまらない魅力なのだ。あなたはどんな未来を想像しますか?

いいなと思ったら応援しよう!