MVP Archive History | Apollo Archive Special 05 : THE BLUE MARBLE

基本情報
名称:The Blue Marble
撮影日:1972年12月7日
撮影ミッション:Apollo 17
撮影者:Apollo 17 Crew
撮影距離:約45,000 km
対象:地球
The Blue Marbleとは
The Blue Marble は、Apollo 17 飛行中に撮影された地球の写真である。
写真には太陽光に照らされた地球全体が写されている。
現在では人類史上最も有名な写真の一つとして知られている。
撮影の背景
1972年12月7日。
Apollo 17 は月へ向かう途中だった。
宇宙船は地球から十分な距離に達し、乗組員は完全な地球全景を撮影することができた。
この時、アフリカ大陸を中心とした半球が太陽光によって明るく照らされていた。
その結果、雲や海、大陸が鮮明に写る写真となった。
写真に写っているもの
写真中央にはアフリカ大陸が見える。
また、
インド洋
アラビア半島
マダガスカル
南極大陸
なども確認できる。
地球全体が一枚の写真に収められたことで、人類は初めて自らの惑星を一つの姿として見ることができた。

Earthrise との違い
Apollo 8 で撮影された Earthrise は、月の地平線から昇る地球を捉えた写真だった。
一方、The Blue Marble は地球そのものを主役としている。
Earthrise が「 宇宙から見た地球 」なら、The Blue Marble は「 一つの惑星としての地球 」を示した写真と言える。
影響
The Blue Marble は世界中で広く使用されるようになった。
科学教育・地理教育・宇宙開発・環境保護活動など様々な分野で引用されている。
また、国家や国境よりも先に、地球全体を一つの惑星として見る視点を広く共有するきっかけとなった。
記録としての価値
The Blue Marble は宇宙開発の成果であると同時に、人類が自らの住む世界を客観的に観測した記録でもある。
それは月面着陸の写真ではない。
宇宙船の写真でもない。
地球そのものを写した写真だった。
その後
現在では地球全体の画像は人工衛星によって日常的に取得されている。
しかし、The Blue Marble は、人類が宇宙から見た地球を象徴する写真として今も使われ続けている。
Apollo 時代を代表する記録の一つである。
