中東リスク再燃、防衛3兄弟に続くセンサー技術・計測技術・商社輸送機|防衛関連出遅れ10社
この記事はこんな人に読んでほしい
防衛関連株に興味はあるけど、三菱重工やIHIはもう高すぎて手が出ないと感じている人
中東情勢のニュースを見るたびに「防衛株、今から買えるのはどこだ」と気になっている人
中小型株の中から、輝く出遅れ銘柄で見つけたい人
著者はこんな人:ばんこく(@lukehide)
投資歴25年、増配株投資で『FIRE』した個人投資家
FXで5,000万円を溶かした過去から増配株投資へ転身し、毎月30万円の配当で『夢の配当金生活』
NYC・シンガポール・香港での海外駐在、外資系IT勤務を経て、資産の30%は米ドルでリスクヘッジ
夫婦でバンコクと横浜の2拠点をバランスよく往復しながら、「入金力×運用力×時間を味方に」
「孤独に投資する人」が気軽に集まれる『メンバーシップ』運営中
2026年7月に入って、中東情勢がまた揺れとる。
トランプ大統領がイランとの停戦を「終わった」と表明して、ホルムズ海峡の再封鎖にまで言及したんは記憶に新しいわな。原油も一時急伸して、地政学リスクってやつが久しぶりに市場の主役に戻ってきとる。
こういうときに真っ先に名前が挙がるんが、三菱重工業・川崎重工業・IHIの防衛三巨頭や。せやけど、この3社はもうとっくに評価されとる。三菱重工は高市政権発足以降、上場来高値を更新し続けとるし、川崎重工・IHIも防衛装備品の受注実績を背景に長らく物色されてきた。
今から「防衛株を買うぞ」言うて三菱重工に飛びついても、正直ワイは魅力を感じへん。すでに知られとる本命に、今さら乗る旨味は薄い。
ほな、どこを見るべきか。ワイが今回注目したいんは、防衛というテーマに確かに関わっとるのに、株価がまだそこまで評価されとらん中小型の10社や。艦艇のレーダーやソナーを支える技術屋、ロケット推進薬の原料を独占供給する化学メーカー、防衛関連機器を扱う地味な商社。
どれも「防衛関連」言われてパッと顔が浮かぶ会社やないと思うけど、防衛予算の拡大と、2026年4月に決まった防衛装備移転三原則の改定(殺傷能力のある装備の輸出解禁)っていう追い風は、大手だけやのうて、こういう脇役企業にもちゃんと届いとる。
しかも、この10社は配当利回りもバラバラや。高いところで4%超え、低いところは1%未満。この差自体が「まだ市場に評価されとらん証拠」やとワイは見とる。
今回は10社まとめて並べるだけやのうて、「艦艇の目と耳を担うセンサー技術株」「防衛を支える特殊素材・計測株」「商社・輸送機・情報表示の縁の下株」の3グループに分けて、それぞれの立ち位置と配当のクッション具合を整理していく。三巨頭の次に来る"第4の男"を、一緒に探していこか。
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今回の10銘柄は、ばんこく(@lukehide)が開発した『AI-テーマ銘柄スカウター|ばんこく式』でスクリーニングした銘柄だ。テーマの旬度・事業関与度・財務健全性を独自基準で評価し、テーマ便乗銘柄を排除して、本当に直結する銘柄だけを残している。マスター・プレミアム会員は無料で使えるので、ぜひ自分の目で試してほしい。
【有料部分でわかること】
✅ 三菱重工・川崎重工・IHIの防衛三巨頭を今あえて外す理由と、防衛関連株の評価軸がどう変化しているか
✅ 艦艇・航空機のセンサー技術、特殊素材・計測、商社・輸送機の3グループに分けた出遅れ10銘柄の実像
✅ 各銘柄のPER・PBR・配当利回りと、それぞれの「配当クッション」の強さの違い
✅ 防衛テーマが冷めた局面で、どの銘柄がダメージを受けやすく、どの銘柄が下値を支えられるか
第1章 なぜ今、防衛関連なのか
1-1. 中東情勢の再燃という直接のトリガー
2026年に入ってからの中東情勢は、2月末の米国・イスラエルによるイラン攻撃、3月のホルムズ海峡封鎖、4月の一時停戦、そして7月の再燃という具合に、何度も緊張と緩和を繰り返してきた。
2026年7月8日には、トランプ米大統領がイランとの停戦を「終わった」と表明し、ホルムズ海峡の再封鎖にまで言及したことで、市場は一気に地政学リスク一色になった。WTI原油は週の前半に一時76ドル近辺まで急伸している。
証券各社は依然として強気な株価見通しを維持しているが、その前提は「ホルムズ海峡の封鎖が長期化しない」ことだ。裏を返せば、この前提が崩れたときにこそ、防衛関連というテーマが本領を発揮する局面になる。
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