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MVP ARCHIVE HISTORY | Apollo Program Overview / アポロ計画とは

Apollo Program The Journey To The Moon 1964-1972

Overview

1. アポロ計画とは何だったのか

アポロ計画は、人類を月へ送り届けるために実施された有人宇宙計画である。

1961年、アメリカ大統領 John F. Kennedy は、
「10年以内に人類を月へ送り、安全に帰還させる」
という目標を掲げた。

当時、それはまだ実現方法すら確立されていない挑戦だった。
アポロ計画は単なる宇宙開発ではない。
未知への到達を目指した大規模な技術・科学・組織運営の実験でもあった。

2. 月面着陸だけが目的ではなかった

一般にはApollo 11が有名である。
しかしアポロ計画は、Apollo 11だけで成立したわけではない。
月へ到達するためには、「 ロケット開発・軌道計算・航法技術・通信技術・生命維持・ドッキング技術・再突入技術 」など、多数の課題を一つずつ解決する必要があった。
アポロ計画は、失敗と検証を積み重ねながら進められた長い過程でもあった。

3. アポロ計画の流れ

Apollo 1 : 地上試験中の火災事故。3名の宇宙飛行士が死亡。
計画は一時停止し、 宇宙船設計は大幅に見直された。
Apollo 7 : 有人飛行再開。地球周回軌道で司令船を検証。
Apollo 8 : 人類初の月周回飛行。
月の裏側から地球を撮影した 「Earthrise」が有名。
Apollo 9 : 月着陸船(LM)の有人試験。
Apollo 10 : 月面着陸直前までの総合リハーサル。
Apollo 11 : 人類初の月面着陸。1969年7月20日。
Neil Armstrong と Buzz Aldrin が月面に降り立った。
Apollo 12 : 高精度着陸の実証。
Apollo 13 : 飛行中に酸素タンク爆発。月面着陸を中止。
乗組員全員が生還。危機管理の象徴として知られる。
Apollo 14~17 : 科学探査が本格化。
Apollo 15以降は月面車(LRV)も使用された。
Apollo 17は最後の有人月面探査となった。

4. 残されたもの

アポロ計画は、月へ到達した物語として語られることが多い。
しかしその本質は、到達そのものよりも、到達までの過程にあった。
多くの失敗。膨大な技術開発。無数の判断。数十万人規模の協力。
それらが積み重なった結果として、 月面着陸は実現した。

5. このアーカイブについて

本アーカイブでは、Apollo 11だけでなく、
Apollo 1からApollo 17までを個別に観測する。

人類はどのように月へ到達したのか。
そして何を持ち帰ったのか。
各ミッションを通して追跡していく。


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