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【ハンガリー狂詩曲1】フランツ・リストのピアノ曲紹介

この記事ではハンガリー狂詩曲の第1番から第9番までを紹介します。


ハンガリー狂詩曲 S.244

演奏効果が高く、良く知られた全19曲の作品集。リストの愛国心の結晶。ハンガリー民謡やジプシーの音楽を基にして作った「マジャールの歌とマジャール狂詩曲」、「ジプシーの叙事詩」などを前身とする作品群。ほとんどの曲が「ラッシャン」という緩徐部と「フリシュカ」という急速部により成り立っている(例外もある)。およそ1847年頃から作り始め、当記事で紹介している曲は全て1853年に初版された。

ハンガリー狂詩曲 第1番 S.244/1

曲集「コンソレーション」の第1稿(S.171a)の第3番を基にした作品「マジャール狂詩曲 S.242/23 "夢想と幻想"」を改訂したもの。
演奏はサンソン・フランソワ。 


ハンガリー狂詩曲 第2番 〔カデンツァ:モイセイヴィチ〕 S.244/2

リストの作品で最もよく知られた作品のひとつ。終盤にカデンツァを自由に挿入していい箇所があり、リスト自身もカデンツァを2つ書いている。またダルベールやラフマニノフ、そして多くの後世のピアニスト達もカデンツァを書いている。
演奏はベンノ・モイセイヴィチ。モイセイヴィチ自身によるカデンツァを挿入して演奏している。


ハンガリー狂詩曲 第3番 S.244/3

「マジャールの歌 第11番 S.242/11」の前半部を素材とした作品。
演奏はラザール・ベルマン。


ハンガリー狂詩曲 第4番 S.244/4

「マジャールの歌 第7番 S.242/7」を改訂したもの。
演奏はアール・ワイルド。この曲はワイルドの十八番。


ハンガリー狂詩曲 第5番 - 悲劇的な英雄の詩 S.244/5

「マジャール狂詩曲 第12番 S.242/12」を大幅に改訂したもの。
演奏はシューラ・チェルカスキー。


ハンガリー狂詩曲 第6番 S.244/6

第2番に次いでこの第6番も非常に人気がある。「ハンガリーの民俗旋律 S.243」や「マジャール狂詩曲 第20番 S.242/20」の一部を素材とした作品。
演奏はマルタ・アルゲリッチ。


ハンガリー狂詩曲 第7番 S.244/7

「マジャール狂詩曲 第15番 S.242/15」を改訂した作品。
演奏はジョルジュ・シフラ。


ハンガリー狂詩曲 第8番 S.244/8

「マジャール狂詩曲 第19番 S.242/19」を改訂した作品。急速部の主題はブラームスも「ハンガリー舞曲 第3番」で使用している。
演奏はジョルジュ・シフラ。


ハンガリー狂詩曲 第9番 - ペシュトの謝肉祭 S.244/9

「マジャール狂詩曲 第22番 - ペシュトの謝肉祭 S.242/22」を改訂したもの。
演奏はエミール・ギレリス。




【ハンガリー狂詩曲 第2番 関連】

ハンガリー狂詩曲 第2番 〔カデンツァ:リスト1〕S.244/2

「ハンガリー狂詩曲 第2番」は終盤にカデンツァを自由に挿入していい箇所があり、リスト自身もカデンツァを2つ書いている。
シプリアン・カツァリスが演奏しているカデンツァは、リストが弟子のアントニア・ラープのために1885年に書いたもの。


ハンガリー狂詩曲 第2番 〔異稿〕〔カデンツァ:リスト2〕 S.244/2bis

リストは1885年に「ハンガリー狂詩曲 第2番」へ追加のパッセージをいくつか書いた。それらの加筆部を採用してレスリー・ハワードが録音したもの。またこの曲はカデンツァを挿入してよい箇所があることで有名だが、ここではリストが書いた二つのカデンツァのうちのもう一つを採用している。


ハンガリー狂詩曲 第2番 〔カデンツァ:ラフマニノフ〕S.244/2

セルゲイ・ラフマニノフの演奏では彼自身によるカデンツァを挿入している。


ハンガリー狂詩曲 第2番 〔カデンツァ:コルトー〕S.244/2

アルフレッド・コルトーもカデンツァを挿入している。


ハンガリー狂詩曲 第2番 〔ホロヴィッツ編〕

ヴラディミール・ホロヴィッツは全体を編曲して演奏している。


ハンガリー狂詩曲 第2番 〔カデンツァ:アムラン〕S.244/2

マルク=アンドレ・アムランによる超絶技巧カデンツァ。


ハンガリー狂詩曲 第2番 〔カデンツァ:Cateen〕S.244/2

かてぃん (Cateen) こと角野隼斗によるカデンツァはエンターテイニング。


「ハンガリー狂詩曲 第2番」のカデンツァ集1

ハンガリー狂詩曲 第2番のカデンツァを集めた動画。


「ハンガリー狂詩曲 第2番」のカデンツァ集2

同じくカデンツァ集の第2弾。


ボルグによるピアノジョーク

コメディアン・ピアニストであるヴィクター・ボルグによるハンガリー狂詩曲の演奏。彼はリストの弟子フレデリック・ラモンドやブゾーニの弟子エゴン・ペトリに師事している実力派でもある。


キャット・コンチェルト

トムとジェリーによる演奏。


ラプソディー・ラビット

バッグス・バニーも演奏している。



● 楽譜紹介

新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています

・ハンガリー狂詩曲 第1番~第9番 S.244/1-9
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それではみなさま良い一日を



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