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「良い研修」は、話が上手い人ではなく“場を動かせる人”が作っている『研修アクティビティハンドブック』が教えてくれる、“参加者が眠らない研修”の作り方

研修講師、手話通訳士の横山熊太郎です。

AIを活用しながら、シニア向けの情報や、書籍やガジェットの紹介などをしています。

「研修中、参加者の表情がどんどん固くなる」

「オンライン研修で反応が消える」

「質問しても、誰も話さない」

そんな経験はありませんか。

講師やインストラクターとして活動していると、

“内容は悪くないはずなのに、場が動かない”

という悩みにぶつかることがあります。

実は私自身も、手話講師や研修講師として何度も同じ壁を感じてきました。

一生懸命説明している。

準備もしている。

でも、参加者が“受け身”になってしまう。

そんな時に出会ったのが、

『研修アクティビティハンドブック』
中村文子 著/ボブ・パイク 著

という一冊でした。

この本は、単なる「アイスブレイク集」ではありません。

むしろ、

“人は、どうすれば主体的に学ぶのか”

を、実践レベルで徹底的に考え抜いた本です。

特に、

・企業研修講師
・学校教員
・手話講師
・福祉研修担当
・オンライン講師
・ファシリテーター
・セミナー運営者

には、かなり実践的なヒントになると思います。

この記事では、『研修アクティビティハンドブック』の魅力を、現場目線も交えながら深掘りしていきます。

この記事を読むことで、

・なぜ研修が退屈になるのか
・参加者主体の研修を作る方法
・すぐ使えるアクティビティの考え方
・AI時代に必要な講師力

が見えてくるはずです。



なぜ、多くの研修は「聞くだけ」で終わるのか

研修には、不思議な現象があります。

講師は頑張っている。

内容も間違っていない。

スライドもきれい。

しかし参加者は眠そう。

これは決して珍しいことではありません。

「説明中心」は、どうしても受け身になる

多くの研修では、

・講師が話す
・参加者が聞く
・メモを取る

という構造になっています。

しかし人間は、

“聞くだけ”

だと集中力が続きません。

特にオンライン研修では、
その傾向がさらに強くなります。

だからこそ今、重要になっているのが、

「アクティビティ」

です。

つまり、

参加者自身が動くこと。

考えること。

話すこと。

体験すること。

本書は、この“参加を生み出す仕掛け”を大量に教えてくれます。


『研修アクティビティハンドブック』の最大の魅力とは

この本のすごいところは、

「理論だけで終わらない」

点です。

すぐに使える実践例が豊富

読んでいて感じるのは、

「明日から使える」

という実用性の高さです。

例えば、

・短時間ペアワーク
・グループ討議
・立って動く活動
・質問の工夫
・振り返り方法
・オンライン対応アクティビティ

など、

“場を動かす具体策”

が非常に豊富です。

しかも単なるゲームではありません。

すべて、

「学びを深めるため」

に設計されています。

ここが重要です。

ただ盛り上がれば良いわけではない。

学習目的につながっている。

それが、この本の強みだと思います。



「話が上手い講師」が最強ではない時代

昔は、

「話が面白い講師」

が高く評価される時代がありました。

もちろん、話術は大切です。

しかし今は、それだけでは足りません。

AI時代に価値が残るのは「場づくり」

知識だけなら、AIが教えてくれます。

検索すれば情報も出てくる。

動画でも学べる。

だからこそ、これから重要なのは、

“その場で、人が学び合う設計”

です。

つまり、

・空気を作る
・参加を促す
・対話を生む
・安心感を作る

という力。

『研修アクティビティハンドブック』は、
まさにそこに焦点を当てています。

これは単なる研修技術ではなく、

“人が学ぶ仕組み”

そのものを考える本だと感じました。


手話講座・福祉研修との相性が抜群に良い理由

私は手話講師として、この本にかなり共感しました。

なぜなら、手話は、

“参加しなければ絶対に身につかない”

からです。

手話学習は「体験型学習」の代表

例えば、

単語だけを90分説明する講座。

これは、一見すると内容が濃いように見えます。

しかし実際には、
受講者の記憶には残りにくい。

一方で、

・ペア会話
・ロールプレイ
・読み取り
・表情練習
・短いやり取り

を入れると、一気に集中力が変わります。

つまり、

「参加」

そのものが学びなのです。

これは福祉研修でも同じです。

認知症理解。

障害理解。

コミュニケーション研修。

どれも、
話を聞くだけでは“自分ごと”になりにくい。

体験し、
考え、
感じることで、
初めて学びが深くなる。

本書は、そのための具体的な方法を大量に教えてくれます。


オンライン研修で本当に役立つ本だった

最近はZoom研修も増えました。

しかしオンラインでは、

「無反応問題」

が起きやすい。

画面越しでは、受け身が加速する

対面なら、
空気があります。

しかしオンラインでは、

・カメラOFF
・無言
・反応なし

になりやすい。

その状態で、
講師が一方的に話し続けると、
集中力は急激に落ちます。

本書では、

・短時間で区切る
・チャットを使う
・即アウトプットさせる
・小さな対話を入れる

など、

オンラインでも使える工夫が豊富です。

これは今後、
ますます重要になると思います。


『研修アクティビティハンドブック』は、こんな人におすすめ


逆に、

「自分が話したい」

だけの人には、少し向かないかもしれません。

なぜなら本書は、

“講師が目立つ方法”

ではなく、

“参加者が動く方法”

を教える本だからです。


まとめ|これからの講師に必要なのは「説明力」だけではない

昔の研修は、

「知識を伝えること」

が中心でした。

しかし今は違います。

情報は検索できる。

動画でも学べる。

AIにも聞ける。

だからこそ今後の講師には、

“学びを設計する力”

が求められるのだと思います。

『研修アクティビティハンドブック』は、

そのための具体的な武器を与えてくれる一冊でした。

特に、

・研修が盛り上がらない
・参加者が受け身になる
・オンライン研修に悩んでいる
・もっと学びを深くしたい

という人には、大きなヒントになると思います。

「もっと上手く話そう」

ではなく、

「どうすれば参加者が動けるか」

へ。

その視点の転換こそが、
これからの研修を大きく変えていくのかもしれません。

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