感想短歌「よむよむ」〜創作大賞編〜その7
おはようございます。
創作大賞の作品を読んで、感想を短歌で詠む試み、「よむよむ」をしております。
上記の記事にコメントいただいた方、本当にありがとうございます。お預けいただいた作品を並行して読んでいます。読了後、短歌を準備できた方から3人〜4人ずつ掲載します。(コメント順ではなくて申し訳ありません)
それでは皆様の作品と短歌を合わせて紹介いたします。
読者の方は、短歌を読んで「どんな話だろう?」と気になってもらったらこんな嬉しいことはありません。ぜひリンク先の素晴らしい作品をお楽しみください。
犬。さん
短編小説『月に臨む』
あの旅のことは覚えていないのに生命線と呼ぶ綱の跡

童話調の短いお話を、読み終わったとき、気がついたら涙がこぼれていました。ネタバレはできないけれども、覚えていないだけでこの旅を経験してきているんだろうな、と。私が最も印象に残ったのは「命綱」でした。そういえば、私たちの手にはしわがついていて、その一つを「生命線」と呼ぶなあ…..と思い当たりました。
岡埜 由木古(偏光)さん
マダム・タデイのN語教室
さかさまの鈴蘭だから注ぐほど秘密も罪もこぼれてしまう

お隣に越してきた異国の奥様、ステファニーにN語を教えるタデイ夫人。コミカルな話の運びの中で、ステファニーの美しさが際立っていました。ステファニーは公園に咲く鈴蘭をイメージしました。逆さまのコップのような形をしているから語らずにはいられなかったんだろうな、とその心境を短歌にしてみました。
前回「よむよむ」で詠ませて頂いた「一個人Mix Law」と世界線は同じで別の目線から書かれています。「マダム・タデイのN語教室」から読むとまた新しい見方ができそうです。
上記の記事で、企画をご紹介いただいています。ありがとうございます!
伊賀本 響さん
折り目
丸めるとつぶれてしまう折りすじを飛行機雲の白さで描く

note上では連載中の作品を読ませていただきました。私も含め多くの人が共感できる恋愛の悩みが描かれていますが、どの章から読んでも爽やかな読後感です。すれ違いを「折り目」と表現していますが、それは二人がちゃんとしているから、紙は筒状にするとかえって外圧に弱くなってしまうからあえて折っているんじゃないか、やがてすれ違いが消えていきますように……という願いを込めて飛行機雲と詠ませていただきました。
今回は以上です。
「よむよむ」もその7(21首)まで来ました。皆様からのコメントや短歌の感想記事がとても励みになっておりまして、大変ありがとうございます。お返事が滞っててしまい申し訳ないのですが、ゆっくりお返事しています。
「よむよむ」は、一旦新規を5月15日(金)23:59に締め切ることにいたしました。完結してなくても予約という形で問題ありません。ご希望の方はぜひ何卒宜しくお願いいたします。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
引き続きよろしくお願いします。
(参考)私の最近の創作大賞応募作品
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