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息子の誕生日にプレゼントをあげない理由

わが家では誕生日、クリスマスのプレゼントにものはあげないことにしている。

先日3歳になった息子の誕生日にも、プレゼントはあげなかった。代わりに部屋を一緒に飾り付けて、ケーキを作ってお祝いをした。

プレゼントをあげたら喜ぶのがわかっているのに、なぜあげないのか。


大量のおもちゃに囲まれた幼少期

わたしは幼少期をアメリカで過ごした。

その地域では子どものお誕生日を盛大に祝うのが習わしで、なかよしの友達を10人、20人と呼んでパーティーを開催する。そして呼ばれた子全員が1つプレゼントを持ってくるのだ。

わたしも毎年誕生日パーティを開いてもらい、誕生日のたびに大量のおもちゃをもらった。バービー人形、工作キット、ビーズセット、お絵かきセット。大量のおもちゃたちはおもちゃ箱に詰められ、クローゼットのおもちゃ箱はぐんぐんと成長した。

日本に帰国して、大量のおもちゃを整理したときに、ほとんどのおもちゃはもらった記憶すらなかった。日常で遊べるおもちゃには限りがあるし、わざわざおもちゃ箱の奥に押し込められたおもちゃを取り出してあそぶこともなかったからだろう。

両親にもらったおもちゃもあったはずだが、どれだったのかも覚えていない。

もらったものは覚えてないけど、思い出は覚えている

ものは覚えていなくても、イベントの記憶は鮮明にある。

普段は送迎しない父が、私の誕生日にパーティー会場まで送ってくれたこと。古いノートの切れ端に書かれたレシピで母がスポンジケーキを焼いてくれたこと。家族の誕生日に兄が特製野菜炒めを作ったこと。(兄は野菜炒めにバターを入れて作るのが、いつも母が作る野菜炒めと違って美味しかった)

自分は大切にされていたのかもしれない。

そんな風に思うのはもらった『もの』のおかげではなく、小さな思い出のかけらたちのおかげなのだ。『もの』ではなくて、愛されていると思える思い出をあげたい。

これが、お祝いごとでおもちゃはあげないと決めている理由だ。

大喜びで飾りつけをして、ケーキを作った息子

3回目の息子の誕生日は、1回目、2回目と同じ祝い方をした。

部屋を飾りつけ、家族写真を取り、ケーキを作って食べる。でも、毎年少しずつ息子の関わり方が変わり、成長を感じる。

飾りつけを一緒に買いに行き「ピンクがいいよ」と選んだり、風船を膨らませるのを手伝おうとしたり。家族写真の撮影でも「○○くん何歳?」と聞くと上手に指で3を作った。2歳のときはピースがうまくできなかったのにね。ケーキ作りもノリノリで飾り用のフルーツをこれはパイナップルなんて言いながらのせてくれた。

3歳のリクエストで
パイナップルと緑のブドウとみかんがのったケーキ

なにが思い出として息子の中に残るのかはわからない。

でも、ものをあげなくても「大切だよ」「あなたが大事だよ」そんな気持ちが伝わるようにお祝いしている。

長男くん、お誕生日おめでとう!


▼FIRE研究所で記事を書きました
プレゼントはあげなくても、子どものためのお金は惜しみたくない。家族がいても自由なライフスタイルを目指す人に向けた記事です。


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