「子ども2人いてよかった?」育休中の夫に聞いてみた
「子ども二人いてよかった?」
週末の楽しいおでかけの反動で泣き叫ぶ0歳と2歳をようやく寝かしつけた午後11時、台所で夫に聞いてみた。
「もちろんよかったよ。でも、いろいろなことをあきらめる覚悟は必要だよね」
なにをあきらめる覚悟が必要なのか、家事育児をメインで担っている夫に聞いてみた。
夫があきらめたものはこちら。
①仕事をする時間
物理的に、保育園の送迎もあるし仕事の時間は減るよね。
夫は普段はお迎え担当。妊娠中で体調が悪い時は、私の担当だった朝の送りもしてくれていた。体調不良で保育園をお休みする時も夫婦で交互に休みを取って対応した。結果、物理的に残業はほぼできなくなり、また長期の出張や赴任も難しくなった。
間違いなく仕事をする時間は全盛期(?)の半分程度だ。
②毎日ゆっくり夜ご飯を食べる時間
毎日の楽しみだった夕食と晩酌も今はできないね。
夫は一日の中で夜ご飯が一番好き。お刺身やサラダなどの冷たいおつまみとともにお酒を飲んでまったりするのが一日のお楽しみなのだ。
そんなお楽しみも上の子が1歳を過ぎて就寝が遅くなってから、2年近く封印されている。子どもが寝た後にゆっくり夫婦でご飯を食べる、というタイムスケジュールは早々に崩壊したのだ。
夕食は子どもと一緒に食べるとゆっくり食べられないのが嫌だからと、子どもの介助に集中し、自分は夜中にカップ麺かカップ焼きそばを食べる日々。
③ひとりでゆっくりする時間
ゆっくり昼寝したりぼーっとする時間もないね。
夫婦二人だけのころは週末は部屋に転がり気づいたら『ぐー』と寝ていた夫。いまや子供の相手、部屋の片づけ、溜まった家事で起きている時間は埋められる。
束の間の休憩は換気扇の下でアイコスを吸うときだけ。
④外食や旅行をまったり楽しむこと
本当はゆっくりお寿司とか食べたい。
毎年の結婚記念日はお寿司を食べに行っていた我が家。子どもが生まれたのを機に、回るお寿司にしかいかなくなった。
子どもがいない頃に行った2週間のんびりヨーロッパ旅行が楽しかったらしい夫。また行きたいと何回も言っているが、子どもが生まれてフライト時間の長さや子連れ旅行のハードさに心が折れて、のんびりヨーロッパ旅行などいったいいつになることやら。
『まったり』『ゆっくり』『のんびり』という四文字がはるか遠くに感じられる毎日だ。
あきらめることはたくさんあるが、あきらめる覚悟をすれば意外と幸せ
夫が言うあきらめたことは、100%同意する。
私一人があきらめるのではなく夫も多くのことをあきらめる覚悟をして子どもとの時間を過ごしてくれていることを改めてありがたく思う。できないことを未練がましく思っていると、毎日しんどいけれど、あきらめる覚悟をすると子育てはやっぱり幸せだ。
子どもが生まれて家庭にわけのわからないおもしろ会話と脈絡のない笑いが増えた。イレギュラーなかわいい存在が笑いと幸せをもたらしてくれている。子どもがいる女性の幸福度が低いなんて研究が確かあったが、子どもの存在がもたらしてくれる楽しさは想像以上だ。
子どもがほしくないと思っていたわたしが、うっかり二人も生んでしまうくらいには楽しい。
同時にブラックホールのように時間も吸い取られるけれど。誰しも時間と気力は有限。それを子育てに使うのなら、代わりに他のものに使えなくなるのは必然なのだ。
あきらめる覚悟をしたらいいよ、という夫。
わたしはまだひとり時間はあきらめられない。
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