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感想短歌「よむよむ」〜創作大賞編〜その14

ごきげんよう。
創作大賞の作品を読んで、感想を短歌で詠む試み、「よむよむ」をしております。

上記の記事にコメントいただいた方、本当にありがとうございます。お預けいただいた作品を並行して読んでいます。読了後、短歌を準備できた方から3人〜4人ずつ掲載します。(コメント順ではなくて申し訳ありません)

それでは皆様の作品と短歌を合わせて紹介いたします。

読者の方は、短歌を読んで「どんな話だろう?」と気になってもらったらこんな嬉しいことはありません。ぜひリンク先の素晴らしい作品をお楽しみください。


冬海凛さん

殺人鬼の値段

漆黒の瞳は罪を貫いて友の名前の輪郭に添う

凄惨な大量殺人事件に立ち向かう検事の笹嶋優花。極刑すらも罰にならないと考える優花は、ある方法を考えます。心が痛む場面もありますが、現実にこのようなことは起こっています。殺人犯に適切な罰を、と思うその気持ちの根本には被害者を「人」として尊重する思いがあると感じました。被害者が「◯人」ではなく輪郭があり、人生がある名前なんだ、その気持ちに寄り添った彼女をイメージして詠ませていただきました。

手前の向こう側さん

世界で一番綺麗なあなたへ

花びらを重ねたような年月の色をわたしはただのせるだけ

元地方局アナウンサーの六十歳藤原雅は、同い年のビューティーアドバイザーである飯田あかりに嫉妬心を覚えながらも心惹かれていきます。歳を重ねるにつれて皺も増えてきますが、赤を選びつづけてきた雅にとって、その皺は薔薇の花びらなのではないかと思いました。それを教えてくれたのが、あかり。控えめな、「のせるだけ」で雅自身の美しさが際立っていると思います。

Blue Jamさん

小笠原に行ってきた。【創作大賞2026】

透明なふりで隣にいた君が見えなくなるまで手をふっていた

Blue Jamさんの小笠原旅行記。Blue Jamさんの文体は淡水のようにあわいのですが、読み進めてみると、さまざまなおどろきがあって、まるで隣で一緒に旅をしているみたいだと思いました。最後のところも淡々と書いていたんですけれども、いや、これは私だったら感極まってるなあ……と、隣で鼓動を聞いているような気持ちになりまして詠ませていただきました。

ゆーしんけん【エンタメ万歳!】さん

整体師とお坊さんとカカシ

滝壺に宇宙の端が落ちてきて灼熱の星 腕をひろげる

私がこの作品に感じたのは宇宙のエネルギーが、整体という行為につながっていること。舞が受け継いだ「青光」とは宇宙の端なのだと思いました。そのエネルギーを得ているから、人の、人間の歪みそのものを整えて、秩序を直していく。それは癒しでもあり、痛みを伴うものでもある、私はそう解釈しました。流れ落ちる滝の映像、青い光の印象を強烈にイメージじてこの短歌を詠ませていただきました。


以上です。

今回をもちまして、お約束した作品に関しましては、感想短歌「よむよむ」し終えました!(43首)

皆様、心から素敵な作品を預けていただき、本当にありがとうございました。

もう少し応援期間が続いているので、私自身の作品の感想をいただいた作品を中心に読んでいこうと思います。短歌になるかはわからないのですが、可能な限り、何らかの形で言葉を残していこうと思います。また、短歌を詠みたい作品に出会った場合、私からお声がけして、許諾のもとで公開させていただくこともございます。

皆様からのコメントや短歌の感想記事がとても励みになっておりまして、大変ありがとうございます。お返事が滞っててしまい申し訳ないのですが、ゆっくりお返事しています。

画像はcanvaで作っています。写真素材、フォント、配置などを考えるのをとても楽しませていただいています。画像をダウンロードして保存・SNSシェアするの全然OKなのでぜひ持って帰ってくださいね!

ここまで読んでいただいてありがとうございました!
引き続きよろしくお願いします。

<感想短歌「よむよむ」マガジンはこちら↓>

(参考)私の創作大賞応募作品

私自身は、お仕事小説1本と、エッセイを6本出しています。
エッセイはあくまでも前座(それにしては多いな……)、お仕事小説の独演会です。


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亜麻布みゆ📕言の葉みゆフィーユ チップのご検討、ありがとうございます。 3歳児を育てつつ、スキマ時間に創作を続けています。 いただいたチップは、家事の時短や創作時間の確保に使わせていただき、より楽しい文章をお届けする力に変えていきます。応援が本当に励みになります。