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CGS受験は、休めない真面目な人から崩れていく|真面目な受験生ほどハマる「回復不足」の落とし穴

今日は、真面目なCGS受験生ほど見落としている「ある盲点」の話をします。

この盲点を放置すると、毎日机に向かっているのに、いつまでも伸びない

頑張っているのに、答案が変わらない。

そんな消耗が続くことになります。

あなたにも、心当たりはありませんか? 


1. なぜ、真面目に頑張る人ほど崩れるのか


CGS受験生の中に、こういう人がいます。

毎日、勉強している。
演習や部隊業務で疲れていても、何とか机に向かっている。
休日も完全には休まず、少しでも前に進もうとしている。

サボっているわけではありません。むしろ、かなり真面目です。

それなのに––––––

なぜか伸びない。
読んだはずなのに、頭に残っていない。
覚えたはずなのに、答案で出てこない。
勉強時間は確保しているのに、論文が書けない。

そして夜になると、不安になってまた机に向かう。
でも、頭が働かない。

それでも「今日は何もしないわけにはいかない」と思って、資料を開く。

あなたも、こういう状態になったことはありませんか?

私は、こういう人ほど注意が必要だと思っています。

「努力しているからこそ、危ない。」

勉強していない人であれば、原因は明確です。

単純に、やるべきことをやっていない。

しかし、毎日頑張っているのに伸びない人は違います。
本人は真剣で、時間も使っています。

問題は、その努力が合格に必要な力へ変換されていないことです。

最初に、この記事で一番伝えたいことを書きます。

CGS受験は、ただ長く机に向かった人が勝つ試験ではありません。
最後まで考え、覚え、書ける状態を守った人が勝つ試験です。


2. 頑張っているのに伸びない人は、何が崩れているのか


CGS受験で最終的に求められるのは、試験本番で「使える」かどうかです。

⬇️ 設問を読む。
⬇️ 題意を取る。
⬇️ 必要な論点を思い出す。
⬇️ 要旨を組み立てる。
⬇️ 本論の流れを作る。
⬇️ 限られた時間で答案としてまとめる。

この一連の作業が必要です。

つまり、問われているのは「知っているか」だけではありません。

必要な場面で、知識を取り出し、整理し、答案に変換できるか。

ここです。

ところが、疲労がたまっていると、この流れが鈍ります。

資料は読める。
でも、書けない。

解説を見れば分かる。
でも、自分では出てこない。

一生懸命暗記した。
でも、翌日になると忘れている。

こうなると、本人はさらに焦ります。
そして、睡眠を削り、休憩を減らし、さらに追い込もうとする。

しかし、頭の状態が落ちていると、時間を増やしても成果に変わりにくい。

ここが怖いところです。

根性だけでは、脳の性能低下はごまかせません。


3. 睡眠不足は「少し眠い」だけでは終わらない


「睡眠が大事です」と言うと、当たり前に聞こえるかもしれません。

しかし、CGS受験生ほど、この当たり前を軽視しがちです。

なぜなら、時間がないからです。

部隊業務がある。
演習がある。
家族との時間もある。

その中で勉強時間を確保しようとすると、どうしても睡眠を削りたくなります。

その気持ち、よくわかります!

しかし、睡眠不足は、単に「少し眠い」だけでは終わりません。

⤵️ 集中力が落ちる。
⤵️ 記憶の定着が下がる。
⤵️ 判断が鈍くなる。
⤵️ 感情のコントロールが崩れる。

CGSの勉強は、単純作業ではありません。

設問を解釈し、知識を選び、論理を組み立てる。
これは、かなり頭を使います。

眠い状態でも、机には座れます。
資料も開けます。
ノートも取れます。

でも、本当に必要な思考ができているかは別です

疲れた頭で勉強していると「一応やった」という感覚は残ります。

しかし、

⤵️ 翌日には出てこない。
⤵️ 答案に反映されない。
⤵️ だからまた不安になる。
⤵️ そして、また睡眠を削る。

この循環に入ると、かなり危険です。


4. 私自身も、昔は睡眠を削って気合いで乗り切ろうとしていた


ここで、少し私自身の話をします。

私がCGS受験生だった頃、睡眠時間はだいたい4時間程度でした。

「寝ている場合ではない」
「今やらなければ受からない」
「絶対に負けたくない」
「絶対に合格する」

当時、空挺団に所属していた私は––––––

演習でほぼ睡眠時間なしで1週間の作戦準備を行い、
作戦間は空挺降下をした後、不眠のまま100km以上の行軍。
その後も、1週間ほど数時間睡眠。

今考えても、凄いことをやっていたと思うのですが、このような経験をしていたため、短時間睡眠でも自分は全然問題ないという自負がありました。

寝られるだけマシ
4時間も寝られる

そう思って、睡眠を軽視していました。

頭がぼーっとしていても、気合いで机に向かっていました。

資料を読んでいるのに、内容が入ってこない。
同じところを何度も読み返す。
答案を書こうとしても、構成がうまく出てこない。

そういうことは確かにありました。

でも当時は「疲れているだけだ、気合いで乗り切ればいい」と片付けていました。

今振り返ると、かなり効率が悪かった部分もあったと思います。


その考え方が変わったのは––––––

独立して自分で事業をはじめてからです。

一人で仕事をしていると、自分のパフォーマンスがそのまま成果に直結します。

そこで強く実感したのが、休息の重要性です。

睡眠不足の日と、しっかり睡眠を取った日では、翌日のパフォーマンスが明らかに違います

頭の回転が違う。
判断の速さが違う。
集中の深さが違う。

今は、できるだけ毎日7〜8時間は睡眠を取るようにしています。

以前の自分なら「そんなに寝たら、作業時間が減る」と思っていたかもしれません。

でも今は違います。

睡眠時間を削って長く働くより、しっかり寝て、頭が冴えた状態で仕事をした方が、結果的に仕事が進む。

これに気づきました。

だからこそ、CGS受験生にも伝えたい。

気合いは大事です。
しかし、気合いだけで頭のコンディション低下を無視してはいけません。


5. CGS受験でよく起きる「3つの崩れ方」


回復不足は、いきなり大きな失敗として現れるわけではありません。

少しずつ崩れます。
しかも、本人は気づきにくい。

崩れ方①:睡眠を削って「量」を稼ぐ

最初は「昨日も夜遅くまでやった」という達成感があります。
しかし、数日続くと変化が出ます。

読んでも頭に入らない。
覚えたはずのことが抜ける。
答案を書こうとしても、構成が浮かばない。

これは、努力不足という話ではありません。

頭の状態が落ちている可能性があります。

CGS本番で必要なのは「昨日、何時間勉強したか」ではありません。

本番のその時間に、必要なことを思い出せるか。
整理できるか。
書けるか。

ここです。

崩れ方②:不安で勉強法を変え続ける

「この教材でいいのか」「もっと効率の良いやり方があるのでは」と、次々と手を出す。

一見、研究熱心に見えますが、実態は集中の分散になっていることがあります。

心理学では、複数の作業を切り替える時に「切り替えコスト」が生じ、時間と効率が失われると説明されています。

特に複雑な作業では、この損失が大きくなります。

よく自己啓発系の書籍でも、「マルチタスクをするな。」と言われていますが、その通りだと思います。

不安だから広げる。広げるから深まらない。深まらないから、また不安になる。

この流れに入ると、かなり苦しくなります。

崩れ方③:休むことに罪悪感を持つ

これは、正しく、私が受験生の時の感情に当てはまります。

「休んだら遅れる」「今日は疲れているけど、休むのは甘えだ」。
そう考えて、身体が疲れていても、頭が重くても、机に向かい続ける。

最初は立派に見えます。

しかし、それが続くと危険です。

机に向かうのが苦痛になる。
自分にダメ出しばかりする。
休んでも罪悪感が残る。
勉強しても達成感がない。

こうなると、かなり危ないです。

真面目な人ほど、限界に気づくのが遅い。

だからこそ、早めに立て直す必要があります。


6. あなたは大丈夫か。危険サインを確認する


一度、チェックしてみてください。

次の中に、いくつ当てはまりますか?

⬜︎ 勉強時間はあるのに、翌日に再現できない
⬜︎ 休んでもスッキリせず、罪悪感だけが残る
⬜︎ 夜ほど不安が強くなり、寝る時間を削ってしまう
⬜︎ 「今日は進んだ」ではなく、「今日は休まなかった」で満足している
⬜︎ 資料は読んでいるのに、答案にすると浅い
⬜︎ 模試や答案練習の後、復習する気力が出ない
⬜︎ 休むと焦り、勉強すると疲れ、どちらにしても苦しい

3つ以上当てはまるなら、努力の量を増やす前に、勉強の状態を見直した方がいいかもしれません。

受験勉強には負荷が必要です。
これは間違いありません。

しかし、負荷と破壊は違います。

筋トレでも同じです。
負荷をかけるから筋肉は成長します。
でも、回復なしに追い込み続ければ、成長するどころか壊れます。

頭に負荷をかける。
その後、整える。
また負荷をかける。

この繰り返しで伸びます。


7. 合格する人は、休みを「作戦」にしている


では、どうすればよいのか。

休むといっても、ただダラダラすればよいわけではありません。

勉強の合間に、スマホでSNSを見続ける、ニンテンドーDSなどのゲームをする、これでは休んでいるようで休めていません。

CGS受験で大事なのは、休みを感覚ではなく、作戦にすることです。

作戦①:睡眠を「勉強時間の敵」にしない

睡眠を削れば、勉強時間は増えます。

ただし、それが定着しなければ意味がありません。

学習心理学では、思い出す練習が記憶保持に有効だとされています。

しかし、思い出す練習をするにも、頭が働く状態が必要です。

睡眠は、勉強を止める時間ではありません。
勉強した内容を、翌日使える形に戻すための時間です。

作戦②:深くやる時間を決める

長く座るより、深く入る時間を作る。

これが大切です。

朝の2時間は論文を書く。
夜は軽く復習して早く寝る。
模試後は、全部を詰め込まず、一度寝てから復習する。

負荷をかける時間と、整える時間を分ける。

ここぞという時間に深く集中できれば、学習の質は上がります。

作戦③:不安な時ほど、広げない

不安になると、人は広げます。
教材を増やす。
情報を探す。

でも、不安な時ほど、やることを狭くした方がいいです。

今日は要旨だけ。
この1時間は防衛出動だけ。
今週は陣地防御の骨子だけ。

絞ることで、深く入れます。
CGS受験では、浅く触れた量より、答案に使える深さが重要です。

不安な時こそ、広げるのではなく絞る。これだけで、かなり変わります。

作戦④:休む基準を先に決める

真面目な人ほど、疲れた時に休めません。
だから、疲れてから考えるのでは遅いです。

あらかじめルールにしておく。

夜11時以降は勉強しない。
演習後の夜は、暗記を10分だけにする。

日曜の夕方は完全に休む。

こういう基準を先に決める。

すると、休むことへの罪悪感が減ります。

それは気分ではなく、最初から決めた作戦だからです。

作戦⑤:休みの目的を「次の答案」に置く

CGS受験における休みの目的は、ただ楽になることではありません。

次に答案を書ける頭に戻すことです。

設問を正確に読む。
要旨を組む。
必要な論点を思い出す。
本論を整理する。
そこまで戻すために休む。

そう考えると、休みの意味が変わります。

休みは、勉強の中断ではありません。次の答案への準備です。


8. 最後に:頑張る人ほど、休み方を学んでほしい


CGS受験で苦しむ人の中には、明らかに勉強不足の人もいます。

それは事実です。

しかし一方で、かなり頑張っているのに崩れる人もいます。

その人たちは、サボっているわけではありません。

むしろ、責任感があります。自分に厳しい。

だから、休めない。
睡眠を削る。
不安で勉強法を変える。
疲労が抜けない。

そして気づかないうちに、考える力や書く力が落ちていく。

CGS受験は、努力量だけの勝負ではありません。

本番で使える知識を積み上げる。
答案で再現できる状態を作る。
長期間、勉強を継続する。

そのためには、頭と身体の状態を守る必要があります。

休むことを、サボりだと思わないでください。

睡眠を、勉強時間の敵だと思わないでください。

切り替え続けることを、努力だと勘違いしないでください。

CGS受験は、「今日も頑張った」を積むだけの試験ではありません。

明日も考え、覚え、書ける状態を作った人が勝つ試験です。

追い込む時期は必要です。

しかし、自分を壊してはいけません。

最後まで走るためには、休む力も必要です。

頑張る人ほど、休み方を学んでください。

それは甘えではありません。

CGS合格に近づくための、重要な受験戦略です。 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Mr.K


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CGS受験について、さらに学びたい方へ:

この記事では、CGS受験に関する考え方の一部をお伝えしました。

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