見出し画像

嫌な上司を量産してしまう会社の闇、退職したいと言ったら見えた。

転職先が決まったので、現職の上司に退職の意向を伝えた。

休職中の組織変更でちょっと所属がややこしいことになっているので、話した上司は3人。みんな見事に反応が違ったので、その原因がどこにあるのかを考えてみた。

上司①あなたの人生を応援するよ

もう決めてると思うけど、でも僕の心の整理のためにも理由を教えてくれるかな。

そっか、わかった。あなたの人生を応援するよ

40手前の上司①は割と長い付き合い。わたしのキャリア観も働きぶりも良く知ってくれていて、驚きと残念さをにじませながらも、次のステップを応援してくれた。

下を育てたいという意欲が強い人なので、「自分の新しいチャレンジのため」という文脈で話すと上司①の価値観と合致して比較的円満に話せるはず。そんな予想をもって話したが、予想に違わず30分の面談は円満にクリア。

上司②一緒に働けてよかった。もう一緒に働けないのかな?

XXで一緒に働いたね。楽しかったね。
もう一緒に働けないのかな。

40過ぎの上司②は直属の上司だった期間はほぼないが、斜めの上司/協力者という形でここ数年良くお世話になった。むちゃぶりを直属の上司からされたときには「○○さーん、助けてくださーい」なんて相談しに行くとニコニコしながら話を聞いてくれた。部下ともお客さんとも、一緒に楽しむ空気を作るのが本当に上手な人だった。

アポ取りのメールから、すでにそんな人たらしがにじみ出るやり取り。退職を伝える面談でも時間をたっぷりとってくれて、わたしの健康や生活、保育園のことも含めてしっかりと話を聞いてくれた。仕事の中身がなんであれ、こういう人と働けたら毎日楽しいんだろうな、とそんな風に思う時間だった。これからの社内の情報展開のハンドリングも上司②がしてくれるそう。

この方が展開するなら、悪いようにはならないはず。

そんな安心感を得て30分超の面談は終了。

上司③あ、早く後任決めないといけないから、じゃあもう切るね

あ、そうなんだ。後任は決めないといけないから、すぐ辞めること公表して動くね。
じゃあ、もういいかな?はい、おつかれー。

アラフォーの上司③は実は全然一緒に働いたことがない。組織変更で休職中に上司になった人。休職中でも面談やメールでなんとか関係値を作ろうと昨年ちょっとがんばったくらい。それでも忙しい中を縫って面談に対応してくれた。

さて、アポ取りからにじみ出る忙しさ。スケジュールの空きを聞くと、昼休みも空いていないという会議のつめっぷり。一度スケジュールを入れたものの、タッチの差で他の人の会議が入って、リスケをしたくらい。スケジュールをみると、見事にプロジェクトも話す人のレイヤーも違う会議が30分ごとに朝から晩までびっしり。

かわいそう・・・・。

昼休みに入れられた私との面談にバタバタとあらわれた上司は、メールをカタカタしながら話を聞いて、10分足らずで面談を切り上げた。

よくいるアラフォー男性社員3人、自分の上司には余裕がある人がいい

上司①②③、みんな特に悪いところはない、よくいるアラフォーの男性だと思う。

でも、わたしはじっくり時間を割いて、余裕をもって話を聞いてくれた上司②がこの後のわたしの進退のハンドリングをすると聞いて、深く安堵した。育休中に辞めるというのは、いささかセンシティブだ。復職すると思って、みんな快く送り出してくれているところを、復職せずに他に移るのだから。

超絶多忙な上司③の裁量で、乱暴にやめることだけ告げられて、「後任探しが大変でほんと困る」なんて雑に扱われたら、育休後の退職者として心証が悪すぎるし、これから育休を取る方にも申し訳なさすぎる。

残念な人間は残念なスケジュールから生まれる

丁寧に対応してくれなそう。

そんな印象を受けた上司③。原因はあきらかだ。個人の人柄や仕事のスタンスではない。過密すぎるスケジュール。

どんなに朗らかで丁寧な人も、朝から晩まで30分ごとに細切れで脈絡なく打ち合わせ入れられたら、そりゃあこうなるよ。メールを処理しながら顔を見ずに会話して、自分の要件が終わったらできるだけ早く面談を切り上げる。

面談は事務手続きのためではなく、上司との対話のために設定されていた。でも、人との対話と言う意味では残念すぎる体験だった。

スケジュール、効率的に組むぞ。

さて、この体験からの学びはひとつだ。
残念な人間にならないためには、時間をどのように使うか自分でコントロールする。

無防備にカレンダーを空白にしていたら、上司も部下も顧客も取引先も、それぞれの都合でわたしのカレンダーを埋めにくる。

プライベートの時間がすでに子どもと言うイレギュラーで埋まっているのだから、仕事の時間くらいは秩序がほしい。

まずは働く時間の固定。求められるがまま働く時代はもう終わり。定時外は基本的に打ち合わせ不可。どうしてもの時は個別に相談。

部下との1on1はまとめる。人と向き合う仕事と、タスクと向き合う仕事は明確に分けた方がわたしはやりやすい。人にフォーカスする仕事はまとめておく。

対面打ち合わせもまとめる。外部との対面打ち合わせが多いと、日中の作業時間が全て移動と打ち合わせでつぶされるなんていうのはざら。ちょっとわがままに、打ち合わせを近場でぎゅっとまとめて、移動も対面打ち合わせも一日にまとめる。細切れ時間では、大きな仕事には取り組めない。

たぶん入社直後はされるがままで、スケジュールもぐちゃぐちゃに侵食されるのだろうけど、早いうちに秩序を取り戻したい。

残念な人間は残念なスケジュールから生まれる。

残念な人間にはなりたくない。


▼復職目前でキャリアと子育ての両立に悩んでる話

▼仕事にこだわっていた話

▼キャパオーバーでの仕事手放し術

▼育休中の転職話

いいなと思ったら応援しよう!

メラミン|1歳3歳の母 こんなところまでお読みいただきありがとうございます! なにか心が動きましたら、チップでお知らせいただけるととってもうれしいです。