この視点が凄い。【創作大賞感想】
「このnoterが凄い」
……という企画を、以前note仲間の山門さんがされてたんですけど、今アカウントがないんですよね。
——山門さん、元気ですか。
その一言を伝えたいために、このタイトルにしました。(気づくかな。ドキドキ)
えっ、山門さんって誰だって?まさか、みくさんの元彼??
ノーノー。違います。元noterさんです。
山門さんとは、昨年オンライン交流会で出会い、その後もマイトンさんや本田すのうさんと一緒に勉強会をしたことがあります。
noteでどんなに仲良くなっても、そのアカウントはある日突然なくなってしまうこともあります。うーん、お別れは寂しいね〜!
人との出会いはまさに一期一会。目の前の縁を大事にしていきたいものです。ありがとうと感じたら、その都度伝えたいもんですね〜!
山門さんのお友達の、みねのもみぢばさん。山門さんに!うちの文治に!!よろしくお伝えください!
みねのもみぢばさんは、昨年度の創作大賞受賞者です🏅
前置き長くなりました。
今回の記事では、「この視点が面白い」「斬新な企画力だなぁ」と思った作品を紹介します。
1.スーパーのそうめんぜんぶ茹でて一番最高の夏をキメる。/野やぎさん
トップバッターは、創作大賞「の応募作品感想記事を書きます」企画で、200作品の感想を書き、Xのトレンドを作った野やぎさんです。
なんと、昨年は100作品を読み、今年は倍にして200作品を読んだそう。凄すぎて言葉が出ません。10年後、まさか1000作品読むのでしょうか(冗談です)
ギネス記録にそのうち載りそうです。野やぎさんの感想記事には、私も「あなたの懸賞金を決めてください」の感想を書いていただきました。本当にありがとうございます!!
それにしても、企画力もさることながら「言葉を形にする力」が凄いです。
Xのトレンドになった時は、私のタイムラインも賑わいました。
ローカライズなんだと思うけど、ほんとに本日のニュースにずっとあってありがてぇ……!うれしいかぎり!
— 野やぎ (@noyagi_88) July 16, 2025
ありがとー!!🐐 pic.twitter.com/OIZPrFtjX1
なんと本日のニュースで、ゴールデンカムイの上にいますから。創作大賞で、感想を書いて時代を動かしてます。もはや、創作大賞のカリスマです。
あと何気に、さっき野やぎさんのXタイムラインを辿ってびっくりしたんですけど。全部、創作大賞関連じゃないですか。
野やぎさんは、色々な方々の「創作大賞応募したので、読んでください」を、懸命にリツイートされていました。応援力が凄いです。
そんな野やぎの兄さん、実はサラリーマンなんです。サラリーマン金太郎ならぬ、サラリーマンnoterです。凄くないですか。野やぎさんの過去記事を読むと、そこまで書くことへの執着心も感じず、すごく飄々としている……
……はずと、私は思っていました。いや、それは私がnoteを読んで勝手にそう思っているだけで
「本当は、心にめちゃくちゃ創作大賞への想いが溢れているっ!!!!」
けど、それを言葉ではなくnote、感想、Xのタイムラインなどなど。行動から溢れてしまう方なのではないか。
言いたいことも言えない、こんな世の中じゃポイズン。
創作大賞応募作品ではありませんが、めちゃくちゃ好きなテイストです。
本当は創作大賞が心の底から好きだと叫びたい。けれども、俺は行動で示すぜ!
なぜなら、俺の心の内にはあの頃の鬼塚英吉——反町隆史がいる。
ジャージャジャーン。ジャージャジャーン。(ポイズンの前奏)
野やぎさんのXのタイムライン、感想記事を読みながら、ふとそんなことを勝手に思ってしまいました。(違ったらすいません)
それにしても、創作大賞への熱意が半端ないです。まさか、noteの大株主?(違うか)
今回紹介する記事は、スーパーでそうめんを買
ってぜんぶ茹でて、家族で食べて感想を言い合うというお話です。
さすが、感想界隈のレジェンドです。感想の究極を攻めてます。家族の感想も、次男君の台詞がとくに緩くて面白いです。
素麺をスーパーで買い、茹でて食べる。感想を家族で言い合う。記事の企画はいたってシンプルです。
このプロセスを、いかに面白く見せるか。その究極の際を攻めた凄い作品です。
今年はまだ素麺を食べていないので、そろそろ我が家も買ってみようと思いました。
2.魔法使いサリーは今でもわたしのトモダチです/本田すのうさん
本田さんが5歳の時に、シンガポールで出会ったサリーとのお話です。最初に読んだのは8月ですが、ずっと記憶に残ってるお話だったので、今回紹介することにしました。
エッセイの中では、本田家に予期せぬ出来事が訪れます。そこから、魔法使いと同じ呼び名で呼んでいたサリーが颯爽と登場し、窮地を救います。
そして、そのエッセイはめでたしめでたし……
ここで私の記憶はおしまい。
……では終わらないのです。
最後の最後に、実は○○だったという本田さんなりの気づきや、「ここでコレが来るとは!!」という箇所があり、その工夫に私はまたしても本田さんに「やられたーー!(心を掴まれる)」となりました。
本田さんとnoteで出会ったのは、一年前の5月ごろでしょうか。まさか、こんなに長く続くとは。
私ももしかしたら、今後彼女にとってサリーのように「実はみくさん、○○だったんかー!」ということもあるのかしら。なーんてね。
きっとこれから先も、私の心は彼女に奪われ続けるのでしょう。
3.普通ってなんだろう #贈りnote /もつにこみさん
今回紹介するのは、もつにこみさんが当時7ヶ月の息子に向けて書いたエッセイです。
——普通ってなんだろう。
私自身も人から「変わってる」とよく言われてきたので、「普通って、じゃあどんな人のことなの?」と、常日頃から思ってきました。
今は、多様性とか、寛容な社会と言われるようになったけれども。数年経てば、また状況も変わりそうです。
もつさんのエッセイには、混沌とした今の抱える「普通の定義」や「多様性」について、冷静に受け止めた中で「親として、何ができるだろう」という葛藤が淡々とつづられていました。
親になるってなんだろう。
子どもが生まれてから、ずっとそう思ってきました。もつさんが親になったと気づいた瞬間がとても深イイなぁと思い、思わず「深イイイイ!」ボタンを押しそうになりました。
そういう自分に気がついた時、親になったなと思うよ。
私は、世間一般でいう「普通の親」にはなれないかもしれない。
けれども、自分が「ああ、親になったなぁ」と思える瞬間に出会えるだろうか。そう思った時に、またもつさんのエッセイに目を通したい。そう思える素敵な作品でした。
4.火遊びウサギは笑わない/ももまろうめこさん
ファンタジー小説部門応募作品です。
ももまろさんのエッセイは、いつも人間観察が鋭いなぁと感心しています。
そして、ズバッとみんなが言えないことをバッサリ斬ってくれるので、読んでいてスカッとします。
もちろん、ただバッサリ斬っている訳ではなく、そこには色んな配慮だったり、色んな物事についてじっくり向き合い、深く考えてきたももまろさんの姿が随所に感じられます。
「これは私の正義だけど、他者には他者の正義がある」と自覚したり、
「その正義は誰を守り、誰を切り捨てるのか」と立ち止まることが大事なんだと思う。
今回紹介する小説も、ももまろさんならではの人間観察力が存分に発揮されています。
彼女の声は高めで、子どものように無邪気だったが、時折その目には何か計算高い光がチラつく気がした。(第一話より)
分析好きで冷静な瑠璃、人を振り回す傾向のある安優香。自分の都合で「お金貸して」と平気で頼んだり、自分が言いにくいことを頼んできたり……。安優香みたいな、距離感バグってる女は大体地雷だったりする。
そして、安優香の彼氏であるどこか軽薄な大輝も……。
「彼らとは、なるべく関わりたくない。一定の距離を保ちたい」
そう願いながらも、心の中でキレキレのツッコミをしていく瑠璃の姿にスカッとします。
それにしても、瑠璃はまるでももまろさんみたいです。瑠璃の心の内のツッコミも「ももまろさん節」が炸裂しており、面白いです。
ただ、そんな安優香に「あるトラブル」が正じ、瑠璃は面倒なことに巻き込まれます。
戸惑いを感じ、やはり「距離を取らなきゃ」と接しつつも、なんだかんだで配慮を忘れないところや、そんな彼女の顔や仕草を「可愛い」と認めてしまう瑠璃の姿に優しさも感じました。
彼女の言う「事情」がどんなものか、知りもしないのに、簡単に意見なんて言えない。(第3話)
安優香はなんだかんだで、幸せを手に入れようとする反面、真面目な瑠璃は婚期を逃しかけ、社会の理不尽さに振り回されていく……。
「ああ、理不尽だーーー!」
と、私は計算高い安優香の姿が登場するなり、空中パンチをかましていました。
そんな安優香にも、実は色んな背景があることが後半に書かれています。そして、瑠璃に最初に声をかけた本当の理由も……。
理不尽さ、狡さ、嫉妬など色んな感情が蠢く中で、それでも「私の手綱を他人に握らせてたまるか!」という強い意志を感じる瑠璃や、器用なようで不器用だったのかもしれない安優香を、気づけば応援せずにはいられませんでした。
女のリアルなストーリーが好きな方は、きっとハマるはずです。
こちらの作品は、作者のももまろさんがあとがきを書かれているのですが、とても素敵なことが書いてあったので、小説が気になる方はぜひチェックしてみてください。
願わくば、この物語を通して、
誰かを思い出したり、自分を少しだけ許せたりする時間が訪れますように。
【完】
⭐︎追伸
今回の感想記事は、山門さんと野やぎさんで遊びすぎてしまいました。本当にすみませんでした。
謝罪会見の予定はありませんが、お二人のことはとても好きです。
謝罪会見の際には、マイトンさんに謝罪会見のコツを聞いてからにします。
私も、talesで創作大賞応募中の小説を投稿しています。もしよければ、読んでいただけると嬉しいです。
