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「私にはムリかも」は、本当にそう?

以前、「その鎖、もう外しませんか?」という記事で、
“象の鎖”の寓話を紹介しました。

子どもの頃にできなかったことを、
大人になっても「ムリ」と思い込んでしまう──
そんな私たちの“心の鎖”についてのお話でした。

今日はその続きとして、もうひとつの物語をシェアしたいと思います。

🦅鷲だと知らない鶏の話

ある農場に、一羽の鷲(ワシ)のヒナが迷い込みました。
農場の人は、そのヒナを鶏小屋で育てることにします。

鶏たちの中で育った鷲は、
まわりと同じように地面を歩き、
虫をつつきながら暮らす日々。

ある日、空を高く飛ぶ大きな鳥を見上げて、
鶏たちが「あれは鷲だ。私たちとは違う」と話していました。

それを聞いたその鷲は、こう思ったのです。

「私は鶏なんだ。あんなふうに空を飛ぶなんて、私にはムリだ」

──自分が空を飛べる“鷲”だと気づくことなく、
彼は一生を鶏として終えました。

🧠 思い込みが、脳のブレーキになる

この話、ちょっと切ないですよね。
でも、私たち自身も、気づかないうちに
“自分で決めた枠”の中に
閉じ込められていることがあるのかもしれません。

脳は「過去の体験」や「周りの影響」で、
“現実の枠”を決めてしまうクセがあります。

自分にとっての「できなかったこと」「怒られた記憶」
「評価されなかった経験」──
そういった記憶が「私はこういう人間なんだ」と思い込ませてしまう。

でも本当は、
その枠は自分でつくっているだけかもしれない。
鷲のように、
本当はもっと大きく羽ばたける力があるかもしれないんです。

🧠脳には“可塑性(かそせい)”がある

脳科学では、「脳には柔軟性がある」と言われています。
これは“可塑性”と呼ばれるもので、

何歳になっても、
思考のクセや行動パターンは変えていけるんです。


たとえば、今まで「ムリ」と思って避けていたことに、
ほんの少しチャレンジしてみる。

たったそれだけでも、
脳は「これはできるかもしれない」
新しいパターンを学んでくれるのです。

🌈 今日の処方箋

「わたしには、ムリかも…」と思ったときは、
その思いが“本当の自分”なのか、
ちょっと問いかけてみてください。

あなたは、本当は鷲なのかもしれません。

まだ見たことのない高さまで、
飛べる力を持っているのかもしれません。

思い込みの枠を少し広げてみるだけで、
世界の見え方が変わることがあります。

今日もまた、やさしく、
自分に問いかけてみてくださいね。

「それ、本当にムリかな?」

みみ

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