PCが壊れた?ChatGPTに症状を実況しながら直した話
この記事では、Windows 11のノートPCで画面の点滅と暗転が起きたとき、ChatGPTに動画や操作結果を見せながら、一手ずつ原因を切り分けて復旧した流れを記録します。AIが最初から正解を出したわけではありません。「試す→結果を返す」を繰り返すことで、素人でもトラブルの切り分けに参加できた体験です。
こんにちは。ツヨシです。
書くことと、書いたものをどう届けるかを、日々行ったり来たりしています。今日ひっかかったことを短く残します。
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「もう、このPC限界なのでは」と思った
数年使っているWindows 11のノートPCが、急におかしくなりました。
マウスを動かしたり、画面上にカーソルを載せたりすると、ディスプレイが暗転するんです。
最初は一瞬消えるくらいだったのですが、そのうち点いたり消えたりを繰り返すようになって、最後は画面全体が真っ暗になりました。
これは、さすがに怖い。
「もう、このPC自体が限界なのでは」
そんなことを考えました。普通ですよね。
とくに、最近はAIツールがゴリゴリ動くように最新のPCをいろいろ探していて、今年は買い換えを考えているタイミングだったので。とくに。
僕はパソコンを毎日仕事で使いますが、別に修理ができるわけではありません。
画面がおかしいとなると、液晶なのか、Windowsなのか、グラフィック関係なのか。そのあたりから、もう分かりません。
そこでChatGPTに相談してみました。
今回は症状を文章で説明するだけではなく、実際に画面が点滅している様子を動画で見せています。
最初に提案されたのが、
Windows + Ctrl + Shift + B
という操作でした。
グラフィックドライバーを再起動するショートカットらしいです。
やってみると、一度は普通に映りました。
「お、直った?」
と思ったのですが、しばらくすると、また点滅が始まりました。
残念。
ただ、あとから考えると、この「一瞬は直った」という結果も、ちゃんと次の判断材料になっていたんですよね。
「こうなった」と返すたびに、見る場所が変わる
次に確認したのは、タスクマネージャーでした。
特定のアプリだけがおかしいのか、それともWindowsの表示全体がおかしいのかを見るためです。
実際に試してみると、タスクマネージャーまで一緒に暗転しました。
そのうち完全に画面が真っ暗になったので、いったん再起動することにしました。
すると、HPのロゴは普通に表示されます。
Windowsが起動する前までは、画面そのものは普通に映っている。
さらに外部ディスプレイにつないでみると、こちらも普通に表示されました。
このあたりから、僕の中でも少し見え方が変わってきました。
最初は「液晶が壊れたのかな」くらいしか考えられなかったんです。
でも、起動時のロゴは映る。外部ディスプレイも映る。Windowsが立ち上がってから本体画面がおかしくなる。
こうやって正常な場面と異常な場面を分けていくと、少なくとも「何もかも壊れている」という感じではなさそうです。
たぶん、自分ひとりで検索していたら、ここまで丁寧には切り分けなかったと思います。
検索結果を見て、上から順番にいろいろ試して、途中で何を確認しているのか分からなくなっていたはずです。
グラフィックスを無効にしたら、点滅が止まった
次に、デバイスマネージャーからIntelのグラフィックスを一時的に無効化しました。
このへんから少し怖いです。
パソコンの設定をいじって壊したらどうしよう、という気持ちはありました。
でも、今回は一手ずつ確認しながら進めています。
無効化すると外部ディスプレイは映らなくなりました。
その代わり、本体画面の点滅がピタッと止まったんです。
ここまでは、「数年使ったPCだから、そろそろ寿命なのかもしれない」と考えていました。
でも、グラフィックスを無効にしたら表示が安定する。
だったら、液晶そのものよりも、グラフィックスドライバー周辺を疑ったほうがよさそうです。
そこでメーカー公式サイトも確認しました。
Windows Updateのオプション更新も見ましたが、目的のIntelグラフィックスドライバーは見つけられませんでした。
最終的にはIntel公式から対応するドライバーを先にダウンロードして、そのあと既存のグラフィックスドライバーをアンインストールしました。
再起動すると、本体画面は点滅しません。
ただし、外部ディスプレイはまだ映りませんでした。
この結果を見て、「やっぱりドライバー周辺なんだろうな」と、かなり絞れてきた感じがしました。
ドライバーを入れ直したら、普通に戻った
最後に、先ほどダウンロードしておいたIntel公式のドライバーをインストールしました。
そのあと、もう一度再起動。
すると本体画面は普通に映り、点滅も起きませんでした。外部ディスプレイも元どおり使えるようになりました。
かなり助かりました。
最初は修理か、場合によっては買い替えまで考えていたので、まさかドライバーを入れ直すところまで自分でたどり着くとは思っていませんでした。
ただ、今回おもしろかったのは、「Intelのドライバーを入れ直せば直る」という答えそのものではありません。
たぶん、最初にいきなりそう言われても、僕は怖くてやらなかったと思います。
何を根拠にそこまで触るのか分からないからです。
AIに聞いて便利だったのは「答え」より「切り分け」
今回の流れを振り返ると、ChatGPTは最初から正解を当てたわけではありませんでした。
グラフィックドライバーをリセットしたら、一瞬直った。
タスクマネージャーも暗転した。
HPのロゴは普通に映った。
外部ディスプレイは正常だった。
Intelのグラフィックスを無効化すると、本体画面は安定した。
古いドライバーを削除したあとも、本体画面は安定していた。
その結果を一つずつ返すたびに、「じゃあ次はここを見てみよう」と進む場所が変わりました。
ここが、今回いちばん面白かったところです。
検索で「Windows 11 画面 点滅」と調べれば、対処法はいろいろ出てきます。
でも、自分のPCで起きた結果によって、次に試すことまでは変わりません。
今回は動画だけではなく、写真や型番画面、Windows Updateの画面もその都度見せました。
つまり、AIに全部任せていたわけではないんですよね。
僕が操作して、起きたことを観察して、それをまた返す。
その繰り返しでした。
AIというと、どうしても「答えを出してもらう道具」と考えがちです。
僕も、そう使うことは多いです。
でも今回みたいなトラブルでは、答えを一発でもらうより、「次に何を確認すれば原因を一つ減らせるか」を一緒に考えてもらうほうが使いやすいのかもしれません。
これはPCトラブルに限らず、仕事でもけっこう似ている気がします。
いきなり正解を出してもらうのではなく、
「こうなったんだけど、次はどこを見る?」
と聞く。
この使い方なら、AIの答えをそのまま信じる必要もありません。
今回のケースも、同じ症状なら同じ方法で直る、という話ではないです。
画面の点滅や暗転は、液晶パネルやケーブル、GPUなど、ハードウェア側の故障が原因になっている場合もあります。
ドライバーの削除や更新も、自分のPCに対応するものを確認したうえで進めたほうがいいです。
なので、「ChatGPTに聞けばPCは直せる」とは思っていません。
ただ、
症状を伝えて、試して、その結果をまた返す。
このやり方なら、パソコンに詳しくない僕でも、少しずつ原因を絞る側に参加できました。
AIを使って何かを作る話はよく書いてきましたが、「一緒に切り分ける」という使い方も、もう少し掘ってみてもいいのかもしれません。
あわせて読みたいnote
今回の話はPCトラブルでしたが、ChatGPTを単発の質問相手ではなく、考えるための道具としてどう使っているかは、別の記事にも残しています。
今回の「一緒に切り分ける」に近い順番で3本置いておきます。
AIに毎回ゼロから説明するのをやめて、思考の置き場として使っている話です。
【設計思想 #3 】AIに毎回説明するのをやめた。ChatGPTのプロジェクト機能で「外部脳」を作る方法
ChatGPTを単なる便利ツール以上に感じるようになった理由を書いています。
【メンタルツヨシ】ChatGPTを手放せないのは、プロジェクト機能で自分の知識を載せてしまったからかもしれない
AIなしの仕事にはもう戻れない。でも、だから全部任せればいいわけでもない。そのあたりの迷いを書いた記事です。
【裏ツヨシ】AIの無かった時代には戻れない。だから。
この記事を読んで、
「もう少しこの人の考え方を追ってみたい」
と思ってくださった方へ。
→ 買い切りマガジン「設計思想」
noteを仕事につなげる全記録
→ 全部入りマガジン
※本記事のエピソードは一部脚色を含みます。セルフヘルプとして、気楽に読んでもらえたら嬉しいです。
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