あなたに詠む短歌〜マスクドnoteあけおみ賞🏆〜
本田すのうさんの人気企画、マスクドnote。
「作者名を伏せて書いた文章は、読者に“誰の作品か”当てられるのか?」という企画に、私も覆面作家として参加しました。
私の作品は、「【掌編小説】開けにくいおみやげ」、略して「あけおみ」です。
「亜麻布の作品だ!」と当ててくれた方、そして、「誰かわからないけど、この作品好き!」と思ってくださった方に感謝の気持ちを込めて「あけおみ賞」をご用意しました。
「あけおみ賞」の内容🏆
・皆さんの作品を一つ拝読
・作品に関する短歌をプレゼント
・短歌はご自身でプロフィールや記事宣伝に使って頂いてOK
※その際、亜麻布が作った短歌と明記しなくてもOKですが、ご自身で作った短歌と言うのはNGとさせてください🙇
それでは皆様の作品と短歌を合わせて紹介いたします。
読者の方は、私の短歌なんてなくても作品自体が素晴らしいので、ぜひリンク先に飛んでいただければうれしいです!
櫻庭みゆさん
地図のない旅で右折をするひとに見える一粒だけの耀い

人生に地図はないけれど、直感に従っていこうと思えて、姿勢が伸びるエッセイでした。「耀う」とは、川がキラキラと強く光ること。私の好きな言葉です。真っ直ぐ行こうとした道を右に曲がるような人生の決断は、大きな川の流れの中で一瞬の煌めきになることを表現しました。
はそやmさん
あの時にあなたが私の手を引いた温度で過去までほどけていった

お母様との過去と今がつながるエッセイに、涙が滲みました。私はこの過去と今を繋ぐものは「手の温度」であると感じました。あの時にお母様を求めて泣いていた幼い手で、じんわりとほぐされていく。この手の温度があったからこそ、きっと過去の葛藤も解けていったのだ……そう思えました。
マイトンさん
消えていくものほど光を当てたくてシーサーの目にうつるふるさと

旅の「寂しさ」をテーマにした作品は拙作「開けにくいおみやげ」と重なっていて、個人的に親近感を覚えました。エンタメの中に叙情があって、マイトンさんの作品集欲しいな、と思えました。『ばいばい寂シーサー』は元は言葉遊びかもしれませんが、きっとシーサー自身もふるさとを思っているのかな……と想像して詠ませていただきました。
髙塚しいもさん
その声にあなたとわたしが宿るから再び生きるの意味で再生

ビデオを映すことを、何気なく「再生」と呼んでいますが、しいもさんのこの作品を読んだ上で「再生」を考えた時、震えました。再生とは、再び生きること、生き直すこと。それはお父様でもあり、しいもさん自身でもあり、お母様、しいもさんのご家族でもあり……本当の意味での「再生」だったのだな、と思いました。
コッシーさん
薄明があどけない手で包まれて紫の花は手毬のかたち

「薄明」とは、太陽が沈んだ後(もしくは太陽が出る前)に空がほの明るい時間帯のことです。Twilight(トワイライト)と訳される方がわかりやすいでしょうか。薄明に空が一瞬紫になる瞬間は美しく、地球に生まれてよかったと思えます。コッシーさんの作品は、この薄明の空が一瞬紫になる瞬間のようだと思いました。(#ちなみにあけおみ賞のネーミングはコッシーさん)
極夜さん
白銀が街に私に火をつけて煙れるほどによろめいていく

極寒の北海道の旅と、婚約者への熱情を描いた美しく官能的なエッセイ。読んでいる私もよろめいてしまいそうでした。冷たさと熱さは一見正反対のように見えますが、冷たさでも火傷することはあると気づきました。氷が解けていく時に煙が立っていく、そのイメージで詠ませていただきました。
波さん
秋空に届いた声は気まぐれに昼間の星を見せたりもする

変わりゆく秋空と、お嬢さんの推しへの想いが重なる示唆深いエッセイ。誰かを推して応援することは、天高い秋空に声を届けることに似ている、と私も思います。秋空のように、推す方も推される方も動きたいように動くけれども、きっとその先には昼間の星が見えるような、奇跡的に交わる瞬間があるんだろうな……そう思えました。
以上です!
作者の皆様、本当に素敵な作品を預けていただきありがとうございました。
読者の皆様は読んでいただきありがとうございました。もし好評でしたら副賞関係なく感想短歌は続けていければと思います。
まだ副賞自体は締め切ってないのでマスクドnoteの副賞ご希望の方は「開けにくいおみやげ」の感想とご自身のご希望の作品を当該コメント欄(もしくは「開けにくいおみやげ」のコメント欄)に送ってください。
引き続きよろしくお願いします。
第一回マスクドnote副賞記事はこちら
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