休職中のココロの中│休んでいるのに休まらない日、私は何に追われていたのか
―休職中なのに心が止まらなかった理由を、あとから少しずつ言葉にできた話
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休職に入れば、少しは楽になると思っていました。
朝の緊張も、仕事のことを考えて苦しくなる時間も、いったん止まるはずだと思っていました。
でも実際は、休んでいるのに休まらない日だらけでした。
家にいても心は落ち着かない。
横になっていても、頭の中だけが動き続ける。
休むための時間なのに、なぜか休んだ気がしない。
今振り返ると、追われていた相手は予定でも仕事でもありませんでした。
私を追い立てていたのは、休んでいる自分を責める自分自身の気持ちだったのです。
本記事のライター:余白ちゃん
不安障害と双極性障害の波を抱えながら、働くことについて発信しています。メンタルヘルス関係の記事や実際の当事者目線の記事を執筆しています。
精神疾患の悪化のため、休職しましたが、4月7日に復職した経験のもと書いています。
休んでいるのに休まらない理由
休職中のつらさは、体のつらさだけではありません。
特に苦しかったのは、止まったあとにあふれてきた気持ちでした。
頭の中で止まらなかったもの

休んでいるのに休まらない日、頭の中では何度も同じことが回っていました。
職場に迷惑をかけているのではないか
みんなは働いているのに、自分だけ止まっていていいのか
休んだまま戻れなくなったらどうしよう
復職したあと、周りにどう見られるのか
まだ働けるのではないか
何もしていない自分はだめなのではないか
体は家にあっても、心はずっと職場の近くにいました。
休職届を出したあとも、仕事から完全に離れられた感じはしませんでした。
おそらく休職期間の半分を過ぎるくらいまではずっとこの仕事と切り離されない感覚と戦っていたと感じています。
休みなのに休みではない。
止まったのに、止まれていない。
あの感覚が、今思い返すといちばん苦しかったです。
私が本当に追われていたもの
休職中、何か大きな出来事が毎日起きていたわけではありません。
むしろ、何もない日ほど苦しさは強くなりました。
予定がない。
急ぎの連絡もない。
休んでいいはずの時間がある。
それでも気持ちは落ち着きませんでした。
理由は単純で、
私は長い間、頑張っている自分でしか、自分を認められなくなっていたからです。
朝早く起きて、休み時間もろくに取らず、夜まで動き続ける。
職場にいない時間まで、職場のことを考える。
「私がやらなきゃ」
「まだ頑張れる」
そう思って動くことが、いつの間にか当たり前になっていたんです。
だから休職しても、急に心だけ切り替わることはありませんでした。
仕事をしていない自分を見るたびに、頭の中のどこかが言うのです。
休んでいていいの?
みんなは頑張っているのに。
まだやれるのではないの?
追われていたのは、仕事そのものではありませんでした。
頑張らない自分には価値がないと思い込んでしまった感覚に、私はずっと追われていました。
休職中にいちばんしんどかった時間

いちばんつらかったのは、何かをしている時間ではなく、間違いなく、何もしなくていい時間です。
休むために家にいるのに、休み方がわからない。
趣味を楽しもうとしても、心がついてこない。
動画を見ても頭に入らない。
少し横になっても、罪悪感が先に来る。
「休めば楽になる」と思っていたのに、実際は違いました。
休むと、今まで見ないようにしていた不安が前に出てきます。
特に大きかったのは、復職への不安でした。
戻ったら何を言われるのか
前のように働けるのか
また同じように苦しくならないか
職場の空気に耐えられるのか
休職中なのに、気持ちはもう次の不安に引っ張られていました。
まだ戻ってもいないのに、頭の中だけが先に職場へ向かってしまう。
休んでいるはずなのに休まらない日は、たいてい未来への不安が強い日でした。
休めない自分を責めなくてよかった
今なら少しだけわかります。
休んでいるのに休まらなかったのは、休み方が下手だったからではないです。
それだけ長い間、気を張っていたからです。
止まったあともすぐには止まれないほど、心がずっと緊張していたからです。
真面目な人ほど、休むことに罪悪感を持ちやすいです。
責任感が強い人ほど、何もしていない時間に苦しくなりやすいです。
働くことに全力だった人ほど、止まった自分をうまく受け止められません。
だから、休めない日があること自体を責めなくてよかったのだと思います。
休職中に必要だったのは、
「ちゃんと休まなきゃ」と自分を追い込むことではなく、
「休めないくらい、今まで無理をしていたんだな」と気づくことでした。
休んでいるのに休まらない人へ伝えたいこと
休んでいるのに休まらない。
何もしていないのに苦しい。
横になっているだけで、自分がだめになったように感じる。
そんな日があっても、変ではありません。
むしろ、そこまで気を張って生きてきた証拠なのだと思います。
頑張れなかった証拠ではなく、頑張り続けてきた証拠です。
休職中は、元気になるだけの時間ではありません。
自分がどれだけ無理をしてきたかを、少しずつ知っていく時間でもあると思います。
すぐに気持ちが軽くならなくても大丈夫だし、
休んでいるのに休まらない日があっても、大丈夫。
頭だけが働き続ける日があっても、大丈夫。
休職を終えた私が責任をもって言います。
全部、大丈夫。
追われていた相手が何だったのか、すぐに全部はわからなくてもいい。
ただ、ひとつだけ言えることがあります。
休めない自分を責めなくていいんです。
休めないほど、ずっと頑張ってきたのだと思っていいんです。
まとめ
休んでいるのに休まらない日、私を追い立てていたのは仕事そのものではありませんでした。
迷惑をかけているという申し訳なさ
何もしていない自分への焦り
頑張らない自分を認められない気持ち
復職への不安
止まることへの怖さ
心が休めなかった理由には、ちゃんと意味がありました。
休職中にうまく休めない人は、弱いのではありません。
それだけ長く、強く、気を張ってきただけです。
だから今日は、少しだけ思ってみてください。
休めない日がある私も、だめではない。
まだうまく休めなくても、回復に向かう途中にいる。
そう考えられるだけでも、十分です。
この先はおまけ部分です。
自分の気持ちに正直になって赤裸々に内容をつづっています。
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