西武多摩川線 ~ 今昔物語
定点撮影をやってみました!
今回はいきなり「今昔物語」なんてタイトルが付いていますが、写真を使ってタイムスリップをやってみました。
タイムスリップ?なんのこっちゃ??
簡単に言ってしまえば現在と過去の定点比較撮影の事ですね。
定点撮影って時間差があればあるほど面白いもので、5年差くらいだとあまり差が見られなかったりしますね。逆に30年差くらいあれば、かなり変化の量も大きいので面白味が増してくるというものです。
今回は長年のライフワークでもある「西武多摩川線」の画像を使って定点比較撮影を行ってみました。
激変した武蔵境駅

今回ご紹介する写真の中において最も変化が大きかったのが、起点駅でもある武蔵境でしょう。
約30年前はホームが地上にあり、JR中央線と同じホームが使われていました。そのため乗り換えも実にスムーズ!
だったのですが…
現在は中央線も西武多摩川線も高架化され、ホームも別々になってしまいました。乗り換えるには一度階段を降りて連絡改札口を通り、再び階段を上がります。まぁ鉄道会社が異なるわけなので現在では当たりまえの方式ですね。
こちらはほとんど変化無し!

ここは新小金井駅にほど近い場所ですが、それぞれの時間差は約35年!
にもかかわらずほとんど変化が無い事に驚かされます。
違いといえば背後の木々と車両くらい?
ちなみに下の写真に写っている車両(101系)は上の写真に写っている車両(551系)の色を復刻した「赤電」とよばれるものです。
美しい外観になった多磨駅

西武多摩川線の駅舎でもっとも新しいのが多磨駅です。
駅周辺の再開発に伴って駅を利用される人の数が大幅に増えたため、2018年(上の写真)から2020年(下の写真)に駅舎新築工事が行われました。
そう、上下の写真の時間差はわずか2年なのです。
駅舎が変わっただけで写真全体の印象が大きく変わったのがわかるかと思います。駅舎工事によって桜の木が伐採されてしまったのが残念でしたね。
近い将来、駅から徒歩3分の場所に三井ショッピングセンターが出来る予定となっています。
車両が変わった西武多摩川線

これは西武多摩川線を走る車両の定点比較となります。
上のモノクロ画像は約35年前に「北多磨」駅で撮影をしたもの、下は現在の「白糸台」駅で撮影をしたものとなります。
ん?同じ場所なのに駅名が違う??
そう、駅名もこの35年の間に変更されていたのです!
こんな事があるからこそ、写真って面白いんですよね。
そしてさらに!
来年の今頃にはここに写っている黄色と赤い101系電車も引退する予定となっており、新しい7000系がやってくる事になっています。
となると、1年後には新しい定点写真が加わる事になりそうですね。
写真は作品ばかりではなく「記録」としての役割も果たしています。
今この瞬間に撮影をした景色は来年、5年後、10年後、30年後には大きく変化を遂げていくかもしれません。
もしご自身が撮られた風景写真で今も撮り直しが出来るような場所があれば、ぜひ一度定点撮影に出向いてみてはいかがでしょうか?
街の景観は自分が思っている以上に変化のスピードが速い事に気づかされるかもしれませんね。
それでは、また!
