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0歳2歳のお母さん、一泊二日の一人旅を計画中!

「やりたいことがあるなら、早くやれ」

頭の中でその言葉が渦巻き、わたしは心の中でなにがやりたかったのかを検索した。心に浮かんだのは「もう一度尾瀬にいきたい」ということ。

出典:ONESTORY

『DIE WITH ZERO』を読んでから、楽しい経験に今投資する、時間と健康という限られたリソースを最大限に使うという考えが頭にこびりついた。父の話を聞いて一層その考えは強化された。

山小屋泊の登山の楽しさが忘れられなかった

まだ子どもが生まれる前、友達に誘われて一泊二日で尾瀬に行った。

出典:NAVITIME Travel

登山経験は遠足と修学旅行くらいでろくにないが、楽しそうとのこのこついていった。雨に濡れた木道ですってんころりんと転び続け、体力がない中での1000mもの標高差でひいひい言い、友だちには置いてかれかけ、と苦痛も多い山行だった。それでも、日常生活では出会えない美しい景色にとりこになった。

山小屋に泊まった次の日の朝、朝の靄が少しずつ晴れ、朝露に濡れた草紅葉が姿を現す。人が少ない尾瀬ケ原を抜けて至仏山に向け石畳を静かに登る。そうして登頂したら、絶景の中の稜線歩きがはじまる。

出典:モンベル

帰宅してから初心者向けの山小屋泊と稜線歩きが楽しめる山を片っ端から調べた。それほど、朝の静けさとすべてを見下ろして歩く稜線歩きが楽しかったのだ。

子どもが小さいから、行けない。

調べるばかりで、以降、山小屋泊の稜線歩きには行けないままに子どもが生まれた。ふたり。毎日がかわいい赤ちゃんと幼児に占拠され、山小屋どころか登山も夢のまた夢。

この子たちが大きくなって一緒に山に行けるまでお預けかな。背負って歩く体力はないから、一緒に山に行けるのは一人でも歩けるようになる5歳を過ぎてからかな。

そんな風に思い、楽しかった尾瀬は5年後以降か、なんてのんきに思っていた。

理想は無理でも、ちょっとだけ理想を味わう方法は?

DIE WITH ZEROを読んで、やりたいことを後回しにしている自分に気づかされた。

家族や仲の良い友人と山小屋に泊まり稜線歩きを楽しむ、ということは無理でも、ちょっとだけ朝の静けさを味わったり、自然の美しい景色を楽しむのはできるはず。

急に思い立ち、一人旅の計画を立てた。オットにお願いをする。

「一泊二日の一人旅がしたいから、ワンオペしてくれませんか?」

オットにも一泊二日の自由時間をあげる約束とともに、無事わたしの一人旅の時間が確保できた。

9月末の平日、ひとりで紅葉を楽しみに行く。

やりたくて、理想が叶わないから後回しにしていた数々のこと

一人旅の計画を立てていたら、全然理想通りの計画じゃないのに、信じられないほどワクワクしている自分に気づいた。

〇〇だからできない、と思い描いた理想が叶わないから完全に諦めていたときとは違って、ちょっとでもその理想のかけらが味わえると思うと、もうそれだけでうれしいのだ。

〇〇だからできない、と理想が叶わないからあきらめたことは星の数ほどある。留学、異動、転職。でも、理想通りじゃなくてもこんなに楽しいなら、理想にこだわって諦めているのはバカバカしい。

星の数ほどある、叶わなかった理想たちを掘り起こしてあげようかな、なんてそんな風に思った。

一人旅がたのしみすぎる!


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