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西武多摩川線 ~ 小春日和

僕のライフワークでもある西武多摩川線沿線における鉄道情景撮影
それはいわゆる一般的な「撮り鉄」とは違って、鉄道車両を主体としない季節感のある情景写真を表します。

よく訪れるのは新小金井駅と多磨駅の間にある武蔵野公園や野川公園。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は殺風景な雑木林など、季節とともに様々な表情を見せてくれる広大な公園です。
「東京の郊外にもこんな素敵な場所があるんだ」ってよく言われますが、地元の住民にとっては憩いの場所でもあったりします。

冬の午後、真っ赤に染まった楓の葉がとても美しかったです

この写真は撮影に出向く前から頭の中でイメージを組み立てていたものですが、人の動きってなかなか思うようにはいかなかったりしますよね。
犬を散歩している人が来ないかな、とか高齢のご夫婦がゆっくりと通り過ぎてくれないかな、など様々なシチュエーションを求めてはいるものの、絶対にその通りにはいきませんね。

この色づいた楓の葉も落葉によって日々その表情を変えていきますし、太陽の光が当たる角度も時間によってどんどん変化をしていきます。太陽が雲に隠れてしまったら終わりですしね…
そして何よりも遠くを走る電車がタイミング良く来てくれるかどうか。
(電車が画面内のどこを走っているかわからないくらい小さいですが…)

その限られた時間と日々の中において、人の動きまでも予想しながら1つの画面を切り出すとなると、もう「運」しか無いだろう!って思ったりするものです。

このワンシーンは何日か通ってようやく撮る事ができたものですが、僕としてはかなりお気に入りの作品となりました。
撮り終えた瞬間は「あ~やっと解放された~」っていう感じだったかな(笑)
これなら線路脇で電車だけを撮っていた方がはるかに楽だったりしますが、僕が作品に求めている方向性はそこじゃないんですよね。

写真を眺めながら、その場にいるような空気感のある作品を求めて僕はこれからも撮り続けていきたいと思っているところです。

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