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「真面目すぎる人」が変わり始めている — 114 記事の徹底分析を通して余白ちゃんを応援したい

※この記事は生成AI(Claude Code)を活用して作成しています。内容の検証・実体験・最終編集は筆者自身が行っています。

メンタルヘルスライターの

余白ちゃん (@yohaku_work)

の 114 記事を、全部読んで書いた、
ひとりのファンからのラブレター です。

真面目すぎて休めない

を主題にしてきた書き手が、
2026 年 5 月になって
明らかに変わり始めている。

その動きを、外から数字で見届けるだけの
観察記録として書きました。

本記事は彼女主催の長期企画

「余白の夢応援祭り」

への参加記事です。

TL;DR

  • 余白ちゃんの note の中核テーマは 「真面目 / 頑張りすぎ / 責任感が強すぎる → だから休めない」。これは note 全体の主題であり、本人の自己診断でもある (KOTAYA さんはこれを 「公開セラピーのような儀式」 と評していた)

  • 5/1 のお知らせ記事で本人が公表した 5 つの運用変更 が、5/23 までに 全部数値で実現確認 できる:文字数 -32% / スキ効率 +32% / コメ +60% / 文体「楽しそう」 / 5 指標全勝 / 有料マガジン化 / 初の大規模企画立ち上げ

  • KOTAYA さんが 4/28 に出した二段予測 (公開セラピー仮説 + 「未完成 / 発展途上」評) は、25 日後に両方とも数値で大的中していた

  • でも、4/22 投稿の手作業分析記事を見ると 「真面目すぎる」は地続きで残ってる。短くするって決めて本当に半分削る、その実行力自体が真面目すぎる、というループ

  • だからこの記事は、応援したいけど 応援しすぎないように 書いた。称賛が「もっと頑張れ」の上書きにならないように。彼女が自分のリズムで動いていることを、外から数字で見届けるだけの観察記録

想定読者

  • 余白ちゃんの記事を読んだことがある人 / 興味があるが追いきれてない人

  • KOTAYA さんの分析記事を読んで「その後どうなったか」気になっている人

  • 「真面目すぎて休めない」自覚がある人 (= 余白ちゃんの読者層と重なる)

  • データ駆動でクリエイターを観察するアプローチに興味がある人


私が余白ちゃんを知ったきっかけ

きっかけは、4 月 28 日に公開された、
KOTAYA さん (@kotaya_log) の
この分析記事でした。

KOTAYA さんの

「余白ちゃんのnoteには、
なぜ人が戻ってくるのか。」

を読んで私は

余白ちゃんという書き手

の存在を初めて知りました。

とはいえその時は、
KOTAYA さんの分析を読んだだけで、
ご本人の note までは追っていません。

余白ちゃんの記事を腰を据えて読み始めたのは、
実は今回この応援記事を書こうと決めてから。

ところが、読み始めたら止まらなかった。
1本読むと次が気になる。
続けて読むと、同じテーマが少しずつ
角度を変えて何度も出てくる。

気づいたら、114 記事全部読んでいました

いつの間にか「余白ちゃんワールド」に
どっぷり引き込まれていた、
というのが正直なところです。

そしてその間に、
4 月 28 日 (KOTAYA さんの分析)
からは 25 日が経ち
(この記事を執筆している5/23時点)、

彼女の note は 76 → 124 記事
(うち有料マガジン限定10記事)に増え、
5 月 1 日には大きな運用変更を
本人が宣言しました。

その 25 日間に何が起きたのかを、
KOTAYA さんと同じ手法で追い直してみたい。
そう思って、この記事を書いています。

なので、ここから先は分析記事の形を借りた、
ひとりのファンからのラブレター
だと思って読んでください。

データの集計表もあれば、
私が文体を見て「楽しそう」と思った話もあります。
全部、余白ちゃんに伝えたかったことです。

…ただし、ここで先に正直に
言っておかないといけないことがあります。

余白ちゃん視点では、
私は 記事にコメントを残したことすら一度もない、
ほぼ「はじめまして」の新参者
です。

スキはちょこちょこ押していたんですが、
それだけ。コアコメンターでも、
メンバーシップ加入者でも、
応援祭りを企画前から追いかけていた人
でもありません。

KOTAYA さんの 4/28 の分析記事と、
たまたま流れてきた
応援祭りのアナウンスを目にしただけ。

その立場で、いきなり

1.4 万字のラブレター

を送りつけてくる人間ってどうなんだろう、
という自覚はあります。

余白ちゃん視点では完全に「こいつ誰?」案件。
それでも書きたかった、ということで、
新参者の暴走として
笑って受け取ってもらえたら嬉しいです。


§1. 真面目すぎる人ほど、休めない

「真面目→頑張りすぎ→責任感が強すぎる→休めない」因果ループ
「真面目→頑張りすぎ→責任感が強すぎる→休めない」因果ループ

「休んでいいよ」と言われても、休めない。

休めない理由を、本人もよく分かっていない。

むしろ

  • 「ちゃんとしなきゃ」

  • 「迷惑をかけたくない」

  • 「自分が抜けたら回らない」

と思ってしまうほど、休めなくなる。

そんな人のことを、メンタルヘルスライターの
余白ちゃん (@yohaku_work) は、
自分の言葉で何度も書いている。

114 本ある彼女の note を全部読んだ私が
いちばん何度も出会ったのは、この 3 行だった。

真面目な人ほど、休むことに罪悪感を持ちやすいです。
責任感が強い人ほど、何もしていない時間に苦しくなりやすいです。
働くことに全力だった人ほど、止まった自分をうまく受け止められません。

そして、続けてこう書いていた。

休職中に必要だったのは、「ちゃんと休まなきゃ」と自分を追い込むことではなく、「休めないくらい、今まで無理をしていたんだな」と気づくこと でした。

別の記事ではこう書く。

真面目な人ほど無理をしてしまうのは、弱いからではない。
真面目だからこそ、限界が来るまで自分を後回しにしてしまうからだ。

真面目な人ほど『ちゃんと返す』
『ちゃんと考える』をやりすぎて、
休めなくなる

休むことにまで完璧さはいらない

同じテーマが、表現を変えながら、
何度も何度も出てくる。

これは余白ちゃんの note 全体の主題といっていい。

真面目 / 頑張りすぎ / 責任感が強すぎる」と、

その帰結としての
休めない / 休んでも休まらない」。

彼女が読者に向けて書いてる文章は、
ほぼいつも、この因果に対する
なにかしらの応答だ。

試しに、114 記事の本文と、
同じ 114 記事に付いた全コメントを、
それぞれ形態素解析エンジンで分解して
頻出 30 語を抽出してみる。

すると、面白い役割分担が見える。

  • 罪悪感

  • 迷惑

  • 双極

  • 休職中

  • 回復

のような語は、
本人の記事には繰り返し出てくるのに、
読者のコメントにはほとんど現れない

逆に

  • お疲れ様

  • 共感

  • 勇気

  • 応援

  • 拝見

のような語は、読者側だけが書く。

一方で

  • 不安

  • 仕事

  • 休み

  • 復職

  • 無理

  • 職場

  • 障害

は両側で共有されている。

書き手だけが何度も使う語と、
読み手だけが返す語と、
両側で交わる語。
3 つにきれいに分かれている。

クリエイター脳内マップ — 114 記事本文の共起グラフ
クリエイター脳内マップ — 114 記事本文の共起グラフ
読者脳内マップ — 同じ 114 記事のコメント欄の共起グラフ
読者脳内マップ — 同じ 114 記事のコメント欄の共起グラフ

「書き手のみ」側に並んだ語をもう一度見ると、
ぜんぶ 本人の症状や状態を名指す語 ばかり。

「罪悪感」も「迷惑」も「双極」も、
本人が自分について話す時に使う言葉。

読者は別にその言葉でしか
応答できないわけじゃなく、
むしろ「お疲れ様」「勇気」みたいな
柔らかい受け止めの語 で返している。

このことを、KOTAYA さんは
公開セラピーのような儀式」と評していた。

なるほどな。と思った。

同じ悩みを持つ読者へのメッセージの形式で、
余白ちゃん自身が自分に対して
言い聞かせるような心の叫びなんだ。

語彙のギャップこそ、
その儀式の正体に近いんだと思う。

そして 2026 年 5 月。
この「真面目すぎて休めない人」が、
明らかに変わり始めている。

§2. でも、5月から本人が変わり始めている

きっかけは、5 月 1 日の 1 本のお知らせ記事だった。

タイトルは

【お知らせ】仕事を辞めた、そして本格始動する。」。

会社を 4 月末で辞めて、
フリーランスとして本格的にやっていく宣言。

それと一緒に、彼女は

5 月以降の運用変更を 5 つ

公表していた。

中身を要約するとこんな感じ。

  1. 文字数を減らす
    2200 字目標で書いてきたけど「読む人にも毎日負担が大きい」から短くする

  2. 配信曜日を変える
    5/10 までは毎日、5/11 以降は火木土日 + 月水金は企画曜日

  3. 投稿スタイルを変える
    「今までは当事者として堅苦しい感じで文章書いてた」が、これからは「自分の言葉感を意識した文体にします」

  4. 有料マガジン化
    「復職後に壊れないために|不安と罪悪感を整える実践マガジン」(¥980 / 全 14 記事) として、4 月までの記事をまとめて販売

  5. 5 月企画を 2 つやる
    「みんなでいっぱい楽しんで、盛り上げてほしい!!」と煽る

ここまでなら、
ありがちなお知らせ記事に見える。

「方針変えます」って言ったきり、
本人もうっかり忘れる感じの。

ところが余白ちゃんは違った。

5/1 から 5/23 までの
23 日間で投稿された 44 本 を全部読んで
数値で並べると、5 つ全部、実装されていた
しかも 1 つも犠牲がない。

5 つの予告と、5/23 までの実装結果

5/1 お知らせ記事の予告 5 つ × 5/23 までの実装結果。全項目 ✅
5/1 お知らせ記事の予告 5 つ × 5/23 までの実装結果。全項目 ✅

5 つの予告に対して、
5 つ全部に実装と数値の裏付けがある。
「やります」と言って、本当にやった。
これだけでも珍しい。

「短くする」って言って、本当に半分削った人

特に効いているのが ①。

1 記事あたり平均文字数の月別推移 — 4 月ピーク → 5 月で 2 月並みまで急減
1 記事あたり平均文字数の月別推移 — 4 月ピーク → 5 月で 2 月並みまで急減

これが面白い。
1 記事の平均文字数は半分近くまで削ったのに、
投稿数を増やしたぶんで相殺して、
書いている総量はほとんど減っていない

つまり彼女は、
「書きたい量」自体は減らしていない。
1 記事に込める負荷」だけ下げた。

5/1 のお知らせで挙げた最初の理由
(「読む人にも毎日負担が大きい」) は
読者ファーストで、
自分の執筆量を抑えるためではなかった。

そして、削った結果どうなったか。
書いた文字あたりのスキ反応は +26%
コメント反応は +77% に伸びた。

短編化が読者の関心を冷ますどころか、
むしろ届きやすくなっている

4 月単月 vs 5 月 (31 日換算) のグロース比較 — 投稿数 +32% / スキ +14% / コメ +60%
4 月単月 vs 5 月 (31 日換算) のグロース比較 — 投稿数 +32% / スキ +14% / コメ +60%

短くするって決めた人が、
本当に半分削って、
しかも全部の数字が良くなった。

5 月の余白ちゃんは、
こういうフェーズに入っている。

§3. KOTAYA さんの 4/28 評は、25 日後に大的中していた

ここで、もう一度 KOTAYA さんの話に戻りたい。

冒頭でブログカードを置いた、
あの 4/28 の余白ちゃん分析記事
(「公開セラピーのような儀式」と評していた、あれ)。

あらためて読み直すと、
KOTAYA さんは余白ちゃんに対して
大きく 2 つの予測 を出していた。

1 つ目は 「公開セラピー仮説」

「読者の声を借りて、自分の中にこびりついた
『休むことへの罪悪感』を一つずつ剥がしていく、
公開セラピーのような儀式」

と表現していた。

2 つ目は 「発展途上評」
記事の締めはこう書かれている。

余白ちゃんのnoteは、まだ完成していない。
導線も整いきっていない。
収益化の形も、はっきり見えているわけではない。
(中略)
今回見えたのは、攻略本みたいな完成形ではない。
ここから変わっていける、「余白」だった。

そして 25 日経った今、
この 2 つの予測がどちらも大的中 していた。

「公開セラピー仮説」は、3 つの独立指標で裏付けられる

公開セラピー仮説が本当に「セラピー」として
効いているなら、彼女の中で

罪悪感が減って、
自分に許可が出せるようになって、
長く説明しなくても自分が分かるようになる

はず。

ここで言う「自分に許可を出せる」というのは、
彼女がよく書く、
たとえばこういう言い回しのこと。

休んでいい
ふりをしなくていい
悪者にしなくていい
責めなくていい

〜していい / 〜なくていい / 〜たらいい」型の、
自分や読者に対して

いまのままで OK

を渡す言い回し。

彼女の 114 記事の本文をぜんぶ品詞解析にかけて
このパターンだけ抜き出すと、
318 回、記事ベースで 69% の記事に
少なくとも 1 回出てくる。

しかも面白いのは、
ひとくちに「許可・容認」と言っても
これが 6 系統 に分かれていて、
それぞれ向き先が違うこと (下表)。

「許可・容認」の言い回し 6 系統 — A 免除 / A_mo 譲歩免除 / B 承認 / C 容認 / D_たら 過程肯定 / D_れば 仮定許容、各代表フレーズと向き先
「許可・容認」の言い回し 6 系統 — A 免除 / A_mo 譲歩免除 / B 承認 / C 容認 / D_たら 過程肯定 / D_れば 仮定許容、各代表フレーズと向き先

書き手としての余白ちゃんは、

A (責める行為の免除)
→ B (存在の承認)
→ C (中庸の容認)
→ D (未来の願望)

という、4 つくらいの違うレイヤーで、
自分と読者に対して同時に許可を出している。

「休んでいい」(B、19 回) だけで
彼女の note の地の文みたいに
なっているけど、 その周りで

「責めなくていい」「ふりをしなくていい」(A)
が義務感を解いて、

「ゆっくりでいい」(C) が完璧主義をほぐして、

「収益化したら嬉しい」(D) が未来を柔らかく置く、

という構造になっている。

もし公開セラピーが本当に効いているなら、
この許可語が出てくる頻度は下がるはず
(= 許可を求めなくても自分でいられるようになる)。

114 記事を読み直しながら、
3 つの指標を月別に測ってみた (下図)。

これらの3つは性質の違う指標
(キーワード頻度 / 構文出現率 / 文字量) で、
互いに直接の因果関係はない。

それが 同じ「自分が分かる側に近づいている」
方向にそろって動いている

公開セラピー仮説の 3 指標 (罪悪感 / 許可構文 / 文字数) — 4 月ピーク → 5 月で引き戻された
公開セラピー仮説の 3 指標 (罪悪感 / 許可構文 / 文字数) — 4 月ピーク → 5 月で引き戻された

公開セラピーは、ちゃんと効いていた。

「同じテーマを繰り返しながら、自分に小刻みに許可を出していく」癖は、毎日投稿の助走にも出ていた

「公開セラピー」って言うけど、
彼女の中で具体的にどう動いているんだろう。

ヒントになる小さなエピソードがある。
3 月初頭、毎日投稿を始めるときの
段階的すぎる助走

時系列に並べるとこんな感じ。

  • 3/3 (Day 1): 黙って毎日投稿を始める。お知らせなし、宣言なし、ステルスでスタート

  • 3/6 (Day 4): 本文末尾に突然 #4Days というハッシュタグが現れる。「4 日続いた」を、本人だけが分かる小さなマーカーで自分に提示する。誰にも宣言はしてない

  • 3/11 (Day 9): 「【お知らせ】今後の投稿についての話✨」で初めて公表

その記事の本文にはこう書かれている。

私自身、極度の飽き性で正直続けられないと思っていました
せめて休職期間中だけでも「なにか成果を残したい
毎日投稿にチャレンジしてみる

つまり彼女は、

9 日間ステルスで「続けられそう」を
自分で確認してから、ようやく他人に宣言

している。
「やる」と先に言ってからやるんじゃなく、
「やれた」が確信できてから初めて公表する。

自分の中で許可を出す
→ 自分に明示的に許可を出す (#4Days)
→ 他人に向けて許可宣言する (#9Days)

という、3 段階の自己許可プロセス。

そしてその先の Day 30 では、
退職という重大決断を、30 日達成の PS と
一緒に出せるところまで進化している。

自己許可の 4 段階タイムライン — Day 1 ステルス開始 → Day 4 #4Days マーク → Day 9 公的宣言 → Day 30 祝辞 + 退職決断
自己許可の 4 段階タイムライン — Day 1 ステルス開始 → Day 4 #4Days マーク → Day 9 公的宣言 → Day 30 祝辞 + 退職決断

これ、公開セラピーが彼女の中で
どう動いてるかの 縮図 だと思う。

同じテーマを繰り返しながら、
自分に小刻みに許可を出していく。

3 月の毎日投稿の助走でも、
114 記事ぶんかけた罪悪感の地ならしでも、
同じ動き方をしている。

「発展途上評」も、ほぼピンポイントで的中していた

KOTAYA さんが「整いきっていない」
と挙げた 3 点と、
5/1 以降に本人が手を入れた動きを並べると、
ぴったり一致する (下図)。

KOTAYA さんが

ここから変わっていける

と書いた 翌週 から、
本人は変わり始めた。

しかも、彼女が「整いきってない」と挙げた
その 3 点と完全に一致する方向に

KOTAYA 4/28 評の 3 点 (導線 / 収益化 / 揺れ) ↔ 5/1 以降の本人の動き。完全一致
KOTAYA 4/28 評の 3 点 (導線 / 収益化 / 揺れ) ↔ 5/1 以降の本人の動き。完全一致

ここまで揃うと、もはや偶然ではない。

ただ、これを「KOTAYA さんが未来を予言した」
と書くのは、ちょっと違う気がしている。

タイミング的に、本人 (余白ちゃん) が
4/28 の KOTAYA 評を読んでから
動き始めた可能性は十分ある。

退職を決めて本格始動するタイミングと、
ちょうど自分のアカウントを外から正確に
言語化してもらえる機会が重なった。

動くにはこれ以上ない後押しだったはず。

つまり KOTAYA さんがやっていたのは
未来予測 ではなく、現状の正確な観察 に近い。

今この人がどこにいて、どこを向いているか。
それを 50 記事分のデータと、
行間を読む眼で言語化した。

動く側にとっては、
自分が薄々感じていた方向が、外から具体的な輪郭で
返ってくるような体験だったんじゃないかと思う。

そして読者の側 (= ここでは私) にとっては、
その 25 日後を追えるだけで、

動き続けているクリエイターの
リアルタイムなドキュメンタリー

を見ているような面白さがある。

ちなみに、KOTAYA さんが 4/28 時点で挙げていた
TOP コメンター 5 人 と、
25 日後の 5/23 時点の TOP コメンター 5 人を
比べると、こんな感じだった。

コメンター TOP10 (5/23 時点)。橙色は KOTAYA 4/28 TOP5 の 5 人 — 25 日後も全員 TOP10 内に残留
コメンター TOP10 (5/23 時点)。橙色は KOTAYA 4/28 TOP5 の 5 人 — 25 日後も全員 TOP10 内に残留

KOTAYA さん観察時のコアメンバーが、
20 日経っても ほぼ全員残っている
むしろ濃度が上がっている。

人が戻ってくる場所」という表現が、
ここでも数値で確かめられる。

§4. 5月から、文体まで楽しそうになってる

§2 で触れた 5/1 のお知らせの中に、
もうひとつ大事な予告があった。

文体を変える という話。
本人の言葉ではこう書かれていた。

今までは当事者として堅苦しい感じで文章書いてたんだけど、
そのままの私の文章のほうが好きって言ってくれる人がいたので…。
できるだけ自分の言葉感??を意識した文体にします!

5 月の記事を読んでいて、
私はずっと「なんか、楽しそうだな」と思っていた。

同じ「休めない」テーマでも、
4 月までより明らかに軽くなってる。
「!!」が多い、笑が多い、
絵文字も生き生きしている。

ただ、これだけだと完全に印象論なので、
ちゃんと数値で確かめた。

記事本文 1,000 文字あたりに換算した、5 つの指標 (下図)。

文体「楽しそう」シフトの 5 指標 (1,000 字あたり) — 全部「楽しそう」方向に動いた
文体「楽しそう」シフトの 5 指標 (1,000 字あたり) — 全部「楽しそう」方向に動いた

5 つ全部、「楽しそうになった」方向に動いていた。

特に 感嘆符が 2.4 倍、笑い表現が 2.3 倍

本人が言ってた「堅苦しい感じ」からの脱却が、
句読点レベルで見える。

一方で negative 感情語は -33%

これは §3 で見た「公開セラピー仮説」の
罪悪感減少と独立した別軸の集計だけど、
同じ方向に動いている。

実際、5/1 のお知らせ記事の中で、
翌日に予告された大きな企画について、
彼女はこういう書き方をしていた。

5月ってさ、みんな4月の緊張から一変してだらけちゃわない?
そんな時にお祭りしたら楽しいじゃん!!
そんな私からお願いがあります。
みんなでいっぱい楽しんで、盛り上げてほしい!!

「お祭りしたら楽しいじゃん!!」って、
4 月までの彼女からはあまり出てこない口調だった。

「!!」連発、「じゃん」、平易な誘いかけ。

その翌日、5/2 に、彼女が note を始めて
初めて主催した大規模企画 が投下された。

それがこれ。

余白の夢応援祭り

日曜企画やマシュマロ回答のような
小さな定例企画は3 月時点から
走っていたけれど、

読者参加型の大規模企画として
打ち出すのはこれが初

本記事を含む参加記事は、
企画開始から 1 ヶ月以上にわたって
集まり続けている。

フリーランスとして本格始動を
切ったばかりの彼女にとって、

この先の動きを決めるくらい大事な一大イベント

初投下のこの記事は ♡285 で、
5 月の彼女の記事の中で最大のヒットになった。

「お祭りしたら楽しいじゃん!!」の熱量が、
そのまま読者にも届いた。

文体が変わった = 言いたいことが変わった

というわけじゃない。
中核テーマ (§1) は維持されてる。

でも 届け方の温度が、明らかに上がっている
そして 5 月のこの楽しさシフトの一番濃い結節点が、
余白の夢応援祭り」だった。

§5. でも「真面目すぎる」は、まだ地続きで残ってる

ここまで読んできて、ふと不安になったことがある。

「短くするって決めて、本当に半分削った」
「文体も変えるって決めて、感嘆符が 2.4 倍になった」
「企画もやるって決めて、初の大規模企画を立ち上げた」。

全部、ちゃんとやった

…ちゃんとやりすぎてないか?

だが実は私が一番、
彼女の「真面目すぎる」が
地続きで残ってると 確信した記事は、
5 月のではない。4 月の、これだ。

「ヒトタラヲ現象を徹底分析してみた」(4/22)。

同じ note クリエイターの
ヒトタラヲさんが主催した
「ヒトタラヲ現象」というお祭り企画に、
余白ちゃんは ちょっと変な参加の仕方 をしていた。

§5.1 これがすごい

ヒトタラヲ現象は、
参加者がヒトタラヲさんのおすすめ記事を
3 本ずつ紹介し合うお祭り。

余白ちゃんはこの企画記事の
コメント欄に集まった94 本の紹介記事を

94 本、全部読んで、
その中で挙げられた
合計 282 本のおすすめ記事を
1 本ずつ手で数えた。

私には技術がない。AI ですべてカウントすることはできない。
それなら。
自力で 1 つずつ記事を確認していけばいいじゃないか。
カウントだけでかかった時間。およそ 2 時間
そこから上位記事の読み込みとこの記事を書くのに およそ 3 時間半〜4 時間 をかけて完成させました。
正直チップをもらったところで時給換算したら最低賃金を余裕で下回る仕事量でしょう。

282 本の記事を正の字で 1 本ずつ手で数える余白ちゃん
282 本の記事を正の字で 1 本ずつ手で数える余白ちゃん

念のため言っておくと、
私 (この記事の書き手) は
note の非公式 API を叩く自作ツール
+ 形態素解析エンジン を使って
余白ちゃんの 114 記事を解析している。

同じ 282 本のカウントなら、
私のツール構成だと 数十秒 で終わる。

だから私から見ればこの手作業は、

「いや絶対無理、
2 時間も手で数えるとか正気じゃない」

と本気で感じる量。

ところが彼女は「それなら自力で」と
1つずつ数え始めて、本当にやり切った。

§5.2 でも、真面目すぎる

§1 で引用した余白ちゃん本人の言葉を、
もう一度置いておく。

真面目な人ほど無理をしてしまうのは、弱いからではない。
真面目だからこそ、限界が来るまで自分を後回しにしてしまうからだ。

これを書いた本人が、4/22 の自宅で
2 時間ぶっ通しで他人の企画のおすすめ記事を
手で数えていた。

たぶん、その時間で自分の note の有料記事を
1 本書いた方が、報酬としては
はるかに効率が良い。

「自分を後回しにしてしまう」を
自分でちゃんと書ける人が、
自分をしっかり後回しにしている。

主題と症状が一致しすぎている

§5.3 そういうとこやぞ

似たエピソードはほかにもある。

4/1 投稿の

【お知らせ】戻ると決めたのに、辞めることも決めた」(♡310)

退職予告という人生規模の
重い決断を発表したこの記事の、
いちばん末尾の追記がこれ。

30Days

退職予告と一緒に、
自分の毎日投稿 30 日達成記念
さらっと添えられている。

「30 日続けられた自分」への祝辞を
1 記事丸ごと使ってもいいくらいの
節目を、PS で済ます。

本題はもっと重い決断のほう。

退職という決断を出す勇気と、
自分への祝辞を PS にしまう奥ゆかしさが、
同じ記事に同居している。

そういうとこやぞ

と読みながらつぶやいた。

§5.4 でも、そのひたむきさには惹かれる

ヒトタラヲ分析記事の話に戻る。
あれだけ大変な手作業をやってのけた動機を、
彼女自身は記事の中でこう書いている。

ですが、それだけ このお祭り騒ぎに参加する人たちに参加した証と思い出を残したかった んです。

報酬じゃない。効率でもない。

お祭りに参加した人たちに、
参加した証を残したかった

これを読んでしまうと、

真面目すぎる

とツッコミを入れた口がそのまま

いや、そういうとこ、好きだ

って言ってしまう。
実際、あの記事のコメント欄も、
よく似たトーンの言葉で埋まっている。

ヒトタラヲ企画への参加が結果的に、
5 月の自分の企画 (§4 の「余白の夢応援祭り」) を
立ち上げる前哨戦になっていたとも読める。

他人のお祭りに全力参加した経験が、
自分のお祭りを開く時のリズムになっている

しかも面白いのは、
あの記事の中で余白ちゃんは
ヒトタラヲさんの戦略を
自分で 3 つに分解 していたこと。

【○○分で読める】で先に時間を伝えることで、閲覧数が伸びる傾向があるのではないでしょうか
『たとえ話』にアニメなどよく知られたものを用いることによって読み手の『自分事化』につなげる意図がある
月額 100 円という低いハードルで一体感を作る

手作業で 282 本数えながら、 並行して

なぜヒトタラヲさんに人が集まるのか

を自分なりに言語化していた。

そして 5 月以降、彼女はこの

自分で分析した 3 つの戦略を、
自分の note で順に実装 し始めている。

  • 時短タイトル戦略 → 5 月に「【○分 (半) で読める】」系タイトルを 12 本投入

  • アニメキャラの自分事化 → 「磯野〜野球しようぜ!が現代では通用しない理由」「のび太みたいな生き方」「のび太君がいないドラえもんは成り立つのか」

  • 読者を仲間として迎え入れる → 5/2 の 余白の夢応援祭り + 5/13 以降の 紹介リレー 5 本連投 + メンバーシップに 月額 100 円の「超見習いさんプラン」 を追加 (元は 300 円プラン 1 本だけだった。100 円記事の読み放題は外して、ハードルだけ下げた設計)

つまりあの記事は、
手作業で 282 本数えた
「すごい」だけじゃない。

ヒトタラヲさんの成功要因を自分で言語化して、
翌月にはそれを自分のスタイルで
実装するところまで行ってた

「成功者を真似しろ」と本人が言ってる
ヒトタラヲ哲学を、余白ちゃんは本当に
真似して取り入れようとしている。

めちゃくちゃ「ちゃんとしてる」のだ。
真面目だ、、真面目すぎる。。。

そ・う・い・う・と・こ・や・ぞ

それでも、彼女のこの愚直さは、
余白ちゃんが読者を惹きつけてやまない要素の
1つなのかもしれない。

§5.5 ただし、ここで気をつけたい

ここで、私 (書き手) が立ち位置を 1 行だけ開示する。

私は彼女のこういうひたむきさを
応援したいけど、応援しすぎたくない

「すごい!」と言いすぎると、本来

真面目すぎて休めない

と書いてた彼女に対して、
「もっと頑張れ」を上書きする ことになりかねない。

それは §1 で見た中核テーマに逆行する。

だから、ああいう記事は

「すごい、でも、ちょっとだけ休もうな」

くらいの温度で読みたい。

§5.6 それを踏まえて、改めて

そういう温度で 5 月を見直すと、
文字数を 1 記事 -43% に削った彼女の選択は、
ますます大事に思えてくる。

「短くする」って決めて、本当に削った。
5 つの予告全部を実装 した。
しかも全部の数字が良くなった。

ループは終わっていない。
終わっていないんだけど、5 月の彼女は、

そのループの中で自分のリズムを少しずつ作り直し始めている

それが見えるだけで、私は十分嬉しい。

§6. なぜ、私はこの記事を書いたのか

最後に、書き手の立ち位置を 1 つだけ開示しておきたい。

実は、クリエイターさんを腰を据えて分析するのは、
私にとって今回が初めて

普段は note の非公式 API を叩く
自作ツールを書いている技術寄りの人間で、
分析の手法そのものは、KOTAYA さんが公開している

「徹底解説マニュアル」 (有料記事) を買って覚えたばかり。

なので、この記事は私にとって最初の 習作 でもある。

ただ、改めて状況を整理するとこういうことになる。

  • メソッドの配布者本人 (KOTAYA さん) が 一度ちゃんと分析記事を出している クリエイター (余白ちゃん) に対して

  • 私はその KOTAYA さんから 買って手に入れたばかりの本家の手法

  • 同じ対象同じテーマ で書いている

文字に起こしてみたら、
たぶん 尋常じゃないハードルの高さ
正気じゃない蛮行

でも最初の実践は、やっぱりこの順で行きたかった。
本家の手法を、本家が実際に向かった題材で、
25 日後の差分だけ自分の手で埋めながら追ってみる。

外せない縛り を最初に置いた方が、
初心者としては学べる気がした。

唯一、私にとって有利だったのは、
余白ちゃんの最も大きなターニングポイントが、
KOTAYA さんの分析記事 (4/28) よりも後 にあったこと。

フリーランス本格始動の宣言 (5/1)、
初の大規模企画の立ち上げ (5/2)、
そして文体まで変えたあの一連の動き。

これがもし
KOTAYA さんの記事より前に起きていたら、
私の習作はただの 劣化コピー
にしかならなかった。

こればかりは、めぐり合わせ。
note の神さまに感謝しておこうかな。

KOTAYA さんが 4/28 に
余白ちゃんを丁寧に分析して、

その 4 日後に余白ちゃん自身が 2 時間かけて
282 本のおすすめ記事を手で数え (§5)、

その 9 日後に 5/1 のお知らせ記事で
全方位の運用変更を宣言した。

動き続けているクリエイターを
リアルタイムに記録する
には、
最初の題材としてこれ以上ないタイミングだった。

観察の連鎖 — KOTAYA さんが観察した → 余白ちゃんが動いた → Marie が追いかけた
観察の連鎖 — KOTAYA さんが観察した → 余白ちゃんが動いた → Marie が追いかけた

KOTAYA さんがやっていた

まず読む → そのあと数字で答え合わせ

というやり方を、
私もそのまま踏襲した。

読みながら気になった箇所を
数値で確かめる。違ったら直す。
残った輪郭が、この記事になっている。

KOTAYA さんがいて、
余白ちゃんがいて、
その 2 人の間で起きていることを
25 日後にもう一度なぞった私がいる。
この記事は、その観察の連鎖の
1 ピースのつもり
で書いた。

「応援するけど、応援しすぎたくない」を込めて

§5 でも触れたけど、もう一度書く。

余白ちゃんの中核テーマ (§1) は

「真面目すぎる人ほど、休めない」 で、

それは note 全体の主題でもあり、
本人の自己診断でもある。

その人に向けて

すごい!もっと頑張れ!

と書くのは、たぶん逆効果になる。
応援が「ちゃんとしなきゃ」の
上書きになってしまう。

だからこの記事では、

5 月の戦略全勝も、
KOTAYA 評の的中も、
楽しそうシフトも全部

「彼女が自分のリズムで動いている結果」

として並べた。

私が外から焚きつけたわけじゃないし、
これからも焚きつけるつもりはない。

ただ、

「動いていること自体は、ちゃんと見ている人がいる」

ということだけは、伝えたかった。

余白の夢応援祭りへの参加宣言として

この記事は冒頭にも書いた通り、
余白ちゃんが 5/2 に立ち上げた初の大規模企画

「余白の夢応援祭り」

への参加記事です。

彼女が今後やりたいこととして掲げているのは、

キャリアコンサルタント資格の取得

ライターとしての独立

「真面目すぎて休めない」当事者が、
休み方を翻訳しながら、
同じ生きづらさを抱える人を
支える側に回ろうとしている。

5 月のフリーランス本格始動 (5/1 のお知らせ) は、
その夢への最初の一歩でもある。

その一歩を、外から数字で見届けた人間として、
1 票を投じておきたい

余白ちゃん、5 月の数字、全部良かった。
くれぐれも頑張りすぎず、
そのリズムで続けてくれたら、
私はずっと観察してます。

おわりに

ここまで読んでくれてありがとうございました。

私は普段、
「真面目すぎて休めない」
のタイプではない人間です。

なんならプログラマーらしく、
「怠惰であるために勤勉」
「楽するための努力は惜しまない」タイプ。

それでも余白ちゃんの言葉には
とても共感できました。

どっちかっていうと、
「そうそう、それでいいんだよ。」みたいな、
母ちゃんムーブ的な共感のほうが
多かったかもしれませんが笑

「休んでもいい」が、
自分のための言葉ではなくても、
近くにいる誰かのための言葉として、
ちゃんと残ります。

そして 5 月の彼女の変化は、
同じテーマを書き続けてきた人が、
自分のリズムで一歩を踏み出す
というお手本でもありました。

変わるのは、いきなりじゃなくていいんだな

と思える節目を、ちゃんと書き残してくれた。

114 記事のどれか 1 本でも気になったら、
余白ちゃんの note を
ぜひ読みに行ってみてください。

短い記事も増えたので、
入り口はたくさんあります。

そして、余白の夢応援祭りに
参加した他の方の記事も、
企画ハッシュタグ

#余白の夢応援祭り

から辿れます。みんなで楽しんで
盛り上げる側に、よかったら一緒に。


関連リンク

本記事で引用した記事と、
深掘りに使える参考リンクをまとめておきます。

余白ちゃん (@yohaku_work) のアカウント:

KOTAYA さん (@kotaya_log) のアカウント:

ハッシュタグ: #余白の夢応援祭り

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